山下ふみこオフィシャルブログ

議会

2023.09.07

9月議会 不当利得返還等請求事件の提訴

9月議会が9/14(木曜日)から始まります。今日は議運が開かれ、全議員に議案書や決算書が配布され、一般質問をはじめ、令和4年度の決算審査が約1か月間の会期の中で審議されます。

その中で、議案第40号「不当利得返還等請求事件の提訴について」沼津市から私・山下に訴訟の提起です。

昨年の匿名の手紙による橋の下に薪を置いたことをきっかけに、敷地の中に官地がありそこを有料駐車場として貸していたことによる駐車料金の返還と利息の支払いを命ずる内容が主な趣旨です。

9/14(木)私は事の経緯や真実をお話をするという事で記者会見を開きます。既に議案に上がったことで、静岡新聞をはじめ数社から取材をされました。テレビ静岡からは一言コメントを電話で求められ、夕方のニュースで橋の上から駐車場が放映されたという事です。記者会見をもって公正な報道していただきたいために、報道関係の皆様には今日プレスリリースをしました。

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2023.08.25

富士市議会と合同視察で沼川放水路その1

8/23(水)富士市議会との合同視察で富士市の「新環境クリーンセンター」常葉大富士跡地に時之栖が整備したホテル併設の封号方スポーツ施設「エスプラット フジスパーク」、沼津市に建設中の「沼川放水路」の3か所を1日かけて視察。市議会の交流事業という事でこの3か所の視察となった。

特に沼川放水路の状況は常襲浸水域に住んでいる住民にとって待望の放水路である。

事業計画は平成24年~令和14年(完成)と20年かけて整備される。目標は10年に1回発生する降雨による家屋浸水被害を解消する為である。というが・・・

事業費は370億円(H24年試算)で既に202億円を投資(投資率は54.6%)、用地取得は98.9%(R5年1月末時点)

事業は11年前に計画され、10年に1回の洪水による浸水被害を解消という。しかし、R3年7月そして今年6月の洪水規模に対しても対応できるのだろうか?

また昨今の降雨の状況はますます激甚化の様相を呈しているので、沼川放水路だけでは浸水被害は解消できない現実に向き合わざるえないだろう。

担当者の説明にも、沼川放水路ができたからと言って、これまでの水災害被害が解消されるわけではない。これからは「流域治水」の考え方が必要であるという。

気候変動の影響により水災害の激甚化を踏まえ、国・県は堤防や放水路の整備などの対策を加速するとともに、その流域に関わる自治体も協働して水災害対策を行う必要がある。

12年前には10年に1回の洪水を想定して計画されたのだろうが、今では沼津市にとって過去最高の降雨量と言われる水害がこの2年で2回来ている。

2023.08.21

全国政策研究集会 in 東京

8/18~19日の2日間の研修。
毎年、開催地での夏季研修は全国からの議員との交流も含めて有意義でハードな時間を過ごす。
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今回は退院したその日はオンラインでの研修に切り替え、翌日は9:00からの研修に参加。
虹とみどりの研修は女性議員が大半を占めているのが特徴だが、今回は新人議員が100名から参加しているという。会場はやる気と熱気に包まれクラクラするほどである。
法政大学総長の廣瀬克哉さんの「自治体からの平和の提言」の講演。議会改革の研究者として著名な方ですが、法政大学の総長に選ばれた、選んだ法政大学にとても関心をもたざるえない。こういう総長のいる大学生をとても羨ましく思う。
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研修後、歴史的景観や建造物を壊して超高層ビルを林立させる神宮外苑地区再開発事業の実態を酷暑の中、市民団体の方の説明で現場を歩く。
この一帯の緑豊かな景観に、東京都は再開発事業の認可をしたことによって300本以上の大量の樹木伐採や更なる高層ビルが林立しようとする状況に、景観保存、環境破壊を長年訴えてきている方々の話を聞きながら、胸が痛くなるほどに長年の活動に頭が下がります。

2023.08.05

白滝排水機場その後

8/4(金)河川課からの報告を受けるにあたり、もう一つの質問事項・仮設ポンプの規模の内容と概算もわかる範囲で説明を求めていた。しかし、回答はなかったのだが・・・

排水機場のポンプが稼働しない期間、約2か月間、仮設ポンプを設置していたが、その規模は非常に大掛かりなものであった。市民からの問い合わせがあったので、この仮設ポンプの設置費がどのくらいかかるものなのか、残念ながら今回の質問事項に挙げていたのだが、これについても2か月設置していたにもかかわらず、概算さえ言えない状況には唖然とするしかない。

