山下ふみこオフィシャルブログ
2013年06月
2013.06.25
沖縄「慰霊の日」 安里有生君
☆☆23日の沖縄「慰霊の日」の追悼式☆☆
与那国町立久部良小1年の安里有生君(6)は、日常生活で感じる
自分なりの平和を表現した詩「へいわってすてきだね」を朗読した。
4月に小学校に入学し、ひらがなの学習を終えたばかりだという。
道徳の時間に読んだ沖縄戦の本で、自分と同年代の子どもが家族を失い、
爆弾から逃げ回る情景に戸惑った。
以下添付します。
『へいわってすてきだね』
沖縄県与那国町立久部くぶ良ら小学校
1年 安里あさと 有生ゆうき
へいわってなにかな。
ぼくは、かんがえたよ。
おともだちとなかよし。
かぞくが、げんき。
えがおであそぶ。
ねこがわらう。
おなかがいっぱい。
やぎがのんびりあるいてる。
けんかしてもすぐなかなおり。
ちょうめいそうがたくさんはえ、
よなぐにうまが、ヒヒーンとなく。
みなとには、フェリーがとまっていて、
うみには、かめやかじきがおよいでる。
やさしいこころがにじになる。
へいわっていいね。へいわってうれしいね。
みんなのこころから、
へいわがうまれるんだね。
せんそうは、おそろしい。
「ドドーン、ドカーン」
ばくだんがおちてくるこわいおと。
おなかがすいて、くるしむこども。
かぞくがしんでしまってなくひとたち。
ああ、ぼくは、へいわなときにうまれてよかったよ。
このへいわが、ずっとつづいてほしい。
みんなのえがおが、ずっとつづいてほしい。
へいわなかぞく、
へいわながっこう、
へいわなよなぐにじま、
へいわなおきなわ、
へいわなせかい、
へいわってすてきだね。
これからも、ずっとへいわがつづくように
ぼくも、ぼくのできることからがんばるよ。
2013.06.22
子宮頸がんワクチンの積極勧奨を控える勧告
6月7日に 議会が始まり、6月17日~19日までは一般質問であった。今回、私の一般質問に至るまで
の経緯をここで報告しようと思う。
突然、厚労省が6月14日、「子宮頸がんワクチンは4月1日に定期接種になったばかりなのに
一時勧奨の中止を決めた!」その3日後には一般質問が控えていた最中の出来事であった。
18日午前中に行われた私の質問のテーマ
「子宮頸がんワクチン本当に大丈夫なのか」
「市民協働を進める為のアダプトプログラム導入」
今回、通告日は10日、この日に質問の要旨を担当課に説明をする。
一般質問までの1週間に「子宮頸がんワクチン副反応」の実態が「被害者連絡会の報告」や自治体
から「接種に対する意見書」が可決されたり、その副反応の実態が明らかになり、厚労省の対応に
刻一刻と大きな変化が生まれていた。
一般質問までの1週間に質問を大きく修正をしなければならない状況でもあったわけで・・・
毎日、全国の国会や地方の女性議員たちとMLで、副反応被害状況や厚労省の対応などの情報が
飛び交う。
この1週間の出来事は被害者の実態がより理解でき、事態は予想以上に深刻であり、被害者である
十代の少女の映像には胸を締め付けられる思いであった。
これらの状況はYouTube上でも女性の国会議員が厚労省の委員会で質問をしている状況等もネット
上に繰り広げられていた。
刻一刻と変化する状況化の中で、6月14日厚労省で「接種の一時勧奨の中止」がその夜決定し、
