山下ふみこオフィシャルブログ
懲罰
2022.01.11
懲罰の経緯


12/9(木)
文科省へ議長の命を受け、公務で議運の副委員長(議員)と議会事務局2人が私の発言についての良否を伺いに文科省へ出かけ、その間に懲罰動議の提案が出されている。
12/10
本会議における懲罰動議発議者の提案理由(12/9懲罰動議の提出/議員署名)
懲罰動議の発議者の理由は、山下富美子市議の発言が、沼津市議会は会議規則(議員は議会の品位を重んじなければならない)で動いているので動議を出したという。具体的な内容は、設置された委員会の中で慎重に確認をして審議をしていただきたいという答弁に終始。
12/13
懲罰特別委員会での私の弁明:「大きな間違いと指摘した理由」
私は執行機関を質問したのではなく、教育長が私の質問をはぐらかしたので大きな間違いと発言。しかし、その理由は理解されず、教育長が正しい答弁をしたにもかかわらず、教育長を誹謗中傷し、侮辱する発言と断定。
懲罰特別委員会での審議委員会では、懲罰動議の提案理由などの具体的な内容についての説明及び発議提案者に対する質疑は、本会議で提案説明がされているため必要ないという理由で省略。
その後、委員10人が其々懲罰に対し意見を述べた後表決。(陳謝2・戒告7・退席1)主な理由として一面的・断定的な法解釈に基づき、「教育長、それは大きな間違いですよ」と発言し、市長に対しても、「大変残念な答弁ですけれど」と発言したことは、正しい答弁をした市長や教育長を誹謗中傷し、侮辱することにもつながるという事で、何が議会の権威を汚し、何が品位を汚したのかについての具体的な理由は示されなかった。
2022.01.11
一般質問の削除個所と動画

https://smart.discussvision.net/smart/tenant/numazu/WebView/rd/speech.html?council_id=41&schedule_id=3&playlist_id=5&speaker_id=28&target_year=2021smart.discussvision.net/smart/tenant/numazu/WebView/rd/speech.html



私の戒告処分は議長を除く26人の多数決によって25:1で処分が決定。
その後、議長が「去る 12 月 7 日の本会議での一般質問における 18 番 山下富美子議員の発言には一部不穏当発言 がありますから取消しを命じます。 なお、会議録につきましては後刻議長のもとで精査の上、措置させていただきますので、御了承 願います」という発言は、私が戒告処分を受け入れてから申し添えられたものである。
それにより、私の以下の黄色部分が削除となった。
2022.01.10
議会の自殺行為
元・湖南市長の谷畑さんのFBをシェアしました。
谷畑英吾
【議会の自殺】
沼津市議会で、学校統合に関する「事務処理権限は教育委員会だが、統合する権限は市長であり、学校の設置者は誰か?
学校教育法第2条、学校は地方公共団体が設置、この場合地方公共団体を代表するのは市長か教育委員会か?」との質問に教育長が「執行機関は教育委員会」と答弁、
それに対して「教育長、それは大きな間違いですよ。これ、執行機関・・・」と訂正したことが、正当な答弁を行った当局の信用を大きく失墜させる無礼な言葉」として懲罰審査の対象となり、ろくな審査も行われずに戒告処分と議事録削除が行われた事例。
まさに議会の自殺行為。
https://www.facebook.com/groups/218958710392671/permalink/224423746512834/
・1月7日に沼津市議会に提出したレポートはこちらです。
・沼津朝日新聞が詳しく報じてくれました。
https://www.facebook.com/108583138364371/posts/113591917863493/?d=n
2022.01.09
市民の投稿by沼朝その2


しかし、一市民が議会のことを言う事は大変勇気がいたという。考えに考えた上で、資料等を読み自分なりに理解をしてからでないと書くことはできなかったという。
なぜこんなことが起きてしまったのだろうか?
ある団体が主催した沼津市議会で起きたことについての学習会にも参加したという。
誰だから罰する、誰だから見逃す、なんてことはあってはならないはずだが、今回の懲罰処分は、そこに参加した方々は少なからずもそう思ったのかもしれない。
2022.01.09
各地議員の抗議と要望の文書 by沼朝
今回のことを契機に、市民一人一人が「議会って?」「二元代表制とは?」など、沼津市議会について考えていただけるきっかけになればと思っています。
★★今回の代表者である松谷議員のいう議会の役割とは?★★
市議会、都道府県議会も含めてですが、制度上、二元代表制であり、議会は自治体の唯一の議決機関です。
市長には提案権はありますが、議決権はありません。
議会の役割は、簡単に言いますとこの議決、市長部局の監視、政策提言、市民の声の代弁・伝える、そして国への意見書など表明、など5つの役割があります。二元代表制、提案権を持つ市長部局と議会、一人の議員としても、当然ながら対等であります。
議会においては、議員は市民の声を代弁する形で自由に発言します。議会は言論の府です。したがって常に緊張をはらむ場になります。
監視機能を持つ議会、一人の議員が発言したことに多数の議員が「当局の発言は正当であり侮辱する内容」だという形の懲罰動議は、根本的に二元代表制における議会の在り方を理解していない対応と言わざるを得ません。