山下ふみこオフィシャルブログ
2023年01月
2023.01.30
市政報告会 by 未来の風 その2
未来の風の報告会の参加者との意見交換の中で、参加者の中から地方議員のなり手がいないという発言が、元議員さんから意見があがった。
ちょうどその日曜日に東京新聞の一面に掲載されている記事に「地方議会のなり手不足」とあった。しかし、記事とは違って、彼の発言は、このなり手不足の中には、意見を言うべき少数派議員のなり手がいないという事が大きな問題だという意見である。https://www.tokyo-np.co.jp/article/227950(東京新聞)
私もそういう意味では確かに現実はどんどん与党化されている状況は、果たして、これで市民の本当の声が届くのだろうかと思っている。全国の少数派議員へのいじめが取り沙汰され、今まさに仲間も司法で闘っている議員は女性が多いが、その闘い自体にも大きなプレッシャーだが、そこに割かなければならない時間とフラッシュバックに堪え得る精神力とお金は相当な覚悟が必要である。
でも彼女たちを突き動かしているのは、民主主義がつぶされてしまうというその危機感であり、これまで先人たちが闘って得てきた民主主義と人権を権力でつぶされてはいけないという思いである
因みに沼津市の12月議会における特別職の議員等の期末手当の値上げに反対した時に調査した資料をアップします。これが沼津市の特別職の報酬です。
因みに反対したのは未来の風の山下・江本と共産党の1人です。賛成意見は誰からもなく賛成多数で可決。
2023.01.30
地球を救う経営を by パタゴニア
Do what you can !
今朝の東京新聞にパタゴニア創業者イボン・シュイナードさんの記事が一面に掲載。
前からアウトドア用のパタゴニア製品のファンでもあり、パタゴニアの理念やその活動について尊敬をしている。
その創業者の方が東京新聞トップ面に掲載されている。その内容は衝撃的な感動です。ぜひ皆さんと共有したいです。
「気候変動は人類最大の脅威」パタゴニア創業者が自社株3900億円を寄付した理由<ロングインタビュー>
https://www.tokyo-np.co.jp/article/228117/2?rct=world
https://www.tokyo-np.co.jp/article/228117
「自分に何ができるのかを、自らに問いかけてほしい」と彼は言う。
私の強みは何か?Do what you can!
2023.01.30
市政報告会 by 未来の風 その1
1/29(日)未来の風の江本と山下の市政報告会を行う。コロナ禍のこともあり定員制限をした中で50名の方が参加。
まずは12月議会の報告「ごみ焼却問題、鉄道高架化を含む財政的問題、期末手当、私の官地の問題など」
そして、参加して下さった方々との意見交換など、遠くからは静岡や真鶴町、湯河原町からも。そして今話題になっているメガソーラー問題で市民運動を展開している仲間も参加。
今、どの地方議会でも問題になっている「少数会派のいじめ」が、こうして他市との議員や市民との連携を深めていくことは情報共有はもちろん、対応策なども話し合えるのでとても心強い。今、沼津議会は注目されているらしい。
ぜひ、注目される議会になるように、議員間討議はもちろん委員会質疑も活発に行われる議会にしていきたい。
この市政報告会も参加者の皆様の活発な意見をたくさんいただきとても励まされた。
いつも温かいエールに感謝です。ありがとうございます。
2023.01.26
ふるさと納税が20億円超へ
ふるさと納税が20億円を超したよ!!10年前は約700万円、R1は3億円、R2は5億円、R3は12億円、そしてR4は20億円超。
寄付件数は10年前の600件から今では10万件へ。返礼品数も1000件を超える。返礼品は寄付額の30%以内だが、確実に沼津市の生産者や事業者の売り上げに貢献している。令和4年度は令和3年度の法人市民税(21.9億円)を超す勢い。
何故、低迷していた沼津市ふるさと納税額を一挙に10億円台にまで増額できたのか?
