山下ふみこオフィシャルブログ

2022年05月

2022.05.28

議員いじめ調査最終報告会 

フェミ議総会2022チラシ-724x1024

この上でダブルクリック - ここにキャプションが入ります。

5/28(土)全国フェミニスト議員連盟 設立30周年記念シンポジウムが開催。

私は議会運営委員会の取り決めで、コロナ対策のため県外には基本的には控えるというこでZOOMで参加。
今回、「議員いじめ調査最終報告」と報告書の完成報告である。

内閣府は4/12、議員への有権者や先輩議員によるハラスメント(嫌がらせ)防止に向けて、全国の地方議員の被害体験を基に作成した動画を投稿サイト「ユーチューブ」で公開した。セクハラ、パワハラは若者や女性の政治参加が進まない原因の一つとされ、国会や地方議会の研修などで活用するための動画が作成された。
これにもフェミ議の調査が参考になっているという。
ただし、この動画は私たち少数派の議員からは、現実はもっと深刻であり、これはパワハラのほんの一部であり、表面的なものでしかないという感想ではあるが、国がこういう実態に乗り出したことは大変意義があることだと思う。

政治家のセクハラ・マタハラ防止へ 地方議員の被害をもとに政府が動画作成 4/12

https://www.tokyo-np.co.jp/article/171266

最終報告において驚きだったのは、有権者よりは同僚議員からのハラスメントが81%と特徴的であったこと。しかし問題なのは、その加害者の議員が、同僚議員にハラスメントをしたという認識がないことが多数を占めているという。

多数派による少数派議員の排除、その参加を狭めていくという現状が、全国の少数派と言われている議員から寄せられている。
今後、議会における多様性の意義、多様性の議論を交わすことの重要性、開かれた本来の二元代表制の議会を求めていくにはどうしたらいいのか、人権擁護委員を入れた第三者委員会、司法等についても話し合いがされ、こういうハラスメントの実態を変えるために、実効性のある対策を考えていきたい。

調査結果を受けて、現状やその報告についての一部をアップする。

ハラスメントの対象となる議員は、主に1期目や少数会派の議員がいじめの対象となりやすい。
例えば、自分の発言中に「早く終わりにしろ」と言われたり、あくびやため息などの態度が示されること。

また、FB等のSNS理由で懲罰的な対応を受けたという人が3割。SNSをしている議員に限定すると比率はもっと高くなる。具体的には威圧的な叱責、謝罪などがある。

しかし、これらの日常的に起きているハラスメントが、加害者である議員に、その自覚がないことが問題という事であった。
地方議会において、同僚議員に対する議員からのハラスメントが日常的に行われていることに対して、議会事務局の在り方も問われている。

実際、議会の自立権がある中で、少数派の議員がこのようなハラスメントを受けることは、非常にストレスであり、思う存分議会活動ができない、発言できない状況は、市民の声を議会に反映することができにくい状況を作り出している。

