山下ふみこオフィシャルブログ
2016.08.13
なないろの風・夏期研修 in菊川 NO2
今回は菊川市議の倉部さんの紹介で「ソラマメ」というシェアショップハウスで、一歩も外にも出ず半ば缶詰め状態で丸一日を有意義に過ごせたのは、一つにはこの場所の快適さ。
そして女性議員として、普段、理不尽に思っていることをお互いが共感でき、率直に話し合うことの清々しさを久々に感じました。まさにこの空間だからこそのような気がして、ちょっとこのハウスってすごいかも!
★★企業の新たな取り組み★★
このそらまめの快適さとスペースの使用料の安さに驚くが、まずはこの建物のコンセプトに大いに私は注目をする。
この住宅モデルハウスのような建物は、特に子育て世代の若いママたちのニーズと民間企業の戦略が見事に合致しているからこそ成り立っているように思う。
でも、モデルハウスの看板はないし事務所はこの敷地内にはない。管理人もいない。
ここは若い世代をターゲットにしたヨガやダンス教室等ができる鏡の部屋も兼ね備えている。登録会員は団体で130あり、メルマガ登録は700人以上に上がるという。
ここの取り組みのすごいのは、
ママたち世代が日ごろから思っている「こんなスペースがあればいいなぁ」というニーズを取り入れ、このスペースを使用する団体は、ママサークルのランチ会からイベント、展示、料理・パン教室、厨房も2か所あって、食の販売も可能となっている。
子育て中のママが安心して楽しく使え、キッズコーナーもあり、自宅のような隠れ家的なお店のような雰囲気である。
以前、この会社は住宅展示場として駅前周辺にあったようだが、それではなかなか人が集まらなかったという。それよりも、その世代をターゲットにした人たちが集まるにはどうしたらいいのかと、そこでこのスペースができ、今ではここの利用者が住宅を建てることにつながっているとも聞く。
一般的にモデルハウスを見学に行くことは目的がなければなかなか普段行くこともないが、いざ、家を建てるときには、専門家のアドバイスを受けたいと思うが、いきなりモデルハウスを訪問するよりは、まずは知り合いや友人たちの口コミのほうが大きいと思う、その心理をうまく生かしている。モデルハウスということを一切宣伝していないのが、かえっていいのである。
また、その世代の女性を集める秘策もあって感心する。
空き家のリノベーションも盛んであるが、本当に使いたい、使えるこのようなスペースがないのが現実。リノベーションもこういう視点も考えてみたらどう何だろう。
さて本題は、「なないろの風」の今後の活動をどうしていこうかということを議論する。当初の目的は県内の女性議員を増やしていこうという大きな目的もあり、来年は仲間の4人が市議選挙も控え、その応援はもちろんだが、女性議員にチャレンジしてみようという人たちの受け皿的な活動をしていこうと、
西部・中部・東部・伊豆等の5~6か所で開催!
女性を議会に送るキャラバン ~なぜ女性議員が必要か~
10月末の決算議会を終えた頃から、活動を開始していく方向で日程調整をしていくことになった。
そして、ここでの研修がきっかけで富士市の子ども療育センターや教育プラザの視察も来週決定。子どもの成長や発達に関する取り組みは就学前と就学後と連携をもって一貫した取り組みを行っていることを富士市の小沢議員から聞き、早速アポを取り、みんなで見学をすることになっている。
2016.08.12
なないろの風・夏期研修 in菊川 NO1
県内女性議員でつくる「なないろの風」の夏研修と今後の取り組みについて、菊川市にある「ソラマメ」という”シェアショップハウス”10:00~20:00までみっちり勉強をさせていただきました。
教育、福祉、医療、駅前開発など、幅広く議論
http://shareshop.hamazo.tv/c568635.html




自分たちのまちの取り組みや課題等を情報交換することで、色々のことが見えてきます。それも女性ならではの視点は、やはり市民生活に欠かせないものです。
議会での女性議員が少ない中、仕事に男女差はないというものの、やはり子育て、介護を今まさに経験している私たちにとって、これらの日々の生活は、まさしく政治そのものです。
自治体によって、その政策の優先順位や取り組みは全く違うということを改めて再認識しました。
日々の生活が、自治体の政策や取り組みでこんなに違うのなら、私はやはり住民として、どこに住むのかは選ぶのは当然。それも、問題が起きたとき、自分や子どもや家族の問題にぶつかったときにこそ、どうしていいのか右往左往している相談をよく受けます。
こうやって、県内の女性議員同士で話をすると、その取り組みの違いがよくわかります。
やはり住んでいて、いざとなったときに、安心して相談ができる機関があることの重要性をひしひしと感じる昨今です。
声なき声をどうやって政策に生かしていけるのか、やはり、それは女性ならではの視点が重要になってくると感じる研修会となりました。
でも隣町の長泉には女性議員はゼロですね。続きはあとで・・・
2016.08.12
香貫山のいろいろ


今朝は富士山が全く見えません。曇り空ですが、風がなく朝方でも既に暑いです。山道を登っていくと危ないなぁ~と思っていた崩れかけていた土留めの階段がすっかり補修がされていました。
こうして何年も前から、こういう補修があちらこちらで見受けられます。あるご夫妻が補修をしてくださっています。
また頂上にある香貫山登頂簿、すでに30年以上続き毎月更新しています。すでに400人余からの人が自己申告で記入しています。この箱の中には、思い出ノートや観光案内パンフレットなども一緒にこの箱の中に入っています。この箱も何代目でしょうか?
どなたかがこの箱も新しく作ってくれています。
こうやって、山に登ってくる人たちの誰かが整備をしてくれているおかげで、みんなが気持ちよく安全に香貫山を楽しむことができます。


上記の写真のように、下草刈がちゃんとされているところとされていないところの差は歴然です。この山は古い山なので崩落しやすく、実際あちらこちらで崩落しています。
多くの人が気楽に上ってこれる市内が一望できる山で、まさに沼津市が見守らている気がします。
毎日、新たな発見があり、四季折々の自然を全身で感じています。つくづくいい山だなぁと思います。