山下ふみこオフィシャルブログ
2018.11.07
X'mas is coming
セントラルマーケットで遅めのランチを娘&Momoと待ち合わせて一緒にする。シティの中心街はいつの間にかクリスマスデコレーションで一色になりつつある。プレゼント用品もすでにSaleになっている。歩いているだけでも華やかで楽しい。window shoppingしているだけでもセンスって磨かれていくんだよね。
サンタさんがいる建物がマーケット。ここではすべての食材が新鮮で安く手に入れられる。食堂も各国の料理が軒を並べカフェもある。マッシュルーム屋さんでは500gで$3,99から。
マーケットに限らずスーパーでもどこでも野菜や果物は1個から売っている。逆にパックに入って売っているお店はほとんど見当たらない。もちろんレジ袋も有料なので、必ずバックは持っていく。ゴミの分別も日本以上にきちんとしているし、どこにもゴミ箱が種類別に設置されている。








RUNDLE MALLはアデレードで一番賑やかなエリア。デパートや専門店、カフェが立ち並ぶショッピングストリート。車は入ってこれないので、ストリートには多くの人がゆっくりwindow shoppingを楽しむことはもちろん、路上では歌や踊り等のパフォーマンスが繰り広げられている。時間や場所は決められているようだが、このストリートがパフォーマーたちの発表する場にもなっているらしい。金曜日はlate nightで遅くまで賑わっているが、日曜日は5時で店が閉まってしまう。







↑(上の写真)RUNDLE MALLはアデレードで一番賑やか。 ↑1885年に建てられたアーケード
↓(下の写真)有名ブランドショップが並ぶランドルモールの中でレトロなアーケード”Adelaide Arcade"がある。1885年当時の面影がそのまま残っている。64店舗あるうち10店舗がCafe。競合しているけれど、みんなそれぞれの個性で賑わっている。歩くだけでも楽しいお店がばかり。2階にも幾つか店舗はあるが、多くは会社のオフィスになっている。
沼津の仲見世やアーケードもレトロでは負けていないし、アイデア次第で楽しめそうなのに・・・


2018.11.06
Melbourne Cup
11/6,毎年11月の第1火曜日はメルボルンのフレミントン競馬場の3200mの競馬が開催される。オーストラリアで最も有名な競馬でメルボルンでは祝日になる。The Race that stops a Nation(国の動きが止まるレース)と呼ばれ、150年以上続いている国民的な行事。ここアデレードでも祝日こそならないが、多くの人がテレビで観戦する。
伝統あるレースを観戦するもう一つの楽しみは紳士淑女の帽子で正装したファッションも見もの。私も娘に頼まれていくつかこのレースを観戦するためにつくったことがある。
今回、学校で昨日から授業の時間を使って、みんなでリサイクル品を使って帽子を作成。今日のランチは一品持ち寄りで一緒に食事をした後、手作り帽子のコンペティションがあり、それが終わって3:00(アデレード時間)からネット中継を楽しむ。






学校では帽子のファッションショーが終わり、それから3分間ぐらいレースのネット中継を観戦。半数の生徒は昨日1枚2ドルで馬券を買っているので、盛り上がっている。21番が勝ち2ドルが16ドルで還元。クラスごとに対抗意識も盛り上がり、最後は一緒になって観戦するその連帯感も普段は滅多に味合えない。先生方は「オーストラリアの文化を楽しんで」と言っていたが、本当に盛り上がって連帯感が増す。
←左の写真はレースの時のもの。こうやって紳士淑女も選ばれる。
この日はシティに家族で食事に行く。ここでもメルボルンカップのパーティーで女性はドレスに帽子で気軽にお洒落をして出かけてる。ドレスに帽子のとびっきりの装いは、気持ちも優雅にさせるし、男性は素敵にエスコートしている。こんな楽しみ方もあってもいいなぁと羨ましく思う。


この日は我が家もシティで食事。私がアデレードに来てジョエルとbabyが一緒の家族揃ってのお出かけは初めて。ジョエルがほとんど夜も仕事で家にいることがないので真麻も大変。私も後6日で帰国するので心配です。このところ、愉馬もMomoも夜はちょっと大変です。赤ちゃんがいる家庭は本当に夜はなかなかぐっすり眠るってことがマミィもダディもできないですね。



2018.11.05
Historical building
授業が終わった後、セントラルマーケットに行く途中に面白い建築工事が始まっている。ちょうどマーケットの真向かいに面しているHer Majesty's Theatre。1913年に建てられ105年経った今、再開発が始まっている。当時の象徴的な建物の表の外観部分と両サイドの壁面だけを残して、後は全て建て替えられ2020年にオ-プンするという。(工事をしている人にお願いをして中の様子を撮らせてもらう)



ここアデレードの中心部は、現代的なビルと歴史的な建物が混在している。メルボルンの街並みもそうだったが、クラシックな建築と現代建築が融合していて、街の中心地に昔ながらの建築や文化を今に残している。ただ文化財として残しているだけではなく、外観の佇まい残しながら、中はリノベーションをして店舗、カフェ、オフィス等になっている。
新しく建築するしてもに周辺の景観とマッチすることや伝統的な建物を残すなどが条例で定められているらしい。
南オーストラリア州の州都アデレードは英国植民地として1836年に入植。19世紀のイギリス国宝ウィリアム4世の王妃アデレード(貴婦人)にちなんでいる。人口は137万人と増加中。イギリス人が州都の設計作りを手がけ、当初から広幅員道路や公園が整備。19世紀のコロニアルやゴシック建築が近代的なビルと調和し、緑が街に溢れ空の青さとマッチし、まさしく文化と芸術の街である。