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議員・議会事務局の必携本の完成

ハラスメントの実態を暴き、その実態を変えるために、フェミ議のいじめ調査PTメンバーの渾身の最終報告書

「女性議員を増やす、支える、広げる 」
議会におけるいじめ・ハラスメント調査報告書

議会内での少数派、とりわけ女性議員に対する「いじめの実態」を明らかにし、なぜ起きるのか、どう防ぎ、打開に向けていくのかを取り上げている。

私がやらずに誰がやるの?今やらなくてどうするの?今やらないならいつやるの?」

2022.05.27

ウクライナの子どもたちが描いた「キッズゲルニカ」

5/26~5/31まで、市役所1階の多目的ホールに「ウクライナの子どもたちが描いたキッズゲルニカ」と「起き上がりこぼしプロジェクト」の展示が同時開催。
まず「キッズゲルニカ」って?
1937年4月、スペイン北部バスク地方の町『ゲルニカ」をナチス・ドイツ軍が無差別爆撃し、ピカソは市民を巻き込んだ爆撃の残虐さに抗議して、『ゲルニカ」の作品を制作。
キッズゲルニカはピカソの『ゲルニカ』と同じ大きさのキャンパス(3.5m×7.8m)に子どもたちが平和を描く国際的なアートプロジェクトです。
2017年に高田賢三さんと渡邊さんは一緒にウクライナへ行き、ウクライナの子どもたちに5枚の作品を制作してもらい、今回そのうちの1枚をパリから持ってきてもらうことになり、そこから始まった私たちの「キッズゲルニカぬまづ実行委員会」です。その間、多くの困難や出会いがありましたが、ウクライナ支援と子どもたちの平和への願いが叶うために、私たちも努力を続けないといけないという思いでやってきました。
今後の展示予定
5/26~5/31  沼津市役所 
6/1~6/3   暁秀高校 
6/5      オクサーナさんのチャリティコンサート(伊豆長岡総合会館)
6/8~6/10   沼津市立高校
6/13~6/15  桐陽高校(北側ベランダにて展示するので注目して!)
6/16~6/19  未定(申し出があれば、応相談)
6/20から   厚木市

↓「キッズゲルニカぬまづ実行委員会」のメンバー        ↓ 富士宮の渡邊さんが「キッズゲルニカUA」の保管   
IMG_0855 (1)

同時開催中の「起き上がりこぼしプロジェクト」は世界のファッションデザイナー高田賢三さんが「東日本大震災という歴史的な津波、特に福島第一原発事故を国難と捉え、悲しみ・辛さと恐ろしさを忘れてはいけない、二度と起こさないでほしいという思いを伝えるために世界の著名な方々に呼びかけたアートを通じた平和活動。

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2022.05.25

ゾーン30プラスの整備

5/24厚木市の「花園町地区のゾーン30プラスの整備」の視察に同行する。ちょうど沼津河川国道事務所の方も現地で合流。
H28・警察により「ゾーン30」に指定され、国交省より「生活道路対策エリア」に選定。
H29~「ゾーン30」(生活道路として歩行者や自転車の安全対策のため区域規制30㎞/h)をしてきたが事故が減らず、R3年8月に「ゾーン30プラス」に県内初指定。

ゾーン30プラス
道路管理者と警察が検討段階から連携しながら、最高速度30km/hの区域規制と、
「進入抑制対策」「速度抑制対策」等の物理的デバイスとの適切な組合せにより交通安全の向上を図ろうとする区域

これまで
国土交通省道路局では防護柵等の設置や速度抑制・通過交通の進入抑制のためのハンプや狭さくなど物理的デバイスの設置
警察庁交通局では「ゾーン30」の整備による低速度規制等を、生活道路の面的な交通安全対策としてそれぞれ進めてきたが、「ゾーン30プラス」は、道路管理者(市役所等)が連携して安全を図る取組。

推進体制(沼津市生活道路対策協議会)
国交省・県土木・警察・自治会・教育委員会・道路管理課等の連携が欠かせない。

道路管理者としての路面標示のシート

宮前町の交差点内のハンプの設置&ゾーン30プラス看板・路面標示シート

ハンプ(凸部):交通安全対策のために、道路の路面に設けられた凸状の部分

目的:
車の速度を減速させ、歩行者や自転車の交通安全の確保

全国的にはゾーン30プラスの取組が始まったばかりで、国の補助も個別補助(充当率55%)でとりやすい状況にあるという。
その点では沼津市の整備はいち早く、このエリアの住民にとって、子どもや歩行者の安全確保が図られた先進的な取組みであり、厚木市の方も、沼津の取組について「自分たちも早速やっていきたい」とお褒めの言葉をいただく。

