山下ふみこオフィシャルブログ

2016.07.30

ひとり親家庭の夏の教室始まる NO1

7/29(金)ひとり親会の夏の教室が始まる。これから毎週金曜日9:00~16:30、午前中は宿題等の勉強、お昼の準備と昼食、午後は特別授業、ボランティアの方々の協力で静岡県子ども家庭課の支援を受けて、28年度のひとり親会の学習支援モデル授業として、東部の事業がスタートしました。
すでに6月から、17:30~19:00まで放課後児童クラブのように、ここで学習支援や子ども食堂を続けてきました。
そこで、夏休みは毎週金曜日1日をみんなと一緒に勉強したり、一緒に食事をしたり、ゲームをしたりして過ごします。
長期の夏休みを、ずーっと家に閉じこもっていることのないように、シングルマザーのひとり親会のメンバーは呼びかけています。
一人じゃないよ。ちゃんとあなたのこと見ています。見守っている大人がいることを知ってほしい。そんな思いで、皆さんボランティアに関わっています。

ひとり2
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今日のメニューはカレーとマカロニサラダ、それと朝取りの家庭菜園のミニトマト。ランチは材料費100円払っていただきます。学習支援は無料です。
みんな食べれるだけご飯もカレーも自分でよそります。
今日は勢いカレーもご飯も盛りすぎて後で大変。でも、みんな頑張って完食。お皿洗いも自分たちでします。子どもたちは昼頃になってやっと慣れ始め、おしゃべりが続きます。
貧困家庭の60%近くがシングルマザーの家庭だといいます。確かに正規の仕事ではない方が多いのも事実です。でも、ひとり親会はまちぴか応援隊の登録団体として、月に1回、公園の清掃活動もしています。
今回の活動も、ひとり親会の方が計画を作り、私たちはボランティアとして学習支援と調理を手伝います。

ひとり3
ひとり

来週8/5(金)は風の子教室の池谷先生が「絵具で遊ぼう!」と午後からめっちゃ楽しい絵の具を使った絵画教室です。

ランチはおにぎりと、お野菜たっぷりの冷やし素麺他、楽しみにしてください。
学習支援は高校生の勉強も大丈夫という先生方です。どうぞ、高校受験の生徒さんもぜひ参加してみてください。次回は中学生も参加します。
食材も全て寄付で賄います。どうぞ、食材やおやつの現物提供も大歓迎です。
よろしくお願いします。

2016.07.26

しだれ桜SOS第3段 by香貫山影奉仕

昨年6月、しだれ桜が元気がないという市民の声があり、秀佳苑・羽切さんの指導のもと幹の周囲を生い茂っていたつつじを他の処に移し替え、枯れた枝等の選定や栄養を与えてきた。
しかし、ここにきてどうも元気がなく、改めて羽切さんにきてもらい指導を受ける。
枯れてしまった枝は切ってから、すでに中が空洞になっているため、セメントで穴をふさぎ、断面には腐らないように薬を塗る。
根の周囲にかぶせた土が若干深すぎ、根の呼吸を妨げているということで、手作業でその覆いかぶさった土を取り除く作業を今後していかなければならない。その時には根を踏まないように、根の上に板をかぶせ、そしてスコップ等を使わず手作業で土をかき出す作業をしていくことになる。
こうして気の長い根気の作業に挑戦することになるわけだが・・・

桜1
さくら5

潮風が当たるために南側には枝が張らず、北側だけに枝が伸び、その枝が伸びてそこを通る方々の邪魔になり、通行者の安全とぶつかって枝が折れてしまわないために、冬になるまでの間は、その枝に通行人がぶつからないようにするために柵を設けたほうがいいというアドバイスを受ける。
冬になって葉が落ちた後に、伸びきってしまった枝は切ることになる。その間はまずは柵を設ける準備をすることにした。
★★なぜ役所はすぐに動けないのか?
緑地公園課に連絡をし、杭とロープの調達をお願いしたところ、作業においては業者に頼むために、補修等のための備蓄はしないので、買いに行かなければならず、すぐには調達ができないという。
そこで、維持管理課に聞いてみたところ、ロープは少しあるというので役所にとりに行く。杭もあるといって、問い合わせていただき調達をしてくれたのだが、結局適当なものがないために自分たちで購入することになったのだが・・・

