山下ふみこオフィシャルブログ

仕事

2013.04.02

ふくしま集団疎開裁判が山場 あなたの声を

突然ですが、福島集団疎開裁判が山場です

自分ひとりの行動はたかが知れています。でもまず自分が動かなければ何も変わらないのも
事実です。

福島の子どもたちの被ばくはもう待てません。

賛同いただけると幸いです。

裁判所や政府を動かすの は、真実と正義とそれを訴える一人一人の市民の声です。
一緒に考え、行動し、どんなかたちでも結構です。どうか、福島の子どもをご支援ください。

以下にその要請文を添付します。

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皆さんへ

疎開裁判の弁護団の柳原です。

疎開裁判は、先週末から、これまでで最大の山場を迎えました。
以下、その報告とアクションのお願いです。

疎開裁判は今年1月21日に審理を終り、判決は、弁護団の予測では遅くとも
3月末までには間違いなく出る(なおかつ出すなら休みの前日の金曜日に出
す)ということで、3月最後の先週金曜日、緊張のなか待機しましたが、とう
とう出ませんでした。

志賀原発差止判決を書いた裁判長で、裁判官経験30年以上のベテランの弁護
団の井戸謙一さんも「予測が完全にはずれた。通常では予測できないことが起
きているとしか思えない」と驚愕するような異例の展開となりました。

私の読みでは、判決が出ない最 大の理由は3人の裁判官の合議が一致しなくな
ったから、ズバリ言えば裁判長の見解に、左右の2人の裁判官が異を唱えるに
至ったからです。

狡猾な裁判長なら、そこで、自分と反対意見の左右裁判官が異動するのを待っ
て、新任の裁判官を口説き落として却下判決を下すでしょう。
それを確認するため、本日、裁判所に確かめたところ、結果は「裁判官全員異
動はない」でした。
つまり、引き続き、裁判所内部で裁判長と2人の裁判官の間で対立状態、一種
の内部抗争状態が続くことになります。

当初は裁判所内部で「訴え却下」で結論が一致していた筈なのに、それがここ
まで抵抗勢力が力をつけるに至ったのは、「福島の子ども達を救え」という市
民の声が大きくなり、抵 抗勢力を励ましたからです。

これに、原子力ムラの主たちが青筋を立てて激怒し、秩序回復のための行動に
出ることは明らかです。

今こそ、子ども達の命を支持する若い裁判官たちの背中を押して支える必要が
あります!

そのため、先日スタートした以下の「判決前夜アクション」に、文字でも映像
でもいいのでメッセージを寄せてもらうように、ドイツに滞在中の山本太郎さ
んとか、至るところでお願いしています。

(日本語版)
http://www.fukushima-sokai.net/action/opinion.php

(英語版)
http://www.fukushima-sokai.net/action/opinion-e.php

この決定的な重要な瞬間に、是非、皆さんにも、一人でも多くの方に、「判決
前夜アクション」に疎開裁判を支持する声を寄せ、原子力ムラその他からの圧
力に体を張って抵抗している裁判官たちを勇気づけ、励ましてくださるよう、
切にお願い申し上げます。

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柳原敏夫(Toshio Yanagihara)
E-mail  noam@topaz.plala.or.jp 
ふくしま集団疎開裁判
今すぐ、判決前夜アクションに参加を!
http://www.fukushima-sokai.net/action/opinion.php
あなたも世界市民法廷の陪審員として評決を!
http://www.fukushima-sokai.net/action/opinion.php
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2013.02.03

私の講演会

今日は沼津図書館で私の講演会を行う。

ゲストには元建設省の役人で、10年以上前から鉄道高架事業の問題を沼津朝日新聞等に
投稿をしている長谷川徳之輔先生です。

今日はやはり8年ぐらい前、私に長谷川先生を紹介してくださった方が来てくださったり、
皆さんと有意義な時間を共有できたと思う。

先生は、この温暖な世界一住みやすく、新鮮な食材が豊富にあるこの地は、B級グルメではなく、
A級グルメを目指すべきで、周辺地域との違いを強調される。しかし、今の閉塞感にみちた状況
に対して、その根源は高架事業であり、中止すべきであると、唯一、有識者の中で一貫して言い
続けている人でもある。

