山下ふみこオフィシャルブログ

2025.03.30

夜間救急医療センターの使途不明金の記者説明会NO1

使途不明金

誰も責任を取らない使途不明金の行方は?

昨年6月に発覚してから、9月議会、この2月議会と一般質問を繰り返してきたが、責任の所在について3市3町で協議をしていくという。

私は沼津市の責任を質してきたのですが、横領額はとてつもない金額だけど、それを見過ごした現場に携わっていた人が、医師会長が交代しただけで、未だ責任を明らかにしていない。闇の中に葬り去ろうとしているのではないかと、市民からはお叱りの声を頂いている。

沼津市に損害を与えた2.6億円の横領事件は、指定管理者として市長は対策協会に委託してきた責任がないと言えるのだろうか。

また、指定管理者として議決をした議会の責任もないとは言えない。

対策協会の元職員だから、職員を雇用していた対策協会に責任がある?
その亡くなった方だけが犯人とでもいうのだろうか?

対策協会は医師会と33町で運営をしているので、33町と協議をし今後の対応を判断していくと言う。

指定管理者として委託した沼津市長の責任について、自らが何も答えないのは、市民から見れば、責任回避だと思われても仕方がないだろう。

 何故なら、指定管理を委託したのは33町ではなく、沼津市長が委託し監督しなければならない立場です。23町は、負担金を沼津市に払って管理運営をしてもらっている

2.6億円は本来沼津市の収入として入ってくるべきお金が入ってこなかったのは対策協会の責任だと言い切れるのでしょうか。

 夜間救急医療センターが、窓口で医療費等の徴収をして、センターが沼津市に納付するようになっていた、

その医療費には、・診療報酬・自費診療等、また交通事故による自賠責や労災の保険料等が、沼津市にセンターから直接納付するようになっていた。

しかし、そのうちの自賠責や労災の保険料が、沼津市に納付されていなかったことに15年間にわたり気づかなかったという。

 何故なら、センターから入ってくる医療費は、個別に分かれていなくて、まとめて入ってきていたから気づかなかったという。

 今回、新年度予算を計上するにあたり、これまで使用料として一括して歳入に計上されていたものが、3つに区分されて計上されている。

保険者使用料12600万円患者使用料2100万円、(これまで計上されていなかった)損害保険等使用料600万円
令和7年度から個別に計上されている。

 これまでどんぶり勘定だったの?公金の取り扱いが何と杜撰な管理だったのだろう。こんな会計処理はあり得ないと思う。15年間にわたり気づかなかったというのは、沼津市の会計上の在り方にも問題があったと言わざるえない。

基本的な会計上の処理をしてこなかった沼津市の責任は23町から攻められて当然だろう。

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