住みやすい町とは日常的に安心して暮らせることが基本。社会的なインフラが整っていることはとても大事だし、優先すべき事業であると思う。

2022.05.21

ウクライナの子ども達の平和をつなぐ作品展示

平和をつなぐ「キッズゲルニカ・プロジェクト」

     ウクライナの子どもたちの平和を願う絵の展示

2017年ウクライナの子どもたちが平和を願って描いた5作品のうちの1点(首都キーフ)がついに沼津市にやってきます。

「キッズゲルニカ」は、ピカソがスペインの内戦時の1937年、ドイツ空軍の無差別爆撃によって破壊された都市ゲルニカの惨状を訴え抗議した絵。その『ゲルニカの絵』と同じサイズ(縦3.5m×横7.8m)で、世界の子どもたちが平和をテーマに描く「国際子ども平和壁画プロジェクト」です。

今回、ついに沼津市内で展示する運びとなりました。

パリ在住の渡辺さんの保管するウクライナの子どもたちが描いた「キッズゲルニカ」の絵が、世界中を回っていることを知り、5/3に渡辺さんが一時帰国するという事で、急遽そのうちの1点をもってきていただけることになり、「キッズゲルニカぬまづ実行委員会2022」を立ち上げました。

それからというもの展示場所やキッズゲルニカの作品を描いて下さる団体(高校や絵画教室等)に協力を仰いできました。

2017年にウクライナ行った高田賢三さんが5枚のゲルニカサイズの子どもたちの絵を描いてもらい、そのうちの1点が沼津市の市役所5/26~を皮切りに各高校や施設等を廻ります。また、キッズゲルニカプロジェクトによる高校生たちのゲルニカ制作も進行中です。

   5/26~5/31 沼津市役所
   6/1~6/3  暁秀高校
   6/5    オクサーナさんのコンサート会場(伊豆の国市・長岡総合会館)
   6/8~6/10 沼津市立高校
   6/11~  各施設と検討中
   6/20~  厚木市、港区、静岡市などで開催

キッズゲルニカ展示沼朝52020220521_0046 (2)

キッズ・ゲルニカとのきっかけ
2017年に描いた「キッズゲルニカUA」の5作品は、日本に寄贈されて以降、市民団体「キッズ・ゲルニカ富士宮実行委員会」代表の渡邊実さんによって大事に保管されています。
当時、
20173月に渡辺さんは世界的に有名なファッションデザイナー高田賢三さんと一緒にウクライナへ行き、チェルノブイリから福島への連帯というイベントを開催した時に、首都キーフ、チェルノブイリ原子力発電所の廃炉作業員らが暮らす北部スラブチチ、東部ドネツク、ルカンスク両州で、子どもたちが世界の平和を願って描いた作品5点あり、今回はそのうちの首都キーフの1点です。

キッズ・ゲルニカ展の目的 「ウクライナの平和を願って」
キッズ・ゲルニカ展でウクライナの子どもたちが描いた時の思い、そして今、この子たちは生きているのだろうか、そんな思いを想像していただけたらと思います。

誰もが想像をしていなかったロシアの侵攻。当時、子どもたちは世界の平和を願って描き、今、悲惨な戦争に巻き込まれています。夢や希望を持っていた子どもたちが一瞬にして日常の平和を奪われてしまっている現実を、一人でも多くの方がこの絵を見ることによって、戦場となっているウクライナの子どもたちのこと、平和のことを考える機会になり、その積み重ねが世界の平和につながっていくことを祈っています。

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2022.05.13

第33回高尾山穂見神社の清掃活動

33回目の穂見神社の清掃。8:10から始めて小雨が降りそうな気配だったが、何とか持ち直したようだ。今日は落ち葉もそうはなく、おしゃべりしながらの作業はとてもリラックスした楽しい時間。