15日早朝に各自治体に厚労省からの勧告が入ったようだ。
14日の「定期接種の一時積極的勧奨を控える勧告」を受けて、担当の健康づくり課は、医師会や
医療機関、その他の関係への通達に追われていたようです。
この勧告を重く受け止めた坂戸市では、17日の朝には既にHPに「子宮頸がん予防接種の積極的な
接種勧奨の差し控えについて」アップされている。
また、千葉県野田市では18日「ワクチン接種の一時見合わせ」を決めた。
19日・毎日新聞の朝刊に掲載
野田市のHPには18日にはアップ
リアルタイムにネット上ではこれらの情報が行き交っていたのが、厚労省での専門家検討会であり、
厚労省の委員会であった。
ある公明党議員からは「子宮頸がんに苦しんでいる人がいることに対してどうするんだ。君はもっと
勉強すべきだ・・・」と言うアドバイスを頂いたが、今週の週刊文春には公明党副代表のこと等がこの
ワクチン関係で掲載されている。
今回の一般質問では全て厚労省の委員会上で厚労省の方が発言している事実をもとに議論展開をしている。
予防の持続期間も製薬会社の添付書には明らかに「本剤の接種は定期的な子宮頸癌検診の代わりとなるもの
ではない。」「本剤の予防効果の持続期間は確立していない。」と明記されている。
子宮頸がんの死亡者は20代においてはほとんどいない。果たして持続効果さえ分からない今の時点での接種
が果たして妥当なのか。
副反応がインフルエンザワクチンの十数倍の状況は緊急事態と言えないだろうか。だからこそ、厚労省の審議
会は「積極的に進めない」と決めた。
これは深刻な副反応が問題になったからではないのか。
このように、全国からネット上で国や地方の情報がリアルタイムに入ってくる環境。そして、各自治体におい
てこうも対応が違う、また議員の認識も大きく違っている現実に失望をしたり、大きな勇気を頂いたりと本当
に勉強をさせていただいた。
議員にとって、議会での質問は情報の裏付け、つまり根拠を明確にして議論をすることはもちろんのこと、情
報をいかに早くキャッチするかで、今回のように大きく質問の内容は変わってくる。
敷いてはそれが市民の公益性に繋がることでなければならないと思っている。
副市長が後で私に言われたように、パフォーマンスで一般質問をやる余裕も、またそんなことなど考えたこと
もない。
一般質問をするときの情報の収集と裏付け、また現地での状況等膨大な資料の中で、組み立て、またその中で、
限られた20分間のために、半分以上原稿を削除していく作業は、相当に苦しむ。
もちろん、私の場合だが、その緊張感が数週間続くわけで、本番はもっと緊張し、成果が得られなかったとき
は悲惨だ・・・
子宮頸がんワクチン等についての一般質問の内容は次回報告をする。
2013.06.14
BiVi避難訓練の第2回目
沼津駅北口の商業施設「BiViぬまづ」12日第2回目の障がい者施設「ふれあいの苑」「太陽の丘・あ
まぎ学園」と「視覚特別支援学校」の生徒さん達と商業施設のスタッフとボランティアとの合同避難訓
練を行う。
1回目の時は映画館が火元だったが、今回は2Fゲームセンターが火元と言うことの設定で行われた。
実際にゲームをしている最中に「火事!」 音楽やゲーム機の音でほとんど
館内アナウンスが聞こえない。
3Fで映画を見ている最中に火災が発生!
