山下ふみこオフィシャルブログ
2022.04.04
登校時の旗振りボランティア
1月に小学生のいる保護者から、通学途中の交差点での朝の旗振りについて相談があった。コロナ禍で登校時の時間変更で、旗振りの時間が7:10~7:30から7:30~7:50に変更になり、仕事に間に合わなくなり、何とか協力してほしいという相談だった。
それから何度も話し合いを重ね、自治会の問題として取り上げることになり、自治会交通安全部が黒瀬橋交差点の朝の旗振りに関わることになり、自治会役員、交通安全担当、子ども会役員、ボランティアが加わって話し合いがされ、新学期から新たな体制でまずはやってみようという事になった。
一人のお母さんがその窮状を訴えたことによって、少しずつ関わる方が増えて、子どもたちを地域のみならず、みんなで守っていこうという取り組みまでになったこと、そしてみんなの協力に地域の底力を感じさせてもらった。
これまでの課題:
・地域の高齢化で今まで通学路の見守りをして下さっていた方々が3月で終了したこと
・コロナ禍で登校時間の変更により、車の渋滞時間と重なり危険度が増した
・高校生等の自転車通学や通勤も多く、坂道は加速がつくので危険
・時間変更により出勤時間に間に合わなくなってしまった
・黒瀬橋交差点は市内でもワースト3の事故発生率が高い
・今までも回覧板で旗振りを募ったが集まらなかったこと
今後の検討
・交差点の横断をやめ狩野川サイクルロードのアンダーパスを利用したコースの検討
・登校時間が平常時の時間に戻るのはいつ頃なのか(車の渋滞時に重なり危険度が増す状況になっている)
これまでの経緯
1月27日 ·
共働きのお母さんたちのSOS にご近所さんの協力はもちろん自治会、警察、PTAとの話し合いが必要です。
既に自転車との接触事故は数知れない最も危険箇所といわれているようです。
地域の子どもたちを地域で守るという中で、地域を超えないとボランティアの確保ができない現実とそうなったときの保険が、沼津市にも、自治会にも担保されていない状況に愕然!






2022.04.02
高齢者に必要な介護とは NO1
私が10年以上前から関わってきた老夫婦のことです。
高齢者夫婦にとって、どちらかが病気になったりすれば、自分たちにも直面することかもしれないという思いがあり、当人の許可をもらいこの老夫婦の経緯を記すことにした。
80歳になろうとしている老夫婦。夫(Aさん)は障がい者で車椅子生活。妻(Bさん)は認知症が進み持病の喘息と腰痛が出て安静を強いられている。どちらも介護が必要でありヘルパーさんや往診などのサービスを受けている。しかし、ここにきて様々な変化が起きている。
仲睦まじかった夫婦は、双方の足りない部分を補って何とか生活ができていたのだが、妻の腰痛が進んだことでその関係が崩れ始め喧嘩が絶えなくなっていった。夫はこんなことなら早く施設へ入所したいとケアマネを通して探したが、彼らの収入では特養しかなく順番待ちでいつ入所できるのか分からないという。
しかし、その後、絶対施設には入らないというAさんの強い抵抗にあうのだが・・・
こういう状況の中で妻の腰痛が悪化し緊急入院。車いすの彼は一人では生活できないと、妻が退院するまでとショートスティへ急遽入所。しかし、そこでの生活は彼にとっては苦痛であったらしく、「帰りたい帰りたい」を連発し周囲を手こずらせ、周囲が困り果てた挙句、とうとう彼は自宅に強引に戻り、ヘルパーさんの支援を受けながら一人暮らしを始める。
妻は腰痛の治療を終了した後、療養生活を援助するための病棟に移行したが、本人と夫の希望で退院し自宅での生活を始めた。しかし、妻は腰痛が収まらず、なるべくベッドで安静にという医師の診断。夫は週3回入浴などで楽しみにしていたデーサービスに行くための支度をしてくれる妻ができないため、自宅での生活を余儀なくされストレスがたまり続けていた。かたや妻は自宅で安静にしていなければならず、口喧嘩はさらにエスカレートしていった。
この状況に一度は夫婦間の冷静期間も必要だと思っていたのだが、今度は夫の足の壊疽が進行し、往診で治療を受けていたが、このままだと足を切断してしまうかもしれないといわれ、ケアマネのアドバイスもあり急遽入院をするように説得し、1週間だけ入院して様子をみるという事で納得してもらうことにした。
しかし、入院したAさんから毎日SOSの電話が私の処に来るようになっていた。大部屋が空いていなかったので追加料金2200円/日、支払って2人部屋に入ったものの、相部屋の方が認知症のため昼夜を問わず騒ぎたて、とても寝ていられる状況ではないこと。また金曜日入院したため、医師の診断が月曜日以降になってしまう事が重なり、急遽入院したもののまだ治療が受けられていないという。それ以前に入院するにあたり17万円/月の入所費用(治療費・食事・おむつ等)と洗濯費用850円/日かかる。これにパジャマ代が入ると1850円/日かかるという。
月曜日にどんな治療法が確定するのか分からないが、コロナ禍の中で医師の説明が聞けず、この先、的確な治療が受けられるのか、どんな治療法があるのか、医師の診断を聞けるのが1週間後であり、それも電話でしか話せないという。
電話でのアポを取らされたがこれでいいのだろうか?
同意書をみると
「当院は、主として高齢者で一般急性期病院や回復期リハビリ病院などでの治療が終了した後も医療処置を必要とし、長期入院が必要な患者さん御療養生活を援助するための病院です。従って、原疾患に対する積極的治療を目的とした病院ではないことをご承知おきください。また、手術室や人工呼吸器等は所有しておりません。・・・・」
これでは当初希望した根本治療をしなくてはダメというケアマネのアドバイスで入院したはずだったが、この病院での目的は違っている。入院3日目にしてこの違いに気づく。