大塚さんから(2021/1/20)
沼津高尾山古墳の御関係の神々様は 国常立大神(穂見神社) スサノオ大神(熊野神社)  日本武尊 スルガ王
国常立大神- スサノオ大神- 日本武尊 は転生    スルガ王 は 神上りなされています
この四神が 御関係神です
では何故 この時期に この問題が 浮上したか---
実は この神々様は この地球の大難に際し 2004年より お立ちになられ 2014年より 活動を活発化されておられますこれは 古墳問題の経緯と一致します(偶然 ではないのですが この時期 私も神々様のお役に加わりました)
ではなぜ 古墳問題が 浮上したか?  ここが重要ですが!
ハッキリ言って 神々様は 直接は動かれません 人々が'気ずき' 'どう動くか' を見ておられます
様々な処で この様な事は なされていますが 中々 気ずかないのが 人間です
古代人は 科学は無くとも この神からの '合図' を察知して 暮らしておりました
現代人は 科学を手にして 傲慢になり この有り様です
そこで 満を持して 神々様の お出ましです
早く'気ずき' 感謝 反省して 事に当たらねば 生けません

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2022.05.27

ウクライナの子どもたちが描いた「キッズゲルニカ」

5/26~5/31まで、市役所1階の多目的ホールに「ウクライナの子どもたちが描いたキッズゲルニカ」と「起き上がりこぼしプロジェクト」の展示が同時開催。
まず「キッズゲルニカ」って?
1937年4月、スペイン北部バスク地方の町『ゲルニカ」をナチス・ドイツ軍が無差別爆撃し、ピカソは市民を巻き込んだ爆撃の残虐さに抗議して、『ゲルニカ」の作品を制作。
キッズゲルニカはピカソの『ゲルニカ』と同じ大きさのキャンパス(3.5m×7.8m)に子どもたちが平和を描く国際的なアートプロジェクトです。
2017年に高田賢三さんと渡邊さんは一緒にウクライナへ行き、ウクライナの子どもたちに5枚の作品を制作してもらい、今回そのうちの1枚をパリから持ってきてもらうことになり、そこから始まった私たちの「キッズゲルニカぬまづ実行委員会」です。その間、多くの困難や出会いがありましたが、ウクライナ支援と子どもたちの平和への願いが叶うために、私たちも努力を続けないといけないという思いでやってきました。
今後の展示予定
5/26~5/31  沼津市役所 
6/1~6/3   暁秀高校 
6/5      オクサーナさんのチャリティコンサート(伊豆長岡総合会館)
6/8~6/10   沼津市立高校
6/13~6/15  桐陽高校(北側ベランダにて展示するので注目して!)
6/16~6/19  未定(申し出があれば、応相談)
6/20から   厚木市

↓「キッズゲルニカぬまづ実行委員会」のメンバー        ↓ 富士宮の渡邊さんが「キッズゲルニカUA」の保管   
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同時開催中の「起き上がりこぼしプロジェクト」は世界のファッションデザイナー高田賢三さんが「東日本大震災という歴史的な津波、特に福島第一原発事故を国難と捉え、悲しみ・辛さと恐ろしさを忘れてはいけない、二度と起こさないでほしいという思いを伝えるために世界の著名な方々に呼びかけたアートを通じた平和活動。

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2022.05.25

ゾーン30プラスの整備

5/24厚木市の「花園町地区のゾーン30プラスの整備」の視察に同行する。ちょうど沼津河川国道事務所の方も現地で合流。
H28・警察により「ゾーン30」に指定され、国交省より「生活道路対策エリア」に選定。
H29~「ゾーン30」(生活道路として歩行者や自転車の安全対策のため区域規制30㎞/h)をしてきたが事故が減らず、R3年8月に「ゾーン30プラス」に県内初指定。

ゾーン30プラス
道路管理者と警察が検討段階から連携しながら、最高速度30km/hの区域規制と、
「進入抑制対策」「速度抑制対策」等の物理的デバイスとの適切な組合せにより交通安全の向上を図ろうとする区域

これまで
国土交通省道路局では防護柵等の設置や速度抑制・通過交通の進入抑制のためのハンプや狭さくなど物理的デバイスの設置
警察庁交通局では「ゾーン30」の整備による低速度規制等を、生活道路の面的な交通安全対策としてそれぞれ進めてきたが、「ゾーン30プラス」は、道路管理者(市役所等)が連携して安全を図る取組。