非常階段を使って逃げる。
避難場所に全員集まる。
その後、実際に消火訓練
AEDの操作方法を学ぶ
スモーク体験も。火事になり煙が充満した時は、体を低くすれば煙は床までは来ていないので、
視界の確保ができるという。
問題点は前回以上に数多くあったように思う。この経験を次に活かせるようにしていくためにも
障がいを持つ人たちとの合同避難訓練を繰り返すことが大事だと痛感。
単なる避難訓練ではない、臨場感をもった実質的訓練をしていけるように。
2013.06.14
下水道料金値上げの検討
「 沼津市水道料金、下水道使用料等審議会」の2回目が13日に開催。
審議会委員は公募3人を含めて12名が5/13に委嘱交付される。今日は2回目の審議会で3名の欠席
があり9名。
今日は「下水道使用料改定の必要性」と言うことで2時間話し合われた。
まずは当局の下水道事業の内容、普及率の比較、施設や管路の長寿命化問題、財政的な経営見
通し等の説明がある。
その現状は大変厳しく、また今後の見通しはさらに厳しい状況であること。だから来年度から料金を
上げる必要性があり、この審議会で図られることになった。
確かに私が今まで報告をしてきたように、使用料単価77.77円/1m3で汚水処理原価177.15円で約
100円の逆ザヤが生じている。
だから、使用料を39.2%26年度から30年度まで上げれば、収支は±0になるという担当課の説明。
既に借金残高=442億円(23年度)。毎年の返済額(23年度)=元金23億円+利子10億円
そうなると逆ザヤの分を5年間値上げしたからと言っても、施設整備や長寿命化事業、耐震事業等に
(15億円/年)借金返済(33億円/年)。国からの補助金を当てにしたところで、赤字は膨らむ一方。
委員からは、なぜもっと早い時点で料金改定に踏み込まなかったのかという指摘。正しくその通り。
整備の仕方もそうだが、料金値上げもそう。どうにもならなくなって切羽詰まってこの検討会。
担当課の苦渋の説明に、どれだけの委員が理解を示しているのだろうか。
しかし、今日の時点では全員一致で料金の改定は止む追えないという判断に至る。たった2回目で
既に値上げの方向で次回も審議されることになった。
本当にここまで下水道問題に手を付けてこなかった背景は色々あるにしても、当局の政策判断と議
会の責任が問われても仕方がないだろう。
また、今回の審議会の責務も重いものと私は感じている。
議論を今後尽くしたところで、値上ありきで進まなければならない審議会とは何なのか。
しかし、少なくても当局の出す資料は本当によく整理されているように思う。
この審議会に参加する意義を十分感じ、本当に重く責任を感じている。これらの資料をもとに当局と
議員が議論できたらと思う。
次回の審議会は7月10日(水曜日)14:00~です。今回の傍聴者が私だけと言うのも一般質問前だか
らといえども残念に思う。
2013.06.13
Zach SobiechのCloud
息子からメールが来ました。
どうぞ、あなたにも見ていただきたいのでアップします。
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from Koki
「 ママが前みて好きだった曲Cloudって覚えてる?
Zach Sobiechって17歳の子がガンで時間がもうないけど、すごくポジティブで、彼が
作曲したお別れの曲
彼の最後のドキュメントリー見つけたよ。
彼は5月20日に亡くなってしまったんだけど、
その最後の数週間を記録したドキュメンタリー。
笑いは笑いを呼ぶっだって。
彼はGTRが好きだったんだって。 それを知った日産がサプライズで一つの夢でも
叶えてあげるためにGTRを運転できるように1週間貸してあげたんだって。 本当に
亡くなる数週間前だったらしい。
20分長いけど全部みてみて。
2013.06.08
第44回香貫山影奉仕活動
44回目の香貫山清掃。今日は昨日の雨が止み、少し動いても汗が出る陽気の中で行われた。
先月から県立沼津工業高校、そして今月は県立沼津商業高校のインターアクト部の生徒さん達が
参加。今日は南側の八重ゴルフ練習場周辺の清掃活動である。
斜面の中の不法投棄ゴミは、昨年からの活動で見えるところはほとんど完了。
道路脇にロープを張り巡らせてくれたお陰で、不法投棄はなくなっている。 こういうちょっとした配慮って Great idea !
今日ははそういうわけで、道路わきの草刈や登山道のゴミ拾いを行う。
横山に行く登山道の茂みにタイヤが放置されていたのを沼工生の連係プレーでGood work !