緊急時とはいえ、概算の見積もりもしないで発注をかけているとしたら驚きである。

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沼津市が管理する排水機場は、建設から概ね 20~30 年以上が経過。
特に使用頻 度の高い排水機場ではポンプ機器の劣化が激しく、老朽化による性能低下が懸念されている。 そうした中、排水機場の適切な維持管理に資することを目的に、これまでの重大な損傷が発 生してから対処する事後保全型の維持管理から、損傷が軽微なうちに対策を行う予防保全型の 維持管理へと転換するため、長寿命化計画を立案。

白滝排水機場は平成20年設置され16年経過。昨今の豪雨状況によっては、ポンプの吐出量等の機能が、現状に追い付いていないのではないかという住民からの指摘もある。そうなると、現状の復旧を急ぐことは台風シーズンを迎えるにあたり当然だが、検証によっては排水機場の規模の問題も関わってくる。
そうなると30施設すべての排水機場の老朽化や更新問題も避けて通ることはできない。
長寿命化計画では、直近10年間の期間内では2.5億円/年。事業費ピークは3.6億円/年。しかし、これは今の老朽化した排水機場の更新で平準化した費用である。

長寿命化計画の対象施設は、沼津市を管理する30施設の排水機場の電気・機械設備、及 び土木・建築施設とする。

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2023.08.05

6月議会一般質問・白滝排水機場その後

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20230609/3030020466.html

白滝排水機場ポンプの故障で被害拡大か!

当時の報道には「6月2日の大雨の中、午後5時前にポンプが稼働し始めたが、約30分後に突然、停止したという事です。
その後、水路から水があふれ出し、道路が冠水したり周辺の病院や住宅など約30棟が浸水したりする被害が出ていて、市はポンプの故障が被害の拡大につながったとみて原因の究明を進めている

その時のTV取材で沼津市河川課長は「ポンプの停止によって被害が拡大したことは重大なことと受け止めている。市内のほかの排水機場も整備や点検をしっかり行い、同じようなことが起こらないようにしたい」と答えている。

7/28議会に「白滝排水機場の動作確認について」報告があった。

報告には「ポンプは稼働したが、ポンプの電源である発電機の復旧と併せて排水機場の運転が停止した検証について、ポンプの故障ではないことが分かったが、何が原因なのか引き続き進める」というものだった。

住民説明会は8月中旬ごろの予定とあったので、報告内容についてもう少しわかりやすく説明をしてほしいと事前にアポを取ってお願いをしていたにもかかわらず、今日(8/4)の河川課長は「今の時点では検証ができていないので説明はできません」というだけで報告書にかかれていた以上の説明を受けることができなかった。

私たちが知りたいのは、検証結果がまだ出ていないのであれば、これまでの2か月間どういう調査をしてきたのか、何が分かったのか、これからまだ何を調査していくのか、復旧にはまだどのくらいかかるのか、そういう説明すら受けることができなかった。

この状況で8月中旬に行われる住民への報告会に、今回の災害で住民の生命財産を脅かしたにもかかわらず、復旧の見込みもわからず、原因も検証できない状況の中で、報告会を開いても、住民は納得するのでしょうか。住民への説明責任はどう考えているのかときいたところ、それまでにはちゃんと説明できるようにするという。

今回のような担当課とのやり取りは本当にむなしい思いしかなく、これ以上説明を求めても無理なことだと考え、住民への報告会に資料なども用意するというからには、せめて私たちにもそういう時系列的な資料のもとで、来週中に再度説明をしてほしいとお願いをするしかなかったのだが・・・。果たしてそれも果たしてもらえるのだろうか?

当時のテレビ放映にきせがわ病院 看護局長は「私たちは医療に影響が出ないよう力を尽くすので、 行政には原因を突き詰めた上で対処を進めてほしい。」と言っている。これが被災した住民の切実な思いでしょう。

どうして2か月以上もたった今も原因究明の検証ができていないのか、できていないことを責めているのではなく、その理由を住民が納得できる説明が必要であり、少なくても復旧の見込みを伝えなければ何を住民に理解を求めるのか、これでは納得してもらえないのではないかと思うのだが・・・

担当課に私たちの思いが伝わったのだろうか?と思うと、情けなく、屈辱的な思いしかない。

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