推進体制(沼津市生活道路対策協議会)
国交省・県土木・警察・自治会・教育委員会・道路管理課等の連携が欠かせない。

道路管理者としての路面標示のシート

宮前町の交差点内のハンプの設置&ゾーン30プラス看板・路面標示シート

ハンプ(凸部):交通安全対策のために、道路の路面に設けられた凸状の部分

目的:
車の速度を減速させ、歩行者や自転車の交通安全の確保

全国的にはゾーン30プラスの取組が始まったばかりで、国の補助も個別補助(充当率55%)でとりやすい状況にあるという。
その点では沼津市の整備はいち早く、このエリアの住民にとって、子どもや歩行者の安全確保が図られた先進的な取組みであり、厚木市の方も、沼津の取組について「自分たちも早速やっていきたい」とお褒めの言葉をいただく。

住みやすい町とは日常的に安心して暮らせることが基本。社会的なインフラが整っていることはとても大事だし、優先すべき事業であると思う。

2022.05.21

ウクライナの子ども達の平和をつなぐ作品展示

平和をつなぐ「キッズゲルニカ・プロジェクト」

     ウクライナの子どもたちの平和を願う絵の展示

2017年ウクライナの子どもたちが平和を願って描いた5作品のうちの1点(首都キーフ)がついに沼津市にやってきます。

「キッズゲルニカ」は、ピカソがスペインの内戦時の1937年、ドイツ空軍の無差別爆撃によって破壊された都市ゲルニカの惨状を訴え抗議した絵。その『ゲルニカの絵』と同じサイズ(縦3.5m×横7.8m)で、世界の子どもたちが平和をテーマに描く「国際子ども平和壁画プロジェクト」です。

今回、ついに沼津市内で展示する運びとなりました。

パリ在住の渡辺さんの保管するウクライナの子どもたちが描いた「キッズゲルニカ」の絵が、世界中を回っていることを知り、5/3に渡辺さんが一時帰国するという事で、急遽そのうちの1点をもってきていただけることになり、「キッズゲルニカぬまづ実行委員会2022」を立ち上げました。

それからというもの展示場所やキッズゲルニカの作品を描いて下さる団体(高校や絵画教室等)に協力を仰いできました。

2017年にウクライナ行った高田賢三さんが5枚のゲルニカサイズの子どもたちの絵を描いてもらい、そのうちの1点が沼津市の市役所5/26~を皮切りに各高校や施設等を廻ります。また、キッズゲルニカプロジェクトによる高校生たちのゲルニカ制作も進行中です。

   5/26~5/31 沼津市役所
   6/1~6/3  暁秀高校
   6/5    オクサーナさんのコンサート会場(伊豆の国市・長岡総合会館)
   6/8~6/10 沼津市立高校
   6/11~  各施設と検討中
   6/20~  厚木市、港区、静岡市などで開催

キッズゲルニカ展示沼朝52020220521_0046 (2)

キッズ・ゲルニカとのきっかけ
2017年に描いた「キッズゲルニカUA」の5作品は、日本に寄贈されて以降、市民団体「キッズ・ゲルニカ富士宮実行委員会」代表の渡邊実さんによって大事に保管されています。
当時、
20173月に渡辺さんは世界的に有名なファッションデザイナー高田賢三さんと一緒にウクライナへ行き、チェルノブイリから福島への連帯というイベントを開催した時に、首都キーフ、チェルノブイリ原子力発電所の廃炉作業員らが暮らす北部スラブチチ、東部ドネツク、ルカンスク両州で、子どもたちが世界の平和を願って描いた作品5点あり、今回はそのうちの首都キーフの1点です。

キッズ・ゲルニカ展の目的 「ウクライナの平和を願って」
キッズ・ゲルニカ展でウクライナの子どもたちが描いた時の思い、そして今、この子たちは生きているのだろうか、そんな思いを想像していただけたらと思います。