この上でダブルクリック - ここにキャプションが入ります。
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Aさんに「足を切断する前に根本的な治療ができれば、壊疽の進行を止められるのかどうかちゃんと診てもらおうね」とやっと説得して、
翌日4/1には介護タクシーをケアマネさんに手配してもらい迎えに来てもらう。
介護タクシーの基本料金:
一般タクシーと同じで初乗り料金690円(1.5km)+メーター料金+乗降の介助120円/回(運転手はヘルパーの資格あり)障がい者手帳がある場合は1割引き
(会社によって違う場合がある)
妻のBさんの髪がぼさぼさになっていたので、日曜日洗濯物を届けるついでに訪問。
「私でよければカットするけどどうする?」と聞いたら、「もうどこにも行けないので、悪いけど切ってくれる?」というのでカットをした。それから昼に毎日配達をしてくれるお弁当を食べさせる。
今日は雨が降っていたので、Bさんの体調次第と思っていたが、腰痛も今日は楽そうでぜんそくの状況もよかったので髪を切るタイミングはちょうどよかった。その時、お薬を飲ませたり、血圧を測るヘルパーさんが、19分間の時間だけ来てくれていた。



2022.03.30
千本浜公園トイレがきれい!
市民から「駐車場近くの千本浜公園のトイレが掃除が行き届いていて嫌な臭いもなく、以前とは全然違って、子どもが嫌がらずにトイレに行きました・・・」と嬉しい報告を頂きました。
以前はこの千本浜公園のトイレは建物自体も古く(1992年設置)臭くて汚くてという苦情の声が届いていました。今回、春休みで、子どもを連れて久々に出かけたという家族と釣りに行った方からも「きれいになったよ」という声をもらいました。
たまたまシルバー人材センターで此処のお掃除担当の方にお話を伺う事が出来ました。
二人組でお掃除をしているそうです。「市民の方はもちろんですが、県外市外の方々も来てくださっているので、私たちにできることは、便器、流し場、床を磨き上げ、皆さんに喜んでもらえることです。利用された方に褒めてもらえるので、ますます自信をもってきれいにしようと頑張れるんですよ。」と明るく言われました。
以前は、「公衆トイレのイメージは、古いから、臭くて汚くて…仕方がない」というのは昔のことです。
自治体の状況を知る手掛かりとして、公衆トイレを見るという人もいます。確かに観光に行っても最近のトイレはとてもきれいです。トイレが汚ければ、二度とそこには行かないものです。
磨き上げればこんなにきれいになるものかと驚くぐらいきれいになっていて久々に嬉しいサプライズでした。
洋式トイレは女子トイレの5基あるうちの1基だけ。あとは全て和式でした。