その中で、今東京で白隠展を開催しているが、連日超満員の集客があるのに、なぜ、白隠さん誕生
の地の沼津でやらないのかと問題提起された。

ニューヨーク美術館でもたしか白隠展は絶賛され、世界中に多くのファンがいる。
東京では2ヶ月間のロングラン。それだけ集客力のある白隠さんの作品を、地元・沼津
でもっと発信すべきだという。

この白隠展は史上最高の所蔵品の展示とも言われている。是非行ってきたいと思う。

今回、私の講演テーマは、どの自体も差し迫っている「公共施設の更新問題」と三ツ目ガードの
「冠水対策」について、データーに基づきながら、その問題点を追及した。

この問題は多くの真実が隠されたまま今日に至っている、その原因は何か?調査をしていく中で
いろいろ明らかになったことがある。

本当に驚くべき事実があり、その事実を関係者(県と市の行政担当者)が誰も言わない、言えない
状況を作り出しているのは一体何か?この問題こそ、まちの閉塞感につながっているわけである。

今日はその背後に何があるのかを、財政問題も踏まえた中で私の見解を述べさせていただいた。
この問題はいずれ明らかにしていきたいと思う。

今日参加してくださった方々、そしていつも私を支えてくれている仲間に感謝です。
ありがとうございました。

2013.01.26

福島の子どもを守れ

福島の状況、本当のことは自らが求めなければ、メディアからは真実を見出すことはできない。

家族を守るのは自分以外にはないということ。福島の被ばくは今も続いている。

「福島の子どもを守れ」 ドキュメンタリーです。


2013.01.24

視察3日目・愛知県岡崎市の下水道料金改定

視察3日目は愛知県岡崎市。

ここは全国的に八丁味噌の産地として知られる。人口37.4万人の中核都市です。

市内を矢作川が南北に、乙川が東西に流れ、支流も数多く存在する。市の中心部には岡崎城があり、
桜の名所としても有名であり、徳川家康生誕の地でもある。

広い河川敷きには、朝、散歩の方や生徒のランニング集団が行き交い、和やかな景観を呈し
本当に住みやすそうなまちである。

今回、ここには下水道料金改定を行った経緯とその状況を伺うことが目的である。

市役所の玄関をはいるとコンビニがあり、休憩所も兼ね備えていることには驚き。

料金改定をした背景や料金値上げの根拠、市民への対応などを伺う。

まずは下水道普及率だが、愛知県でも最も高く85.9%。(全国平均は75.8%)

平成21年4月からの値上げだが、5年ごとの基本計画の見直しと同時に料金改定の見直しも行う。

今回の値上げは夫婦と子供二人の平均世帯では1カ月183円で7.9%up。最高は14%up。しかし、
これも段階的に引き上げるという。

下水道の使用料単価:126円、汚水処理原価:128円と処理原価との差はあまりないが、沼津市の場合、
使用料単価:72円/1立法m、汚水処理原価:177円と1立方m処理するのに、使用量の2.3倍100円も
余分にコストがかかるわけで、使えば使うほどその処理コストが上がっていくわけで、赤字が膨らむのは
容易に理解できる。

汚水処理原価177円の内訳=資本費(公債返済費)94円+維持管理費83円

この使えば使うほどコストが膨らむという逆ザヤ傾向をどう考えるのか。適正な受益者負担を考えると、
資本費100%負担を目指す事が求められるわけだが非常に難しいのが現実である。

沼津市の場合、平成7年以降料金の値上げをしてきていないので、ここで改定をすることが目的でもあった
ようで、私の場合、それは視察中に気がついたわけで・・・

市民に料金値上げをお願いする前になぜそうなったのか、そうしなければならないのか原因究明をし、その
理由を明確に市民に示さなければならないはず。

特に沼津市の場合、昭和42年から作った整備フレームで整備を始めたが、その着手や普及が
遅れたために、単独浄化槽を設置した世帯が多く、今後、下水道や合併処理浄化槽に変更するには、
各家庭の事情もあり、特に高齢世帯には大きな財政的負担もあり、難しい状況が控えている。
こうして、普及率も低いが、水洗化率が低い理由は接続率が悪いために起きているわけです。