誰もが想像をしていなかったロシアの侵攻。当時、子どもたちは世界の平和を願って描き、今、悲惨な戦争に巻き込まれています。夢や希望を持っていた子どもたちが一瞬にして日常の平和を奪われてしまっている現実を、一人でも多くの方がこの絵を見ることによって、戦場となっているウクライナの子どもたちのこと、平和のことを考える機会になり、その積み重ねが世界の平和につながっていくことを祈っています。

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2022.05.13

第33回高尾山穂見神社の清掃活動

33回目の穂見神社の清掃。8:10から始めて小雨が降りそうな気配だったが、何とか持ち直したようだ。今日は落ち葉もそうはなく、おしゃべりしながらの作業はとてもリラックスした楽しい時間。

大塚さんから(2021/1/20)
沼津高尾山古墳の御関係の神々様は 国常立大神(穂見神社) スサノオ大神(熊野神社)  日本武尊 スルガ王
国常立大神- スサノオ大神- 日本武尊 は転生    スルガ王 は 神上りなされています
この四神が 御関係神です
では何故 この時期に この問題が 浮上したか---
実は この神々様は この地球の大難に際し 2004年より お立ちになられ 2014年より 活動を活発化されておられますこれは 古墳問題の経緯と一致します(偶然 ではないのですが この時期 私も神々様のお役に加わりました)
ではなぜ 古墳問題が 浮上したか?  ここが重要ですが!
ハッキリ言って 神々様は 直接は動かれません 人々が'気ずき' 'どう動くか' を見ておられます
様々な処で この様な事は なされていますが 中々 気ずかないのが 人間です
古代人は 科学は無くとも この神からの '合図' を察知して 暮らしておりました
現代人は 科学を手にして 傲慢になり この有り様です
そこで 満を持して 神々様の お出ましです
早く'気ずき' 感謝 反省して 事に当たらねば 生けません

2022.05.08

心ある女性たちよ、立ち上がれ by 母の日

5/8の東京新聞「筆洗」に「母の日」の原型はどこから生まれたのか?そもそもの母の日について書かれている。それは1870年、今から150年も前の南北戦争(1861年から1865年)後の悲惨な記憶が残っていた時代のことである。

19世紀のアメリカの詩人で社会活動家のジュリア・ウォード・ハウという女性が、息子や夫が戦場に駆り出されることに反対の声を上げようと女性に向けて呼びかけた「心ある女性たちよ、立ち上がれ」と。

母親が子供に幼い時から教えた地合いや寛容の精神の教えが、戦争によって奪われてしまう。そのことが母親として許せない。

「武器を捨てよ、武器を捨てよ」そう訴え、母親の団結を求めた。現在「母の日宣言」と呼ばれるもので、ハウという女性は「平和を求める母の日」としたかったそうだ。「母の日」の出発点は反戦と女性の団結にあったという。

戦争で息子が誰かを傷つける。傷ついた誰かもまた誰かの母親の息子。世界中の母親が団結すれば戦争を止められるはず。その原点が「母の日」であるという。

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ウクライナ進行が続き、国際社会はロシアを今止められないでいる。

ロシアの侵略戦争はあってはならない信じ難いものである。無力な国際社会で今起きているウクライナの惨状に目を背けることはできない。

私達は微力だが無力ではないはず。

小さな力だが、小さな力でもいいから行動に移していきたいと、今日の母の日に「Mother's heart project」を立ち上げた。

小さな一歩ではあるが、ウクライナ支援に何ができるのか、行動に移していきたい。

2022.05.08

キッズゲルニカ・プロジェクトin 富士宮

5/7 富士宮の渡邊さんから、子どもたちがゲルニカの絵を描くので見に来ないかと連絡があり、その制作場面に立ち合わせてもらうと同時に、パリから5点のうち1点を持ち帰ったウクライナの子どもたちのゲルニカの作品を見せていただく。チェルノブイリの原発事故と福島の原発事故が描かれているキエフ市のゼムリヤキ(被災者を支援する市民団体)の子どもたちの「平和の絆」

