山下ふみこオフィシャルブログ

2024年04月

2024.04.24

放課後児童クラブが民営化へ

4/19(金)民生病院委員会の報告事項

放課後児童クラブが来年4月から民営化へ移行することに決定!
理由:放課後児童クラブの利用人数の増加、保護者の利用時間延長などの要望もあり、運営側の限界もあったという。

見込まれるサービス
・終了時間の延長:18:00→18:30(19:00まで200円で延長が可能)
・夏休みの長期休暇の開始時間:8:00→7:30
・土曜日の開所:第1・3→毎週土曜日に拡大

保護者負担金の見直し
  現状  → 見直し    ひとり親の児童扶養手当受給者の保護者(減免)
負担金 7500円 → 9000円    4000円 → 5000円
夏休み時 9500円 → 11000円

近隣市町の状況
長泉町6,000円、清水町6,300円、三島市7,000円、裾野市8,000 円、富士宮市8,000円~1万2000円、富士市9,000円
藤枝市8,625 円、焼津市1万円~1万3000 円

今後の予定:
6月から事業者公募(プロポーザル) → 8月事業者決定 → 10月業務委託契約→ 令和7年4月 運営開始
プロポーザルとは:複数の事業者の中から最も優れた提案をした事業者を契約の候補者として選定する方式

放課後児童クラブの民営化スケジュール

現在:
沼津市内22小学校のうち39か所放課後児童クラブ(定員40人/1クラス)
実施主体は沼津市(公設民営)で業務委託を連絡協議会へ
令和6年度予算  運営業務委託費 3億3056万円 (9割は人件費)
内訳・事業費収入 5993万4千円
  ・繰入金   8000万円 + 一般財源 623万2千円
  ・国庫支出金(子ども・子育て支援交付金)9219万7千円
  ・県支出金(放課後児童健全育成事業費補助)9219万7千円

2024.04.22

水害の被害認定の見直し

4/22(月)総務委員会の開催。
報告事項:住家被害認定調査(水害2次調査)に係る判定方法の検証について

昨年6月台風2号の水害被害を受けて、報道や住民から「沼津市の住家被害認定調査は他市に比べて厳しすぎるのではないか」という意見が挙がっていた。そして、江本議員の一般質問、浅原議員の代表質問によって,沼津市は県内34市町にアンケート調査を行い、判定方法の見直しを行い、その結果についての報告があった。

赤字が今回検討を行ったことによる改正点
注目するのは「道連れ工事」による内壁の断熱材の吸水による被害は、これまで床上浸水の程度によってしか断熱材の吸水による被害は認めていなかったものを、浸水の程度ではなく、断熱材の吸水による被害(今までは壁の中のカビなどの被害は全部壁をはがさなければ認められなかったが・・・)を認めたことは一歩前進したというべきだろう。

災害判定見直し1

Q:新たに設けた基本的な考え方についての影響とは?

答弁損害の割合が高くなってくるということと、その積み上げ によって、被害の程度は少なからず影響が出てくる。

 Q:判定方法が変わることによる住民への周知等について

答弁:今後、調査員のほうが調査に入る前に、研修とか説明に使うことを前提として、新た に決めたもので、内部の資料としてはもちろん周知していきますけれど、 特に市民等への、必要性というのは低いもので今、それは考えておりません。

Q:道連れ工事によって、どのように変わるのか

答弁:道連れ工事の要素を加味するとい うことは、被害の割合、損害の割合、それから面積率が高くなるので、 それを積み上げた全壊・半壊等の被害の程度は、影響が出てくると考える。

Q:昨年6月被害の再判定はあるのか。

答弁:昨年6月の 被害認定の判定は、遡及して修正するというようなことは考えてない。← 残念!

この総務委員会はあくまでも報告事項でだから、質問するなら一般質問でやればいいという議員もいたが、質問することでより水害判定方法の内容が鮮明になってくる。水害判定の難しさや曖昧さが質問することで明確になり、議事録に残すことは、のちに問題が起きた時にも、住民にとって有効な資料になるケースもある。

だからこそ、議員は当局の報告を受けたことで「良し」とするのではなく、多くの議員がそれぞれの立場で質問をする事が、そこに潜んだ問題や重要な点についてあぶりだすことにもなり、当局を正すことにも繋がってくるだろう。

私の感想:
私一人だけの質問では、豊かな議論には繋がっていかない。8人構成の委員会は委員長を除く7人の議員が質問をしていけば、当局を正していくきっかけになる。質問しないのは、議員の役目を放棄しているし、せっかくの機会を逃したのではもったいないと思うのだが・・・

2024.04.22

第2回口頭弁論 by毎日新聞

山下市議が沼津市反訴 駐車場訴訟巡り「泥沼化」/静岡

反訴した理由を記者会見で説明する山下富美子市議(右)=静岡県沼津市御幸町で2024年4月17日、石川宏撮影
反訴した理由を記者会見で説明する山下富美子市議(右)=静岡県沼津市御幸町で2024年4月17日、石川宏撮影