岡崎市は普及率も高いが接続率を上げる為にシルバー人材センターに委託し、2班体制で1件1件のお宅を8000件回り、個別接続指導をし、その実績を上げたという。

また、沼津市の下水道事業は毎年30億円からの赤字補てんをしていかなければならない状況をどう
改善していくのか、事は料金値上げでは済まされない現実があるわけで、今後、
当局が出してくる資料をもとに十分議会としても議論をしなければならないはず。

今回の視察の成果は、議論をするための問題点をたくさんもらい、その議論の経過を市民にきちんと
公表し、理解していただけるように、議員としてもその説明責任は重い。

このような視察の機会を得たことに感謝し、沼津市にとって、開かれた議会を目指していくためにも
微力ながら力を尽くしていきたい。

2013.01.24

視察2日目・倉敷市の下水道事業

1月17日視察2日目は倉敷市。

温暖な気候に恵まれた瀬戸内海に面し、47.7万人の中核都市である。JR山陽新幹線で倉敷駅に到着。

白壁の町並みで有名な美観地区を有し、年間640万人の観光客が訪れる観光都市の駅前は
大変整備され女性観光客が喜びそうである。

早めの昼食をとって市役所へ向かう。

ご当地特産・ままかり寿司

赤レンガづくりの大変豪華な庁舎である。

この緑の木立の奥が駐車場という。

倉敷市の下水道事業の整備ついて議員会館の中の一角でお話を伺う。

下水道の普及率は73.3%(沼津市52.2%) 整備について沼津市と決定的に違うのは、優先区域を
市街化区域を調整区域より優先して面整備を行ったことである。

当然と言えば、当然であり、住宅密集地から下水道整備をすれば、普及率は格段に上がるわけである。
そのためのインフラ整備に都市計画税を市街化区域に住む住民は払っているわけである。

ちなみに沼津市の自主財源である都市計画税は毎年30億円以上の歳入がある。

倉敷市は将来の人口減少や財政状況の厳しさが増している中で、下水道の整備・管理に関して、全体計
画区域の縮小をし、計画区域から外れた住民に対しては、合併処理浄化槽を進め、そのための補助金など
の対応をしている。

下水道全体計画区域の見直しをした場合の試算は、事業費は300億円縮減し、整備期間は10年短縮できるという。しかし、単独浄化槽の変更や合併処理浄化槽の整備費用に100億円必要。

調整区域に関しては、集落単位ごとに経済比較をしたうえで検討しているというように、きめ細かくその区域
の状況の見直しを進めているようである。

果たして、沼津市おいて、倉敷市のような計画区域の縮小等の見直しが可能であるか。

私が考えるには、大変難しいのが現実であると思う。

すでに他の自治体は、市街化区域の整備が進んだ中で、計画区域の見直しと合併処理浄化槽の推進を
始めている。

その中で、沼津市は今までの下水道整備が都市計画区域外から整備をし、狩野川左岸処理区や西部処理区の
整備率は30%台。もっとも大きな沼津市の中心地の計画面積が進んでいないわけである。

当局が言うように、人口減少・節水型の機器の普及、・経済の低迷によって、有収水量が減っているから、
使用料金が減少しているというのは、間違ってはいないが、正しい評価ではないと思う。

大きな間違いは今までの整備計画に大きな問題があったからである。この反省を踏まえて、
下水道の見直しや今後を考えていかなければ、下水道整備における市民の負担は増大し、
住民の理解は得られるものではない。

今までの排水処理計画があり、補助金等の問題があるにしろ、沼津市の財政赤字の元凶に
踏み込まなければ沼津市の未来はないと思う。

下水道整備の本来の目的は、この美しい自然と生物と生活環境を守るための整備であるのですから。

そのあと、美観地区の指定となっているところへ向かう。

倉敷市は女性市長である。HPをみると大変ユニークな市長でもあるようです。今回お会いできませんでしたが、HPから市長の定例記者会見の動画もみてください。市民にとてもわかりやすい報告をしています。

http://citizen.city.kurashiki.okayama.jp/mayor/

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