それは高知県須崎市にある(株)パンクチュアルとの出会いがあったから。
これまでずっとふるさと納税は大手Jと委託契約を続けてきたが、R3年7月から此処との委託契約がやっとのことで成立。
一歩タイミングがずれれば契約はなかったと思う。今思うとその出会いは面白いことが沢山重なって、まるでドラマのようだったかも。
とにもかくにも、沼津市のふるさと納税に大きく貢献しているのは、人口2万人のまちから生まれた「パンクチュアル」の存在があるから。
彼等によってもたらされたこの実績は、職員や生産者の自信に繋がり、これからも大きく成長していくことを期待する。
2023.01.25
木負の神社とスティーブ・ジョブズ
今日は10年に一度の寒波到来といわれていたが、沼津は風もなく陽射しは暖かく穏やかな日でした。
友人に
鎮座地名の木負の由来は
当社の女神が比類なき美女であったため、「ヨシマツ」と称し「吉妾」となった説があるという。
また、この辺りは山中より木を切り出して背負って売り歩いたことから「木負」となったとも。
鮑玉とは
鮑から算出する真珠のことで、白珠もまた真珠を意味することから、木負沿岸の漁民によって奉仕された貝類の神と考えられるとある。近年まで、付近で真珠養殖がおこなわれていたという。そういえば、小さいころ父の往診で一緒について行った時、真珠養殖をしている人たちと父との会話の中で、アコヤ貝の中の真珠を見せられた記憶が鮮明に蘇った。昔は真珠養殖に適した環境があったのだと思う。
アッフルの創業者、スティーブ・ジョブズさんが購入した版画
その一つが此処からの富士山だったのではないかと言われている。
アッフルの創業者、スティーブ・ジョブズさんが購入した版画
その一つが此処からの富士山だったのではないかと言われている。
2023.01.24
初めての手作り味噌の完成
昨年の2/3に初めて味噌づくりに挑戦。いつも手作り味噌を買うようにしている。だって市販のものとは味も風味も違うし無添加だから。
毎日、おかずがなくてもお味噌汁を欠かさない我が家にとって、御出汁とお味噌は大事。
初めてのお味噌づくり、やっと1年経って「ほらっ、この通り!」写真だけではこの美味しさは伝わりそうもないけど、お味噌はカビずに無事完成。みてみてみて・・・
よいお味噌の4つの条件があるそうです。
1・色 「照り、冴え」があるのが良い色合い
2・香 自分の間隔で美味しそうだなと感じる香りがする
3・組成 口の中に入れ,舌で上の歯の裏側に押し当ててすりつぶしてみると、ざらつきが少なく溶けやすいのが良い味噌
4・味 「麹の甘み、大豆の旨味、塩の塩味(えんみ)」この3つが自分が美味しいと思えるバランスになっていればよい
最後に4つの条件に加えて
「心のこもったお味噌は理屈なしで美味しいもの」と。
夫がほぼ仕込んで、私が傍からエールを送って出来上がった初めての手作りお味噌は大成功です。
2023.01.22
高尾山古墳の現地見学会
1/22(日)高尾山古墳の現地見学会に参加。学芸員・木村さんの案内による現地説明会は1/22,28が最後で、今後は道路完成の10年後になるという。今回は本当に貴重な現地見学会であったが、各班にわかれ、1班30分足らずの説明では時間が足りず、もっと話を聞きたかったが、数時間1人で説明する木村さんは、寒風の中きっと大変だったと思う。
高尾山古墳は都市計画道路建設に伴う穂見神社の移転によって発見された古墳である。当時、東日本最古級の古墳が発掘されたことで全国ニュースとなり全国から多くの人々が押し寄せた。
しかし、この古墳は道路計画によって発掘調査という大義によって、削り取りながら古墳調査をする補正予算が計上され、取り壊される運命にあった。
この時、担当者をはじめ、市民、知識人、大学教授など本当に多くの方々が其々の立場から国に働きかけ、取り壊す運命にあった古墳を、私の一般質問の直後に市長が白紙に戻すと宣言。それからというもの、道路と古墳を両立させるための取組みが進められてきた。
この時の市民運動の盛り上がりは大変大きく、高尾山古墳の講演会には会場いっぱいに参加者が溢れる状況が続いていたが、道路の計画案もほぼ決まり、ここ5年ぐらいは訪れる人もなく、静かにその時を待っていたように思う。
2015年6月の当時の状況(私の一般質問と歴史学者の磯田道史さん)
https://yamashita.fm/blog/2015/06/6378/
山梨から来た方と10:00からの見学会に一緒になったのだが、市街地にある高尾山古墳は全国的にも珍しく、大変貴重な古墳であると言っていた。
