山下ふみこオフィシャルブログ
2018.01.27
女性活躍推進計画in 静岡
1/25自治体議員政策情報センターの静岡では県内議員に呼びかけて2月議会を前にして静岡市役所で議員と市民を対象にした政策研究会を行う。
今回の講師は、男女共同参画・多文化共生課長と係長。
テーマは「しずおか女子きらっ★プロジェクト」をうみ出した6局8課が連携しての事業展開。「縦割り組織の横串」は全国でも「まれな」取り組みでしょう。
静岡市の課題:社会減、特に若い女性の流出と晩婚化の進行で少子化に影響。
目指す魅力的なまち:仕事も結婚も子育ても叶い、多様な人材が活躍できるまちに(ダイバーシティ)
取組むWLBの実現:子育て支援や雇用の確保に加え、ワークライフバランスを実現する
静岡市の取り組みのすごさは、市が率先して取り組み、市全体の取り組みを牽引していったこと。特にこのプロジェクトが進んだのは、市役所内の女性職員らが自ら声を上げ、自分たちの働き方の見直しを求めたことが大きな要因。
女性職員を庁内公募し、局長等と女性職員の当事者たちで話し合い、提言にまでもってきたことが成功の秘訣ではないだろうか。
「まず隗より始めよ」!市が率先!
事業のテーマ:「静岡市薬内での女性の活躍とWLBの推進」
「育ボス宣言」
:宣言者数は市長と局長級以上等の全幹部職員33人と局次長・部長・所属長等236人の合計269人
「局長等と女性職員・若手職員との座談会」
全23局389人の参加による意見交換「あなたが能力を発揮し、活躍できる職場とはどのような職場か」
この事業の成果指標と成果目標をH32,3/31までに定めている。
また、課長以上の女性管理職の割合を10%以上に(H32/3/31まで)H28/4/1時点で8.8%
今回、参加した私たち女性議員全員が、女性職員が自ら声を上げ、提言した取り組み方のすごさに感激!ぜひ、改めて、この取り組みの秘訣について伺いたいと思っている。
女子議員全員が我が市役所でも取り組みたいと思うのは当然のことです!


2018.01.22
成人式と晴れ着 NO2
「晴れ着と格差」
一生に一度の成人式に親も新成人を迎える当事者にとっても、晴れ着が当たり前の成人式に問題を提起したコラムを紹介した。
今回続編として、「見えない貧困」というテーマで記事が掲載されていたのでアップしておこうと思う。
筆者はこういっている。
「今回実感したのは、晴れ着を着られる人には、着られない人の存在が見えにくい。格差によって分断された社会。これを乗り越えるには。まず、見えない自分を自覚しなければならない。そして、見えないものに思いを巡らす想像力を鍛えたい。」と結んでいる。
声なき声に耳を傾けること。そして数の力ではなく、少数の意見を尊重することが私の基本的な姿勢であるし、そうでなければ私の存在意義はないと思っている。しかし、現実を知れば知るほど、自分の想像力をはるかに超えた問題が存在していることも自覚せざる得ない。日々、己の未熟さを痛感している。