山下ふみこオフィシャルブログ
2022.05.27
ウクライナの子どもたちが描いた「キッズゲルニカ」
6/1~6/3 暁秀高校
↓「キッズゲルニカぬまづ実行委員会」のメンバー ↓ 富士宮の渡邊さんが「キッズゲルニカUA」の保管
同時開催中の「起き上がりこぼしプロジェクト」は世界のファッションデザイナー高田賢三さんが「東日本大震災という歴史的な津波、特に福島第一原発事故を国難と捉え、悲しみ・辛さと恐ろしさを忘れてはいけない、二度と起こさないでほしいという思いを伝えるために世界の著名な方々に呼びかけたアートを通じた平和活動。
2022.05.25
ゾーン30プラスの整備
5/24厚木市の「花園町地区のゾーン30プラスの整備」の視察に同行する。ちょうど沼津河川国道事務所の方も現地で合流。
H28・警察により「ゾーン30」に指定され、国交省より「生活道路対策エリア」に選定。
H29~「ゾーン30」(生活道路として歩行者や自転車の安全対策のため区域規制30㎞/h)をしてきたが事故が減らず、R3年8月に「ゾーン30プラス」に県内初指定。
ゾーン30プラス
道路管理者と警察が検討段階から連携しながら、最高速度30km/hの区域規制と、
「進入抑制対策」「速度抑制対策」等の物理的デバイスとの適切な組合せにより交通安全の向上を図ろうとする区域
これまで
国土交通省道路局では防護柵等の設置や速度抑制・通過交通の進入抑制のためのハンプや狭さくなど物理的デバイスの設置
警察庁交通局では「ゾーン30」の整備による低速度規制等を、生活道路の面的な交通安全対策としてそれぞれ進めてきたが、「ゾーン30プラス」は、道路管理者(市役所等)が連携して安全を図る取組。
推進体制(沼津市生活道路対策協議会)
国交省・県土木・警察・自治会・教育委員会・道路管理課等の連携が欠かせない。
道路管理者としての路面標示のシート
宮前町の交差点内のハンプの設置&ゾーン30プラス看板・路面標示シート
ハンプ(凸部):交通安全対策のために、道路の路面に設けられた凸状の部分
目的:
車の速度を減速させ、歩行者や自転車の交通安全の確保。
全国的にはゾーン30プラスの取組が始まったばかりで、国の補助も個別補助(充当率55%)でとりやすい状況にあるという。
その点では沼津市の整備はいち早く、このエリアの住民にとって、子どもや歩行者の安全確保が図られた先進的な取組みであり、厚木市の方も、沼津の取組について「自分たちも早速やっていきたい」とお褒めの言葉をいただく。
住みやすい町とは日常的に安心して暮らせることが基本。社会的なインフラが整っていることはとても大事だし、優先すべき事業であると思う。
2022.05.21
ウクライナの子ども達の平和をつなぐ作品展示
平和をつなぐ「キッズゲルニカ・プロジェクト」
ウクライナの子どもたちの平和を願う絵の展示
2017年ウクライナの子どもたちが平和を願って描いた5作品のうちの1点(首都キーフ)がついに沼津市にやってきます。
「キッズゲルニカ」は、ピカソがスペインの内戦時の1937年、ドイツ空軍の無差別爆撃によって破壊された都市ゲルニカの惨状を訴え抗議した絵。その『ゲルニカの絵』と同じサイズ(縦3.5m×横7.8m)で、世界の子どもたちが平和をテーマに描く「国際子ども平和壁画プロジェクト」です。
パリ在住の渡辺さんの保管するウクライナの子どもたちが描いた「キッズゲルニカ」の絵が、世界中を回っていることを知り、5/3に渡辺さんが一時帰国するという事で、急遽そのうちの1点をもってきていただけることになり、「キッズゲルニカぬまづ実行委員会2022」を立ち上げました。
それからというもの展示場所やキッズゲルニカの作品を描いて下さる団体(高校や絵画教室等)に協力を仰いできました。
2017年にウクライナ行った高田賢三さんが5枚のゲルニカサイズの子どもたちの絵を描いてもらい、そのうちの1点が沼津市の市役所5/26~を皮切りに各高校や施設等を廻ります。また、キッズゲルニカプロジェクトによる高校生たちのゲルニカ制作も進行中です。
5/26~5/31 沼津市役所
6/1~6/3 暁秀高校
6/5 オクサーナさんのコンサート会場(伊豆の国市・長岡総合会館)
6/8~6/10 沼津市立高校
6/11~ 各施設と検討中
6/20~ 厚木市、港区、静岡市などで開催
キッズ・ゲルニカとのきっかけ
2017年に描いた「キッズゲルニカUA」の5作品は、日本に寄贈されて以降、市民団体「キッズ・ゲルニカ富士宮実行委員会」代表の渡邊実さんによって大事に保管されています。
当時、2017年3月に渡辺さんは世界的に有名なファッションデザイナー高田賢三さんと一緒にウクライナへ行き、チェルノブイリから福島への連帯というイベントを開催した時に、首都キーフ、チェルノブイリ原子力発電所の廃炉作業員らが暮らす北部スラブチチ、東部ドネツク、ルカンスク両州で、子どもたちが世界の平和を願って描いた作品5点あり、今回はそのうちの首都キーフの1点です。
キッズ・ゲルニカ展の目的 「ウクライナの平和を願って」
キッズ・ゲルニカ展でウクライナの子どもたちが描いた時の思い、そして今、この子たちは生きているのだろうか、そんな思いを想像していただけたらと思います。
誰もが想像をしていなかったロシアの侵攻。当時、子どもたちは世界の平和を願って描き、今、悲惨な戦争に巻き込まれています。夢や希望を持っていた子どもたちが一瞬にして日常の平和を奪われてしまっている現実を、一人でも多くの方がこの絵を見ることによって、戦場となっているウクライナの子どもたちのこと、平和のことを考える機会になり、その積み重ねが世界の平和につながっていくことを祈っています。