説明によると、この地が交通の要所であったこと、既に土木技術や測量技術によって古墳の設計が緻密な計算のもとで創られていたこと、各地方で統治していた王たちとの政治的にも経済的にもネットワークが形成されていたのではないか等、この東国の王の存在はとても興味深く、改めて沼津のルーツに思いをはせる機会にもなった。またこの地がいかに統治するにあたり、方位的にも計算されていたのではないかと指摘する方もいる。
最後に高尾山古墳の存続に大きな功績を残した杉山治孝さん、瀬川裕一郎さんに改めて感謝をしたいと思います。(合掌)
2023.01.17
15年議員表彰の辞退
昨年11月のことになりますが、議会事務局から「東海市議会議長会被表彰該当者の調査について」の依頼があり、12/2までに回答をすることになっていました。
議員の表彰にはABCDランクがあり、今回、私はDランク(議員15年)にあたり表彰対象者という事でした。議会事務局から該当者の私へ受賞の意思確認がありましたが、議員活動の年数で表彰されることに違和感を持っていましたので辞退をしました。
辞退から既に2か月が経過していますが、支援者から「議員になって15年以上になるのに、他の議員はとっくに表彰され議会だよりにも掲載されていたのに、何故表彰されないの?またあなただけ除け者にされたの?」という質問をかけられることが度々あったので報告する次第です。
こうして気にかけていただけることに感謝します。
2023.01.15
沼朝投稿 by 大海祥
友人から、「ふみちゃんのことじゃない?」ってメールが来た。大海祥さんの沼朝投稿記事の最後に私のことが書かれているという。
どれどれと改めて読む。最後の5行に
「与党も伝統的な野党も、鉄道高架党も特定女性議員へのしつこいイジメも、信頼できない。」とある。
「世間はそう見えてるんだぁ」と、ここ最近よく同じようなことが言われる。
いずれにしても「これまでのいじめとも思われる数々の出来事を、ぜひ聞かせてください。」という声もあるので、
1/29(日曜日)13:30~
サンウェル沼津(沼津健康福祉プラザ)で江本議員と私の「未来の風・市政報告会」を開催します。
これまでの議会で起きたことについてお話をしたいと思います。
要申込 fumiko2008@gmail.com
2023.01.14
大岡日吉の山神社の例祭
私の住む大岡日吉には日吉の住民にとって聖地として敬われ、祀られてきた日吉廃寺の敷地内に「山神社」がある。
生憎の雨の中、今日は日吉自治会によって山神社の例祭が執り行われた。
現在の日吉廃寺(跡)は、7世紀ごろ、全国的に大寺が立てられ奈良の法隆寺を模して作られたと言われている。
当時既にこの辺りは中央とのつながりを持ち仏教の地方普及の拠点であったようだ。
3度の火災により歴史を閉じた廃寺跡は、東海道線の開通等により、寺の敷地は、甚だしく狭められてしまって現在に至る。
戦前は日吉の小学校児童による清掃作業が行われ、また寺の敷地内に山神社が祀られている事実から、古くからこの地は日吉の住民にとって聖地として敬われ、祀られてきたことがわかる。
古来から山の神様として親しまれている山神社は、日吉にとって日枝神社は氏神様であり、山の神様は鎮守の神様である。
山の神は農耕の神であり、春になると山から下りてきて、秋の収穫が終わると山に帰って行ったと言われている。
↓ 津島牛頭天王 (つしまごずてんのう) ↓ 瘡守稲荷 (かさもりいなり)
昭和3年に再建された山神社拝殿は、ほぼ半世紀を経て老朽化が激しくなり、昭和52年に再建されるときに、老廃化した三峯社に祀られていた津島牛頭天王(ごずてんのう)、瘡守稲荷(かさもりいなり)の2神をこの拝殿に遷座、合祀することになった。(この史実は昭和63年「日吉のあゆみ」が、日吉自治会によって発行。)
牛頭天王は、京都祇園の八坂神社の祭神で疫病を防ぐ神としてご利益があると伝えられている。今では現代の疫病とも言われているコロナウィルスから守って下さると言われている。
瘡守稲荷(かさもりいなり)は「疱瘡つまり天然痘は当時伝染病として恐れられていて、それから人々を守って下さる神様だったようで、今ではできもの腫物など皮膚病一般を直す神様として知られている。
この日吉廃寺の敷地内に山神社が祀られ、古くからこの地は日吉の住民にとって聖地であり、こうして毎年祀って下さっていることは、大変貴重なことです。私たち日吉の住民を守って下さっているという事に改めて感謝したいと思います。
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