ボランティアで行うこのような簡易的な作業も、担当課に備品等の調達をしてもらわなければならないことが多々ある。しかし、今までも同様にすぐには役所側の都合もあり対応ができないために、1週間や1か月はざらに待つことになる。それでしびれを切らして自費購入になることも多々ある。
役所側の都合だけで人は集まらず、ボランティア団体の都合だけで役所は動けないというのも現実である。
しかし、市民側からすると、役所はすぐには動いてくれないということになる
市民協働と言われて久しいが、役所側の実情を知らないと、無理なことばかり言う団体だと役所側からは煙たがられてしまうことになる。
そうなると純粋のボランティア団体が育つのは難しいのではないだろうか。
PTAや自治会等の既存の組織等だけになってしまっていないだろうか。

私たちが香貫山の清掃を始めたときに、このようなことも含めて色々の不都合を感じ、議会でアダプトプログラム制度の提案をしたことがきっかけで「まちぴか応援隊」ができた。

今回も、緑地公園課とボランティアの私たちとのやり取りの中で資材等の調達で、お互いの実情を知ったわけだが、行政側がボランティアの育成と支援をするためには、双方がその取り組みの目的を理解するのは当然だが、行政として、どうすれば市民と協働で美化活動に取り組めるのか、制度はできたものの本当に市民の育成と支援につなげる努力をしてきたのだろうか。
市民側に動きやすい環境づくりをしてきただろうか。今回のやり取りを通して見直すべき事や改善に向けて、制度の再評価をしてもいいのではないだろうか。


今日は資材の調達ができたので、みんなの予定を調整して、しだれ桜の再生のための作業に取り掛かる。いずれは香貫山のしだれ桜を沼津の宝にしていきたいというのがみんなの願いでもある。

★★アダプト・プログラム★★
市民と行政が協働で進める新しい「まち美化プログラム」

アダプト(ADOPT)とは英語で「○○を養子にする」の意味。
一定区画の公共の場所を養子にみたて、市民がわが子のように愛情をもって面倒をみ(=清掃美化を行い)、行政がこれを支援する。
市民と行政が互いの役割分担を定め、両者のパートナーシップのもとで美化を進める。

アメリカのアダプトプログラム制度
https://www.kankyobika.or.jp/adopt/survey-report/survey_usaphttps://www.kankyobika.or.jp/adopt/survey-report/survey_usap

2016.07.25

高架化を実現したい市民は活動資金を募集!

高架化を実現する市民の会の総会で、活動資金を商工会会員と市民から集めるという。
早期の事業実現に向けて、県知事同様、主体的、積極的に活動を展開するための特別会費らしい。
(法人・団体は3万円以上 個人は3千円以上)

平成18年に認可された高架事業だが、現在の経済状況はどの自治体も財政難は承知の通りである。だからまずは早期完成を目指す方々に先行投資をしていただき、費用対効果が当初計画の2倍以上から下がったものの、まだ1.2倍ぐらいなので、十分投資効果はあるかも?
活動費というのではなく、事業費をファンド等で集めたらいかがでしょうか?


確かに高架事業のために沼津駅周辺総合整備基金を昭和63年から平成9年までは毎年20~30億円積み立ててきた。ピーク時は基金(貸付金+現金)は300億円近くにまでになったが、平成26年度末には、現金は4億円になってしまっている。あとは高架関連を含めての土地取得等(貸付金)ですでに使い果たしている。
因みに貸付金と現金をH9とH26で比較すると
H9  :貸付金119億円+現金143億円
H26  :貸付金127億円+現金 4億円

これから事業を進め、40年代早期の完成を目指すといっている。そうなると、今からでも12年~20年はかかる事業であり、現金はすでにない状況。貸付金の主なのはバブル期のころに取得した土地代。当時の土地代のまま買ってもらえれば、現金の足しになるかもしれないが・・・
(下記の新聞記事をクリック→拡大)

活動資金

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