山下ふみこオフィシャルブログ

2020.10.27

香貫山の地下埋設工事 終盤

いよいよレーダー雨量計通信ケーブル・電力ケーブルの地下埋設工事が終わり、最後の仕上げは道路の補修工事が始まった。
今回、埋設工事をしたことにより原状復帰をする際にお願いをしてきた事がある。
日々傷みが激しくなってきている道路(登山道)を、東電、国交省の最終的な道路の原状復帰の際に相乗りをさせてもらえないかと話を進めてきた経緯がある。
3者で現場において、舗装面積や費用負担の話し合いをしたと聞いている。
今まで、道路の穴が大きくなるたびに応急的な補修工事しかしてこなかった登山道は、至る所に凸凹が激しく、バイクで転倒し入院された方もいる。
また、香貫山にくる方々は、高齢の方が多く、最高齢は94歳という方もいる。
本来ならば、工事によるダメージを考えると、傷んだ道路にさらに負担がかかってしまったとも考えられるので、全面舗装してほしい・・・なんて贅沢なことは言いませんが、香貫山の仲間は千載一遇のチャンスだと思っている。
「どうぞ沼津市さん予算が無いなんて言わずに、こういうチャンスに相乗りして市民の為に気張ってヤァ!」と市民の方からメールをいただきました。

2020.10.27

中継・中間処理施設の前と今

9/29の一般質問で中継中間処理施設の満杯状況の原因、設備機器の老朽化によるメンテナンスが滞っているための作業効率の低下、発火事故、分別収集の周知等について質問をした。それから1か月後、事態は急改善。
しかし、未だにトラックスケールの誤作動で、時々、ごみの計量ができなくなる状況は続いている。(搬入業者からの聞き取り)
搬入量、排出量が計量できなければ、その処理量もコストも計算できなくなってしまうため、早急な修繕が必要だと指摘しているのだが、いまだに修繕されていない。設備機器のメンテナンスや点検等の予算が減らされている現状は、こういう現場にしわ寄せがきてしまっている。いったん機械が止まったら市民生活に大きな影響が出るにもかかわらず・・・

今回、プラスチック製容器包装のごみ貯留ピットが、もう少しで底が見えてくるまでに減量されていた。1年半以上にわたって溜まり続けていたゴミのにおいは相当なものです。週末にはピットが空になっていた通常の状況に戻るにはもう少しです。年末までに間に合うといいです。

ストックヤードの状況は見違えてしまうほど、ペットボトルのベールがすっかり片付けられ、フォークリフトがすいすい動き回っていた。何よりも視界が開け安全性が確保でき、換気等の環境は数段上がっている。

2020.10.22

令和元年度のイーラde経営状況

再開発ビルイーラdeについては前々から市民の方々からの質問があり、今回一般会計の委員会において「沼津まちづくり株式会社」の経営状況について質した。
経緯について
H15年4月沼津市・地域振興整備公団・地権者等の出資により設立された第3セクター。
総事業費128億円
資本金23億円(沼津市は12億9350万円出資)

H20年度開業以来赤字で、H24年度には累積赤字2億6千万円を超える。
H25年度に資本金を1億円に減資し、年間500万円の節税になり、財務体質の改善を図る(無償減資)
つまりこの時点で出資金は赤字(2.6億円)の埋め合わせに回し、何としても黒字化必達へ。経営改善として、資本割れの状態を戻し、財務健全化体制を作るためにも減資は必要だったと思われる。当時、赤字補填のために、減資する第3セクターが話題になっていた。)
まちづくり会社の出資比率:
沼津市56.24%、独立行政法人中小企業基盤整備機構43.48%、スルガ銀行0.22%、宝不動産0.04%、石井組0.02%

令和元年度H25年度に減資して初めて、当期純損失は690万円で7期ぶりの単年度赤字になった。
★★イーラde管理運営経費について★★
Q:令和元年度の管理運営に係る負担金(修繕、運営委託費、保険料)は?
市の負担総額6500万円の内訳:商業床2900万円(共有:市負担68.16%+10名の権利者)、駐車場床3600万円(共有:市負担32.88%(27.88%?)+まちづくり会社)負担金は其々の負担割合により応分負担
(因みにH20の負担金4600万円→R1は6500万円年々増加していることに懸念)

Q:駐車場の負担額が増加した理由
H30年度から駐車場の管理事業者(NPC)と契約の変更。固定だった駐車場の賃料(歳入)、管理費負担金(歳出)が変動制となり収益が上がる。
(駐車場の収支H26▲2300万円、H28▲3000万円、H30▲1300万円、R1▲1400万円と赤字幅は徐々に縮小傾向だが依然として赤字である。今後、駐車場利用台数の推移はコロナ禍の影響で減少傾向が予測される)

Q:沼津駅周辺総合整備基金への繰出金について
イーラde建設時に基金からの貸付金40億4千万円を毎年返済。R1年度の残高4億8300万円
返済計画はイーラde開業から19年間(R8)で完了予定
R1年度:1億8500万円(市の商業床と駐車場床の貸付収入)ー6500万円(市の負担金)
     =1億2000万円(基金への返済)

★★まちづくり会社決算について★★
総務省からH26年8/5に第3セクター等の健全化に対する指針が策定。「地方公共団体は、議会、住民に対して第3セクター等の経営状況について十分な説明と情報提供を行い、理解を得られること要請する」とある。因みに沼津市への借入金を返済するための繰出金は、イーラdeつまり「まちづくり会社」の経営状況に左右される。

Q:まちづくり会社の決算が7期ぶりの赤字の要因について
R1中に4テナントが退店し、2件が出店で前年度比922万円の減益。
駐車場は10月の消費税増税や3がつのコロナ禍の影響で台数が減少し、前年度比28万円の減益
その結果:
まちづくり会社の当期純損失690万円の単年度赤字

Q:留保している利益について
H30年度末は7,393万円、R1年度末は690万円の赤字を差し引いて6,702万円が利益剰余金として計上

Q:今後の経営改善に向けて
ららぽーと開業によりイーラdeを取り巻く環境が厳しくなっている。コロナ禍によって、収束が見込まれるまでは店舗賃貸事業・駐車場運営事業は厳しい状況が続くと考えている。今後はこれまでの商業に特化した経営計画からビジネス系機能の導入なども検討していく必要があると考えている。

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