 沼津市の山下富美子市議(70)が駐車場として貸していた土地を巡り、市が山下市議に駐車場料金204万円の不当利得返還を求めた訴訟の第2回口頭弁論が17日、地裁沼津支部(篠原絵理裁判長)で開かれた。山下市議は市に所有権移転登記手続きと約329万円の損害賠償を請求する反訴をした。50平方メートル足らずの土地を巡る裁判は、市と山下市議が互いを訴える展開となった。

 市側が「土地は市有地。山下市議が土地を占有し不当利得を得た」と主張しているのに対し、山下市議は反訴状で「土地は自身の所有地。市が所有権移転登記を怠った」として、市に移転登記手続きを求めた。

続く・・・有料記事

4/17の裁判に傍聴者をはじめ、集まって下さった皆さんに、裁判終了後に文化センターで説明会を開催。
今回の裁判で私は反訴を提起しました。
その理由については以下

 問題の土地の所有権は自分にあることについて、父や母からも聞いていましたので、確信を持っているものの、当時はそれに関する資料が一切なかったこともあり、売買については、沼津市に当然、資料が保存されている可能性が高いことから、沼津市に対して経過の調査・検証をこれまで求めてきました。

その間は駐車場としての利用を、争いの火種にしたくはなかったので自主的に取りやめ、一貫して話し合いによる解決を求め続けてきました。それは公共工事に協力して自宅敷地の土地を沼津市に提供した父の善意と住民のためにと協力したことなので、沼津市に合理的で、真摯な問題解決ができると信じていました。

  しかしながら、今回の沼津市の準備書面において、これまで沼津市との争いが泥沼化することは避け、話し合いの土壌を作るためにしてきた努力の全てが「時効利益を自ら放棄した」などと悪用されたことに大変驚いています。そして怒りを越して沼津市の対応に失望をしました。

  沼津市に真摯な問題解決の機能がないことや争いを仕向けているのではないかとさえ思えるこれまでの対応等の経過を踏まえ、沼津市に反訴を提起しています。

2024.04.19

第2回口頭弁論 by沼朝 その3

4/19(金)今朝の沼朝の記事です。

私が沼津市に反訴を提起しました。これまで話し合いによる解決を求めてきましたが、沼津市の準備書面は酷いものです。
これでは真摯な話し合いによる解決は望めないと反訴を提起しました。
その理由は後で書きます。
沼津朝日記事2024_4_17NO2

2024.04.18

第2回口頭弁論 by沼朝 その2

今朝、昨日の私の裁判が沼津朝日新聞に掲載されました。
私の裁判をきっかけに、思いもかけない方々との出会いもあります。
私が疲弊して議会活動ができなくなるのではないかと心配して下さる方も沢山います。
民主主義の危機だと「地方自治に民主主義を求める会」の市民団体も立ち上がりました。
逆境の時に支えて下さっている皆様には、議員の活動をもって恩返しをしていきたいと思っています。
一夜明けて各報道は:
「市議が市を訴え返す」「泥沼化」「賠償請求329万」ということが「ニュース」になっています。
わずか50平方メートル足らずの土地をめぐる裁判が一大事となっていることにまだ報道も戸惑いを感じているのでしょうか。
しかし、これが民主主義の根本問題につながっていることに気がつくきっかけです。
「保存すべき文書の破棄」、「少数派議員のおとしめ」、「議員活動の萎縮」という言葉も出し始めました。
一市民が(市議であったとしても)、譲れない権利、尊厳を主張したら泣き寝入りをしないということを市当局はもちろん、マスコミも自覚して欲しいと思います。
市も(国であろうと)、個人も対等です。
個人の尊厳の尊重という憲法原則をベースにおいて、この裁判を冷静に市民がとらえ返していく段階に入っていると思います。
沼津朝日記事2024_4_17NO1

2024.04.18

第2回 口頭弁論 その1

いつも温かいご支援、ご協力ありがとうございます。

今日17日、私の土地問題裁判には、朝の沼津市役所前からの市民アクションから、沼津地裁までのウォーク、傍聴抽選、裁判、報告集会と約80名以上の方が参加していただきました。

陽射しが次第に厳しくなる中、10:15までに並んだ方は傍聴抽選には66名の方が並び(駆け込んで来てくださった方もいたのですが・・・)それから抽選結果が出るまで座る処もなく、30分ほど皆さんには外で待って頂きました。(外で待つのは、ベンチもなく、赤ちゃん連れの方もいたので、何とかならないものでしょうか?)

