山下ふみこオフィシャルブログ
2018.09.23
生ごみ消滅処理 in 豊川市給食センター
9/23に「清水町ゴミ問題を考える会」の勉強会に参加。今回は8/17に愛知県豊川市の学校給食センターの生ごみ処理、豊橋市のバイオマス利活用センターに見学に行った時の状況の説明と今後の方向について意見交換を行う。
学校給食センターでの生ごみ処理システムは生ごみが1日ですっかり消えてしまっている状況に驚愕。
それも1日9000食を作っている給食の生ごみをディスポーザー(破砕機)で破砕し、そのうちの固形物800㎏を、5㎥のもみ殻の中に入れて空気を送り込みながら微生物処理によって、水とCO2に分解し1日で消滅してしまう。分解された水は下水道に流すので、後処理は一切必要ない。またその過程において匂いの発生もない。
左上の写真がバイオ処理の生ごみ処理機は1日800㎏の固形物(生ごみ)が消滅。
・メンテナンスはもみ殻を入れるだけ
・卵の殻、貝殻、魚の骨も処理可能
・ランニングコストは400円/月(13年間稼働中)
・1t/日の装置が4400万円
家庭の生ごみも、↓下の生ごみ分解消滅機(ゴミサー)で生ごみが水に分解されるまでの工程。
生ごみを水とCO2に分解し、分解された水は下水道に排水するので、残渣を一切残さないので、後処理を必要としない。
2018.09.22
ワイン仕込み体験 in 時之栖
昨年、日本ワインの将来性を信じて、御殿場ワインづくりが時之栖で始まる。今回、秋の収穫祭「ワインの仕込み体験」に参加する。
既に過去10年ほどの試験栽培を通し、御殿場でも十分ブドウ栽培が可能ということで、本格ワインの製造を目指し、富士山周辺地域の自然豊かな土地でブドウを栽培し、本格ワインの醸造を始めたという。
人生の楽しみ方も多様化している中で、地域の方々と共に、新しいものを作る喜びを共有したいという思いから一株出資を始め、支援して下さる方々とともに、ワイン醸造の取り組みを通じ、豊かな食文化の提案に欠かせないワイン文化の醸成に向けて取り組んでいくという。


日本ワインの将来性を信じて始めたワイン造り、その背景には周辺の耕作放棄地を開墾し、ブドウの栽培を始めたというが、それもすでに過去10年の試験栽培を通してブドウ栽培が可能だという実績が蓄積されている。
ワイン仕込み体験のブドウはマスカットブルーベリーAは、とても甘みが強くて香りがよく、こんなに美味しいブドウからワインができてくるのかと思うととても楽しみ。
この時之栖のワイン造りのコンセプトに共感し、一緒にワクワクしながら日本のワインの将来性に夢を見させていただけるなんて、なんと嬉しい出会いでしょう。
今日のこの日にもステキな出会いがありました。感謝。