キッズ・ゲルニカとは、無差別爆撃を描いたピカソの作品「ゲルニカ」と同じ大きさのキャンバス(縦3.5m×横7.8m) に子どもたちが平和の絵を描くという国際的なアートプロジェクトです。

『ゲルニカ』(Guernica) 製作年:1937年 サイズ:349.3776.6cm
スペインの画家パブロ・ピカソスペイン内戦中の1937年に描いた絵画
内戦状態にあったスペインで、反政府側のフランコ軍を支援するナチス・ドイツ軍が19374月、スペイン北部バスク地方の町ゲルニカを無差別爆撃する。この市民を巻き込んだ殺戮を知り、描かれた作品

1995年から始まった「キッズゲルニカ・プロジェクト」今では世界50ヵ国250点余の作品が仕上がっているという。
パリ在住の渡邊さんは2017年にファッションデザイナーの高田賢三さんとウクライナ各地で子どもたちが東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後、平和への思いを描いた絵画5点が世界各地を廻っているという。
Q
キッズゲルニカは地球全体をキャンバスにして平和の精神を表現し、人々をつなげていくアート。
Q
ここ富士宮市でも、平和の思いを絵を通して子どもたちに引き継いでいってずっと繋げていかなければという思いの関係者が一丸となっている姿は素直にうらやましいと思った。
沼津の子どもたちにも、今回のウクライナのことを契機に平和を自分の事として考える機会を作れたらと思う。
Q

絵は言葉が違っていてもすごく率直に訴えてくる。それを互いに理解し合い、共感できることはとても素晴らしいこと。環境や文化の背景が違っていても、愛は不変であり、子供と大人も同じです。それを子どもたちに引き継いでいってずっと繋がっていってほしい。

2022.05.05

芹沢光治良さんの生誕の日

朝、記念館には県内外から多くの光治良ファンが押しかけていた。

5/4は芹沢光治良さんの生誕の日(今から125年前)1869年5月4日を記念して、企画展【「人間の運命」とその時代】の説明があるという事で記念館に出かける。

すでに館内は県外からの方も含めて多くの光治良ファンが押しかけていた。


私は5/3に香貫山の裾にある彼が眠る市営墓地に行っていたのだが、この時も記念館の後、彼の墓地に行くという方がいた。せめてこの時ぐらいきれいにしておけばよかったと後悔したのだが・・・

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作家・芹沢光治良との出会いは、私が中学生の時「人間の運命」を読んで感銘を受け、それ以来ずっと好きな作家である。当時、中学生の私には「人間の運命」というタイトルに魅かれ14巻もある長編を夢中で一気に読んだ記憶がある。なぜ、中学生の私が彼の生き方や考えに共感できたのか、その理由も今回の説明で知ることになり、改めてその生き方や考えに感銘を受けたのである。

企画展の中に、1954年冊子「世界」に発表した「私の憲法観」と1951年の世界ペン大会の時のスピーチ原稿は、ロシアの侵略戦争で日本の平和憲法を揺るがしかねない今の状況に警告を鳴らしているかのよう思える。かつての戦争を教訓として世界平和を希求し、国際社会での日本のあり方を示している。

今、国はこの時とばかり、ロシアのウクライナ侵略で国を守るには軍備拡張をし、戦争ができるように憲法を改悪しようとしている。既に日本は敵基地の攻撃能力をもつことやGDP2%の防衛費など、世界のベスト10に入る軍事大国になっているのです

                                     沼津市名誉市民章 名誉市民第2号受賞
昭和55年4/19に授与 ↓

↓1951年(S26)スイス・ローザンヌで6/22~28まで開催された世界ペンクラブ大会に石川達三氏とともに参加。日本代表として演説をした原稿。*最後の稿は、取り消しがされた文章。(私の備忘録として記す)

