山下ふみこオフィシャルブログ
道路整備
2023.08.22
高尾山古墳の道路整備の入札参加申請
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00142/01670/
静岡県沼津市は、都市計画道路沼津南一色線の建設予定地に見つかった古墳を橋とトンネルの併用でよけて、保存と道路建設を両立させる。古墳と宅地に隣接する厳しい現場環境に対応する技術提案を求め、1期工事を設計と一括で発注する。2023年9月1日まで入札参加申請書を受け付けている。
市教育委員会などによると、古墳時代初期の東日本で最大級の古墳だ。市道の整備や宅地開発の影響で、築造時の敷地の27%は失われているものの、文化財としての価値は高いという。
2022.05.25
ゾーン30プラスの整備
5/24厚木市の「花園町地区のゾーン30プラスの整備」の視察に同行する。ちょうど沼津河川国道事務所の方も現地で合流。
H28・警察により「ゾーン30」に指定され、国交省より「生活道路対策エリア」に選定。
H29~「ゾーン30」(生活道路として歩行者や自転車の安全対策のため区域規制30㎞/h)をしてきたが事故が減らず、R3年8月に「ゾーン30プラス」に県内初指定。
ゾーン30プラス
道路管理者と警察が検討段階から連携しながら、最高速度30km/hの区域規制と、
「進入抑制対策」「速度抑制対策」等の物理的デバイスとの適切な組合せにより交通安全の向上を図ろうとする区域
これまで
国土交通省道路局では防護柵等の設置や速度抑制・通過交通の進入抑制のためのハンプや狭さくなど物理的デバイスの設置
警察庁交通局では「ゾーン30」の整備による低速度規制等を、生活道路の面的な交通安全対策としてそれぞれ進めてきたが、「ゾーン30プラス」は、道路管理者(市役所等)が連携して安全を図る取組。
推進体制(沼津市生活道路対策協議会)
国交省・県土木・警察・自治会・教育委員会・道路管理課等の連携が欠かせない。
道路管理者としての路面標示のシート
宮前町の交差点内のハンプの設置&ゾーン30プラス看板・路面標示シート
ハンプ(凸部):交通安全対策のために、道路の路面に設けられた凸状の部分
目的:
車の速度を減速させ、歩行者や自転車の交通安全の確保。
全国的にはゾーン30プラスの取組が始まったばかりで、国の補助も個別補助(充当率55%)でとりやすい状況にあるという。
その点では沼津市の整備はいち早く、このエリアの住民にとって、子どもや歩行者の安全確保が図られた先進的な取組みであり、厚木市の方も、沼津の取組について「自分たちも早速やっていきたい」とお褒めの言葉をいただく。
住みやすい町とは日常的に安心して暮らせることが基本。社会的なインフラが整っていることはとても大事だし、優先すべき事業であると思う。
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