初参加の沼商の生徒と先生。初めてのことなので、まごつくことが多かったのではないでしょうか。
懲りずに続けていけますように・・・
最後のゴミの仕分け作業はみんなで。
折角の土曜日、本当にみなさんお疲れさまでした~そのあとは大人たちの反省会で締めくくりました。
2013.06.06
新たな詐欺手口にご用心
先週、ある障害者施設を訪問した時に、実は新手の詐欺で障害者や学生たちが狙われているので、
是非この事実を多くの人に伝えて欲しいと言われました。
そこで、私のメルマガ通信で発信をしたところ、お母さんたちからたくさんの反響をいただきました。
その1週間後、6/1に静岡新聞にそれが掲載されました。
この事件の発端は、昨年の8月に清水駅周辺で買い物にでかけた自閉傾向にある男性が路上でぶ
つかり、相手の携帯が側溝に落ちて壊れたことで、母親が現場に駆け付け8万円支払う。
その3日後に腕が痛いので、仕事ができないと言われ、また10万円を払ったことを施設側に連絡をし
たことがきっかけだったようです。
それから、今年になってから同じような手口の被害が何件も起き、それまで警察に行っても慎重な扱
いでなかなか事件性があるとは認めてもらえなかったようですが、今回やっと新聞に報道されました。
携帯メールを歩きながらしていると、ぶつかられても気づかず、結局、自分のせいにされてしまい、壊
れたという携帯の賠償をさせられてしまうようです。
それも最近ではグループで狙うという情報もあります。その時は示談にしないで警察へ一緒に行って
もらい、そこで、損害賠償の話をするようにしましょう。
2013.06.06
町内一斉浪人川の清掃
大岡日吉地区の年に1回の町内一斉浪人川の清掃が6/2に8:30~11:00まで行われる。
最初は草や木が生い茂り結構大変な作業です。
この時は地元の企業さんも協力をして下さるので、地域が高齢化していく中で頼もしい
助っ人になっています。
みるみるきれいになっていきます。
この大岡日吉地区も下水道の整備が昨年からやっと進み、この地区の中心を流れる浪人川がきれ
いな透明度の高い河川になっていくのを目の当たりにすると、やはり下水道整備は自然環境を保全
し、住みよいまちづくりを形成するためにも必要なことだと実感している。
三島の「源平川」は市民と行政と東レの協力があって、現在の観光名所になっているが、当初は川
水は枯れてただの余りきれいではない小川でした。(当時、三島に住んでいたので、よくこの川周辺
は知っている。)
しかし、いったん川がきれいになり始めると、地域住民の環境に対する意識も高くなり、自分の玄関
先はもちろんのこと隣の玄関先までも掃除をするようになったと聞きます。
タクシーの運転手が、早朝の町を走ると良くその地域の様子がわかると言います。
三島は早朝の中心街を走ると、すでに店先はきれいに片付けられている。しかし、沼津の早朝はま
だ夜の余韻がそのまま残っているって聞きます。
ちょっとした住民の行動が、そのちょっとした変化をたくさん起こすことが成果に繋がっていくっていう
ことでしょうか。
そうすると、浪人川も下水道整備さえ完璧になれば、後は地域住民の協力で源平川のような川にな
るかも~って、清掃をしながら皆と話したのですが・・・
2013.06.05
紙芝居屋さん
新学年を迎えて3回目の紙芝居屋さん、毎年、同じ繰り返しであっても、入園してくる子供たちの
性格は其の年度ごとで大きく違うことに驚いている。
今年の年中さんは今の年長さんと大きく違っている。今の年長さん(年中時)は甘えん坊さんが多く、
しばらくは集中力がなかったが、今年の年中さんは最初からすごい集中力。座っている子どもたちが
年中さん。全員が集中できるって本当にすごいこと。
5年前に紙芝居を始めたきっかけは、私たちの子どもの頃は紙芝居屋さんが地域に来て、その紙芝
居屋さんから水あめやお煎餅を買って、紙芝居をタダで見たものです。
その雰囲気を今の子どもたちにも経験させたいと、飴玉をお金(紙)と交換にくじ引きをして、その飴を
なめながら紙芝居を見ることが、保育園の協力を得て現在に至っています。
くじを引く子どもたちの表情は真剣そのもの。どの色の飴を引くか、本当に迷う子も。私たちも
「早く~」とは言いません。(自分の子育て中はいつも言っていたように思うけれど・・・)
月に1回でも本当に良い関係と環境が作れるってことがわかってきて、私たちにとっても嬉しい時間
です。ありがとうねぇ~
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