山下ふみこオフィシャルブログ
不登校
2026.02.04
いじめと不登校&みそ3か月
- www.pref.shizuoka.jp/kodomokyoiku/school/kyoiku/1003777/1055281/1055295.html
今日も私の処に「SOS」電話がはいります。
学校に行けないと。夏休み前から。もう3学期始まっているのに何も対応がされていない?学校は?教育委員会は?
「2週間に1回電話が担任から来るけど、「どうですか?」って聞かれても、現実を見れば、どうですか?って言える?親の心を逆なでしていると思いませんか?」「一体どうすればいいのか・・・」
その子はずっとお友達から無視をされ仲間外れをされていても、「証拠がないから、誰も見ていないからって。あなたにも悪いところがあるんじゃない?」って言われてさらに行けなくなってしまった…
親は「うちの子が学校に行ける環境を作って欲しい」とお願いをして既に半年が過ぎる。
今のところ何の手立ても示されていない。
もう一つのケース:
以前、不登校になっていた生徒は、教師に無視をされ続け、反抗的になっていたこともあるのかもしれない。ある時、体操着の首の処が伸びたまま帰宅し、親が「どうしたの?」って聞いて「先生に引っ張られた・・・」と。
その時に初めて学校での実態が分かった親は、これまで不審に思っていた学校に行けなくなった子どものことが少しずつわかってきた。
「どうしたら子どもが学校に行けるのか?」
その子は「先生にまずは謝って欲しい」と言った。そうしたら学校にけるとまで行ったが・・・
校長に相談すると、「悪いと思っていない教師に謝れとは言えない。教師を守るのが校長の務め。疲弊している教師を守るのが校長の責任、謝らせるわけにはいかない・・・」と言った
県教育委員会にも相談に行った。
結局、謝ってはもらえなかった・・・
今、その子は見違えるほど明るくなって高校へ行って部活で頑張っているが、大人への不信感はぬぐえないのではないかと思っている。
もう一つのケース:
友人のいじめで不登校になり、親はとても途方に暮れていた。ある日私の処に来た時、その子はジャージのフードをかぶってうつむいたまま、部屋の片隅の床にうずくまっている。でも、私の処に親と一緒に来た。
色々話し合って最後に「あなたはどうしたい?」って聞いたら、「学校に行きたい」ってぽつりとつぶやいた。
じゃあ、学校に行けるようにみんなで考えようと。
制服も一式そろえて転校した。
でもそこでもいじめにあった。前の学校の教頭が「何時でもかえってきていいんだよ・・」と言ってくれて元の学校に戻った。きっと学校側が色々配慮してくれたと思う。
その後、高校に入学し、成績優秀でトップになった。
本当に学校に行きたいのに行けない子がいる。学校によって、大きな対応の違いがあるように思う。その子の居場所を校長が率先して職員と一緒になって考えている学校を目の当たりにしたことがある。
また、特別支援級のクラスも増えている。特に情緒のクラスが多いと聞く。そこで頑張っている先生が倒れると、それだけで学校に行けなくなる子がいる。かわりの教員は誰でもいいというわけにはいかない。誰でも教育を受ける権利があるにも拘らず、その選択肢が少ない現実に、その選択があわなければ、行きたくてもいけない。
色々の相談を受けるたびに無力さを感じることが多い。でもその親や子供に寄り添いながら、解決の糸口を見つけていきながら長期戦である。すぐには解決しにくい。今も解決できずに苦しんでいる家族がいる。そして子どもは本心を打ち明けられないでいる。
苦しんでいる親に向かって、「がちゃ親!」って言った子がいる。言った方も言われて方もあまりにも悲しい
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2024.07.20
市内中学校の不登校等の現状 その2
7/19(金)水曜日に訪問をした中学校の不登校の生徒に対する取組みに、先生方が一丸となって取り組んでいる状況に驚かされ、再度、生徒のいる時間帯に訪問をさせてもらった。もちろん、アポを取りました。
不登校の生徒が勉強をする相談室や物が置いてある部屋の片隅につくられた1畳ぐらいのひとり個室、そして特別支援級のクラスも見学させてもらう。玄関を入ると段ボール箱が置いてあって、「中学校の制服や体育着、学用品の提供」とある。来年度入学する子どもたちの中で必要な方がいれば、利用していただくだけのものが揃ってきたので、今回PTAの自主的な活動として取り組むという事でした。もちろん中途入学等には個別に対応をしているという。確かに制服や体操着等を一式そろえるのは10万円以上の出費で親たちの大きな負担になっている。


玄関を入ると先生方がバタバタと廊下を動き回っている状況に「何が起きたのか?」と警戒する私に、「時々こんな風になるのは特別じゃない」と笑顔で言いながらも、何らかの緊張が走っている。校舎の一番奥にうずくまっている生徒がいる。先生方は少し遠巻きに状況を見守っていたが、その生徒はしばらくすると、開いた窓に立ち上がって窓の手すりに手をかけ乗り出しているように見える。
目を離したすきに、もしかしたら、窓から飛び降りてしまう可能性もある。先生方はさらに注意深く落ち着いてるかどうか確認するために声をかけ、その子が窓から離れ次に行きたい場所を確認しているようだ。あくまでも生徒の考えを重視するが、そこにはきちんとルールがある。約束したことは守るという事。ただ寄り添う、ただ見守るというのではなく、支援し関わるという事。無理に引っ張って連れ戻そうとはしない。
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部屋の片隅に衝立で完全に囲まれたちっちゃな部屋の表には札がかかっていて「元気です。大丈夫」といったような文言?の札が出されていた。この暑さで心配をし冷風機を入れようとしたら、音がうるさいからと押し返させられてしまった冷風機が廊下に置かれてあった。
その生徒にとっては、この狭い空間と静けさが何よりも代え難い環境のようである。しかし、衝立の外からは一切姿は見えないが、先生は、その子が寝ているのかな?オンラインで授業を受けているのかな?という状況をちゃんとみている。
私の友人の不登校の子どもも、みんなの話し声が気にかかって不登校になってしまったが、こういう個室があれば、きっと学校に行けていたんだろうなと思わずにはいられない。


私が中学生のころから見事に咲き誇っていた1本のタイサンボクを久々に仰ぎ見る。6月ごろには開花して、授業中、開け離れた窓から香しいタイサンボクの花の香りが漂ってくる。まだその香りと大輪は脳裏に残っている。
タイサンボクは大木になるので、その都度、手を入れられて来たのだろう。随分小ぶりになってしまったように感じる。
帰り際に保健室によると例の生徒さんがニコニコ笑っている。先生が「そろそろ教室に戻るかなぁ~」と声をかけると、私と目が合ってニタっとして戻ろうとする様子。先生に「大変ですね」と言うと、「これが私たちの日常の一コマですから、決して今日が特別ではないです・・・」と明るく話してくれた。
2023.10.27
静岡県の高校の不登校・発達障がい等への対応

2023.10.01
不登校・発達障害・トランスジェンダーへの対応
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