山下ふみこオフィシャルブログ

公有財産

2023.12.17

一般質問NO2公有財産

https://www.youtube.com/watch?v=OPFkxMpAyg4 ←クリック 一般質問の動画

一般質問の2つ目のテーマ「公有財産の適正な善良管理について」

趣旨:
行政目的のない未利用資産は、たとえ行政財産でも、積極的に利活用したり売却をして歳入の確保を図るべき。
今は資産活用課や他の課が個別にやっている状況を、連携して一元的管理を行う事。
また国から譲与を受けた法定外公共物(里道・水路等の無番地)が、個人の敷地内に散在している状況があり、これも早く払下げをして適正な善良管理をすべき必要があると主張

【公有財産の取組】

Q:沼津市有地の公募売却の入札状況については、この10年間遡ってみると、1年間で5件が入札に上がり、そのうち1件ぐらいしか入札が行われていない状況は早急に考えるべきではないか?
A:売却可能な財産は、適切な時期に適正な価格売却できていると評価。しかし、入札で全て売却できているわけではないから、HPやSNS等を使い売却の促進に努める。

【法定外公共物の適正な管理】

国有財産であった法定外公共物(里道、水路などの無番地)がH17までに市町に譲与され、財産管理を市町が行う事になった。しかし、現状は払い下げの手続を経ないまま占有されている場合があるので、国は占有状態を解消つまり払下げをして適正な管理をすべきとしている。

Q:個人の敷地の中に法定外公共物の土地があるが、その場合の対応について?
A:対象地が機能性と公共性の両方を創出し、用途廃止が可能な場合、一般的に土地の売買や家屋の建て替え地等において、住民からの払い下げの申請があれば、普通財産化して払い下げの対応をする。

Q:個人がその土地を占有している状態は、市として適切な管理とは言えないわけでそれを解消するための対応についての認識は?
A:このようなケースは、住民からの払下げの申請があれば、機能性と公共性の両方を創出し、用途廃止が可能な場合は、申請に応じて払い下げの対応を実施する。

Q:住民の申請があれば、払い下げに応じるが、申請がなければ個人が占有していてもそのままにしていいという風に受け取るがそれでいいのか?
A:法廷外公共物が民地に取り囲まれている場合、そのほとんどが管理上支障がなく、対応の緊急性がないことから、土地の売買や家屋の建て替え時において、住民からの申請に応じて対応をする。

Q:国は払下げの手続きを踏まないまま玄以占有されている場合は、それを解消(払下げ)をしてと言っているが、沼津市は申請がなければ払下げを前提にした対応をする考えはないという事か?
A:先ほど答弁した通り。

【私の意見】法定外公共物は公共財産、市として適正な管理をする事は当然。しかし、払下げの申請がなければ、払い下げの対応をしないというのは、公共財産を管理上支障がなければ、個人の敷地の中にあってもそのままにしておくという沼津市の答弁はこれでいいのだろうか?

2023.12.15

私の一般質問12/5

私の一般質問:地籍調査について
この地籍調査はとても地味なテーマで、その進捗状況は県下でもワースト2位です。
当初、こんなテーマでやっても、だれも見向きもしない。こんなの一般質問のテーマになんてならない。
どうせ進捗率なんて進むはずもないし、進むにはいろいろの問題があるので進めたくても進まないし、それよりももっと重要なテーマはいくらでもあり、優先度から言っても・・・と、ある意味ぼろくそに言われた。
さらに、沼津市はなが~い海岸線を持っているから、他市に比べれば面積は全然広い。
いくら地籍調査をやっても、年間1%も進まない。そんなものをテーマにするって、一般質問をやる意義なんてあるの?と。
そう言われて、一旦は断念しようと思ったが、調べていくうちに面白いことが分かってきた。
やはり、県が進める津波浸水重点地域における沼津市の進捗率はワースト2。
何で進まないのか?
金がかかる。手間もかかる。職員の負担が大きくやりたがらない。などなど・・・
こういう地道なテーマをじっくりやる議員がいないのかもしれない。
今回、あえてマイナーと言われている地籍調査を一般質問でやる意義は私は十分あったと思っているのだが・・・
これでもか?というぐらい、市民生活の根本が立ち遅れているのは何故だろう?
下水道整備もそう。
災害時の拠点となる庁舎は津波浸水域にあり、非常用電源も地下、飲み水やトイレ水の基本的なものは地下に設置。既に57年経過(1966年建設)し、老朽化は県下でも1,2位を争うが、その基本計画さえ立てられていない。三島市は今年基本計画に着手した。
市長の提案した議案を議会が最終的には判断をする。その政策の優先度を決めるのは議会の役割。
何でも反対する人がいるから、沼津が立ち遅れているというのは大ウソ!
これまで市長が提案した議案を議会が否決したことは私が知る限りありません。
政策の優先度は、最終的には多数決です。
どんなに未来の風が反対をしても、たった2人です。
いくら声高に「おかしい!」と叫んだところで多数決。
今議会で市長や議員の期末手当をはじめ、水道下水道料金も値上げが賛成多数で可決です。
多数決は民主主義と言った議員もいますが、「時の最大の権力が何が正しく、何が間違っているかを多数決で決めている」
異論を許さぬ政治手法にはとことん抗います。

2023.12.03

12/5(火)一般質問

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