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なぜ、中学2年だった私が学校図書館で借りた「人間の運命」に感動したのか。あえて子どもにも理解できる言葉を選んで執筆したのか。光治良は東京の自宅を沼津中学出身の一高生や帝大生に開放していた。その学生たちの中に和田稔という後輩であり教え子が人間魚雷の訓練中で終戦直前に事故死した。
この戦争は自分たち作家にも責任があると考え、その苦悩から彼が見出した答えは、人は其々の立場で文章を書いている。作家としての言葉、政治家としての言葉、哲学者としての言葉、人はそれぞれの立場で文章を書くだけではなく、誰にでも伝わり人々に理解されなければ意味がないのではと考えたという。

誰にでも伝わる言葉で、彼は「人間の運命」を書いたのだろう。だからこそ、当時の私にも彼の描く世界が理解できたのだろうと思う。それぞれの専門分野での言葉も必要だが、要は誰に伝えたいのか、何を伝え、理解してもらうのかだろう。

この14巻は1965年(S40)~1971年(S46)7年かけて仕上げている。

2022.05.05

照江寺の楠木トトロ

照江寺の境内には、自然石から御影石まで300基からの白隠禅師をはじめとする禅僧の書画(碑)がある。すべてひとりで彫刻したという、それも60歳から始めた石彫であるから驚きである。

「その石が途中で欠けたらどうするの?」と聞けば、「それも最初から欠けること失敗することを念頭においてやっているから、それ以上に悪くはならないよ。」と。
「欠けたら欠けたでそれも絵になるように工夫する。失敗を景色に取り入れていけば、その方がいいものができるかもしれない。失敗したらと考えるのではなく、最初から失敗するって考えているから・・・」という。

とにかく、紫陽花で訪れるときに見ていただきたいものが此処にはたくさんある。

その一つに此処で目を見張るのは楠の巨木、別名トトロである。

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これは香貫山の楠木、私はトトロと呼んで挨拶を交わしている。

此処には大木が3本。クスノキとヤブニッケイとタブノキ。

2022.05.04

あじさいの照江寺とウクライナ支援

「念ずればかなう」そんな出会いが待っていたのは江の浦の照江寺でのこと。このお寺には紫陽花の時期に友達と数回来たことがある。駿河湾東端の小さな入り江を見下ろす切り立った斜面にあり、静かなたたずまいの禅寺である。幕末(1855年12月)には漂着したロシアのディアナ号プチャーチン提督一行の宿泊寺と記されている。

毎年紫陽花の時期になると、市内はもちろん県内外から2000人以上の方がお見えになるという。今回、ご住職はウクライナの戦況を見るにつけ「何とか自分にできることはないだろうか?」と居ても立っても居られない気持ちになり、この紫陽花の時期5/20~6/14までをウクライナ支援のために準備を進めている。

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ご住職は「この歳になって今まで思ってきたことが現実になって、会うべき人や会いたい人が次から次にかなっている。今までの人生の中で、今になって華が開いている気さえする。私はまだまだやりたいことが山ほどある。私のことをくそ坊主という人がいるけど、そう言ってくれるのは嬉しいねぇ~そういう人に限ってまた来るんだよね・・・」と屈託のない笑顔で嬉しそうに話される。

「私がこの歳になって分かったことがある。それはね、相手の言葉や行為で感動したことは、ちゃんとその人に伝えることにしている。そうすると私が思っている以上にその方に喜んでもらえるんだよ。それがきっかけになって立ち直った方もいる・・・」「石ころ一つとってもすべて愛おしい、みんな違っているからいいんだよ・・・」石ころ一つ一つを念じながら文字を描いていくのも本当に楽しそう。とても79歳には見えない大志を胸に秘めた少年のようにさえ見えてしまう。

今日は、私と典子さん(整膚師)と3人で日が暮れるまでお仕事(御朱印書き)をしながら沢山のことを話した。ご住職や典子さんとの会話は、勿体ないほど心が癒されていくのが分かる。年齢を超えて、立場を超えて、共感し尊敬しあえる時間は夢のようでした。人として「生きる」ための人生訓を教えてくださっていたのかもしれない。

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