裁判では、山下側が反訴(所有権移転登記請求、損害賠償請求。萩原弁護士が意見陳述))を行い、沼津市側が山下氏の反論答弁に対する反論を主張。

裁判長は、市が提訴した不当利得返還請求と山下の反訴を併合して審理することとし、沼津市に答弁書を求めました。

裁判は15分ほどで終了し、その後、文化センターで来てくださった方々に、裁判の経緯などの説明と記者会見を1時間半ほど行いました。

今回、注目されたことは、裁判長が市の書面が不十分だから次回までに答弁書で補足してくださいと宿題を出したことです。すなわち、不当利得に対する山下側の反論に対し、市の主張が不十分であるとし次回までに説明ができる様にしてくださいと言うのです。

 私たち法律家でもない市民の目から見ても、市の主張は問題の土地は袋地なのに「公衆道路」などや論理がわからないこと(市も使えない土地がなぜ不当利得なのか)だらけです。

 報告集会では、河村弁護士の説明は的確で、裁判の成り行きや双方の思惑など、とても丁寧に分かりやすく説明してくださるので、先生の話を楽しみに来て下さる方もいます。

「今日の裁判では何が起こっているのか、その思惑は何か、実はこの背景には、こんなことが起きているであろうと・・・」市民にとって裁判はほとんど無縁の世界ですが、毎回の説明会で、皆さんが理解し、納得して下さっているように思います。

説明会に参加していただけると、疑問に思っていたことがパズルを解くように、今、いったい何が起きているのか理解ができます。次回はぜひお忙しいとは思いますが参加して欲しいです。

また、記者会見では記者の皆さんが一体どういう事に興味を持っているのか、何を聞きたいのか、各メディアによって思惑は違います。意地悪な質問をする方はもちろんいますが、今回、記者さんの理解が少しずつ深まったことで、意地悪な質問はなかったなぁとホッとしています。マスコミも真剣に局面を理解しようと熱意を感じました。市側の主張がほころび始め、私たちの主張が受け入れられていることをまさに実感しました。

裁判は私たちにとって身近なものではありません。でもこうして私の問題を契機に「裁判所とはどういうものか」「弁護士とはどういう人たちなのか」何故、「地方自治に民主主義を求める会」が発足したのか、そんなことが何となく、理解していくのが楽しいと言って下さった方もいたのには大きな喜びでした。

これもみなさんの関心の高まりと、朝早くから傍聴に並んで頂けたことの反映です。遠くは浜松や静岡、御殿場などからも来てくださりありがとうございました。

 

次回は6月26日(水)、午前11時の裁判となります。

2024.04.13

第172回香貫山影奉仕の清掃活動

毎月第2土曜日850~香貫山影奉仕の清掃。今日は172回目です。

先週からひときわ賑わっていた香貫山の桜は、数日前からは八重桜が満開です。(山仲間情報)

それにしても花見客のお弁当、飲み物などの食べ残しやプラスチック製品など、ゴミ捨てのなんと多いこと!

特に今年はひどいです。やはり、ゴミは持ち帰りして欲しいなぁと。ただ、香貫山も常設のゴミ箱は置いていませんが、香貫山影奉仕のメンバーが日々山の清掃をするにあたり、そのために7つの分別ごみ箱を置いています。

今日はそのゴミ箱に入りきれない食べ残し等のゴミが四方に散らばっていました。

駐車場は満車で仲間が交通整理をしてくれました。

毎年のように繰り返す駐車場問題も一向に解決ができていません。

年間の香貫山保全事業費130万円のうち、天狗巣病被害木駆除56万円、遊歩道修繕と管理道路整備で71万円しか予算がつかない中で香貫山が沼津の宝だなんて言えないっしょ!

2024.04.12

第54回高尾山穂見神社の清掃活動

4/10の高尾山神社の清掃活動は、前日の雨と強風で桜が散ってしまって境内は桜の花びらで一面が覆われているかのようです。

2024.04.06

車座集会のお知らせ

4月の車座集会のお知らせです。

今度の日曜日は「古民家cafe 悠庵」です。

ご主人のバルクチーズケーキは絶品です。辛口のお話には丁度もってこいの甘さ加減です。

どうぞ、お楽しみに!

予約不要です。ぜひ、お出かけください。

2024.3月車座集会の呼びかけ3月4月

2024.04.01

更生保護女性会と保護司会

今日は保護司会と更生保護女性会は、コロナ禍が明けて初めての顔合わせと新旧入れ替わりの花見の会でした。
ともに「更生保護」活動を担うボランティアです。
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「更生保護」とは、犯罪や非行の防止と、不幸にして罪を犯してしまった人たちの立ち直りを支える活動のことで、「支え合い、思いやりの心」が、この活動の原点となっています。
この更生保護ボランティアも20年以上続けている方も多く、本当に皆さんの善意で成り立っています。
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犯罪や非行をした人が、立ち直ろうとする時、社会の中で、ふたたび罪を犯すことなく、自らの人生を生き抜くことは決して並大抵の道のりではありません。
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その人が本当に立ち直ろうと決意した時に、社会の偏見や差別で挫けないように、更生保護ボランティアとして、その人が当たり前に受け入れられる社会の実現を心から願い、誰にとっても安心な地域社会をみんなで創っていけますように、保護司や更女の皆さんのご苦労を伺いながら、改めてこの役割の大切さを認識しています。
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実は私も「更女」の一員なのです。大いに反省・・・
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