山下ふみこオフィシャルブログ

2020年07月

2020.07.11

浪人川流域の内水対策その1

7/1から梅雨前線の停滞により長雨が続き、今も、雨は断続的に降り続いている。
私の住む地域は、毎年、狩野川の水位が上昇すると、浪人川排水機場はあるものの、急激な上昇は支流の浪人川から排水しきれずに内水被害が発生します。
7/5に旧電車道は冠水し、山王前のマンション地下駐車場に流れ込み車が水没しました。

昨年10月の台風19号では、東日本を中心に甚大な被害をもたらし、狩野川では本流の堤防決壊や氾濫はなかったものの、沼津市大平地区など支流域で内水氾濫が相次ぎました。
私たち日吉や山王前の地域において、狩野川の水位が上昇し支流の浪人川が溢れ、内水被害が発生しました

この時は、浪人川排水機場ポンプが稼働中に停止したことで、水位が一気に上がり旧電車道が冠水し、ドンキホーテ裏手の搗き屋橋も冠水して指定避難所の大岡南小へ行くことが出来ず、急遽日吉自治会館を臨時避難所として開放する事態が発生しました。

今まで日吉(二ッ谷地区)と山王前の二つの自治会エリアでの冠水であり、一地域住民の課題として説明や対策等を求めてきませんでしたが、昨今の気候変動による災害は予想をはるかに上回るものであり、さらには都市化進行による流域の社会情勢の変化は、もはや一地域住民だけの問題ではなくなってきています。

そこで市役所の河川課に連絡をしたところ、所管は国交省ということで沼津河川出張所に電話をし、翌日7/9、自治会関係者と地元住民で事務所に伺うことになりました。

国交省1

2020.07.07

第12回高尾山穂見神社の清掃活動

梅雨前線が西日本から東日本に停滞し、太平洋高気圧の勢力が高まる中、九州地方を始め、河川の氾濫、土砂災害など地盤の緩んでいる場所がさらに長雨によって、予断を許さない状況が続いている。
こちらは幸いにも断続的な雨により大きな被害には至っていないものの、香貫山一部では民家近くまで土砂崩れが発生し、土砂は防護柵で止まったため人的被害には至らなかったというが、警戒状況が続いている。

そんな雨の合間を縫って、高尾山にある穂見神社の清掃活動を七夕の7/7の7:00から行う。
穂見神社の清掃活動のきっかけは、高尾山古墳の移転問題から毎月のように筑波方面から参拝に来て下さっている方との偶然の出会いから始まっている。

ここの穂見神社の神様は相当に力のある神様らしく、今の状況をその方は大変憂いていらっしゃって、ならば、私たちにできることはお掃除ぐらいと始めたのがきっかけだったのだが、その方が音信不通になっているので心配している。

穂見神社3
穂見神社1
穂見神社2

2020.07.05

梅雨前線の影響と香貫山の被害

7/1から静岡県内では雨が降り続き、記録的な大雨となる可能性があると報道がされ、活発な梅雨前線の影響で、7/2の午前4時までの24時間降水量は、静岡市の井川で282ミリ、浜松市の春野で205ミリ、伊豆市の天城山で208ミリを記録。昼頃までにさらに雨脚が強まる見込みで、6月1カ月分の平年雨量を上回る可能性があると警戒感を強めていた。
そんな中、昨夜からの激しい雨風による香貫山の被害が仲間からの連絡で知り、7/2の朝、急きょ現地に行って状況の確認をする。

7/2の朝には香陵公園までの状況は道路管理課は現地確認をし、道路を塞いでいる倒木については撤去をしたが、山の斜面から根こそぎ折れてしまった大木は、他の木々に引っかかって宙ぶらりんになっているため、(業者の都合という事で)7/10まで通行止めをして撤去するという。
毎回言われていることだが、昨今の気象状況は異常であり、思わぬ大災害を起こしている。予測が難しいとはいえ、既にこの予測できない異常気象が恒常化している。

今回の香貫山の状況も、香貫山影奉仕としては警鐘を鳴らしてきている。やはり危ないと言われている箇所や樹木が土砂崩壊や倒木を起こしている。大きな被害を招かないためにも、早めのメンテナンスはさらに重要となってきている。
限りある財源をどこに優先順位を置くのかは政治判断でもあるが、いざ災害が起きてからでは命に直結する事であるにも関わらず自然環境の基盤整備は先送りになっている。

今回の梅雨前線の影響で、最も懸念されている箇所が、道路の亀裂から雨が浸透して表層崩壊を起こし、道路の下部が削れて、道路自体がこのままだと崩れて危険な状況になっている。
応急処置としては、亀裂を塞いでこれ以上道路内部への雨の浸透を食い止めるしか手立てがなく、農林農地課も既に危険は確認されているとはいえ、今も断続的に続く雨に応急工事はされず危険は高まっている。

2020.07.05

鉄道高架・車両基地移転先の周辺道路

6月議会の議第48号 市道路線の認定について
この路線認定は、新車両基地用地の周辺道路を整備するにあたり、2706号線を市道認定するもの。
(路線総延長81.9m、幅員9.9m~25.2mの市道です。)
81.9mのうちの用地買収の土地取得3件分と建物補償2件分の予算が6月補正で31,265千円が計上。


何故、この6月補正に上げなければならないのか。
新車両基地を整備するにあたり、周辺道路の用地取得がH30から行われているが、
必ずしも、今やるべきことなのか?
鉄道施設移転先周辺道路は9路線のうち1路線であり、新車両基地と新貨物駅ができて初めて道路として機能する市道であり、「新車両基地がいつできるのか?」の質問には答弁がなかった。


コロナの影響による住民、企業の窮状に緊急に対応をしなければならない状況の中、高架事業の周辺道路のために、土地取得&建物補償(1年目の事業費3100万円)を緊急にやるべきことなのか。
高架事業787億円という莫大な事業費だが、高架関連事業費も445億円という事業である。
この事業の概要を調べてみた。
赤い部分が今回の市道路線2706号線の実延長81.9m、幅員9.9m~25.2mの市道。
車両基地のために平面踏切の使用ができなくなり、線路の下をくぐる地下6mのアンダーパス(片浜西沢田線)にし、2706号線との交差点は地下6mのところで交差する形になる。

この車両基地整備によって、周辺の住民は
従来ある4つの踏切のうち、2か所は踏切がなくなり、その代わりに歩行者専用の歩道橋(第3小諏訪)と歩行者専用の地下道(第4間門)になり、今までは踏切を渡って南北を自由に行き来したのが、歩道橋や地下道をくぐることになり、平面踏切での往来とはだいぶ様子が違ってくる。
ガードによる防犯上の問題を始め、高齢者にとっての負担、また今回のような長雨による降雨量によっては浸水の懸念もあり、その対策による経費は想定以上にかさんでくるだろう。


丁度、あまねガードは交差点は地上だが、此処は交差点が地下になる。
今まで生活道路としても、また踏切も気軽に往来していたのが、歩行者にとっては、坂道にもなるし、アンダーパスの距離が長いので、子どもや高齢者にとっては危険につながらないだろうかと危惧せざる得ない。

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