山下ふみこオフィシャルブログ

2015.09.11

日本の安全保障 by柳澤協二

緊急講演会「政権内部からの証言」元防衛庁官僚・柳澤協二さんに政権内部からの証言としてお話を伺う。安倍首相の昨年7月の集団的自衛権の閣議決定から、いよいよ安保法制関連法案の成立に向けて、私たちは、この戦争法案に「NO!」と声を挙げること。
国会や国会議員に向けて私たちに残された時間はない。9/27までに与えられた唯一の安倍首相の暴走、自民党の一強多弱の国会を地方から野党応援のために憲法改正に備えて、地域で草の根の世論を巻き起こそうというものです。

主催は,自治体議員立憲ネットワーク静岡県。昨年6月に、安倍首相の集団的自衛権の閣議決定に抗して、立憲主義と平和主義の立場で結成された超党派のネットワークです。

平和憲法を持っていることが日本の力であるという意味から、市民と一緒にPeace Powerというグループを立ち上げ、県内各自治体でも小さな声を大切にして「立憲主義と平和主義」の原理原則を大切に粘り強くこれからも活動をしていきます。

9/16,17と沼津駅前でその思いを伝えようと、Peace Power 静岡のメンバーがfacebookで呼び掛けて、御殿場や伊豆の国市の方まで参加して下さいました。

2015.09.05

三ツ目ガード冠水は高架化では解決しない

ずーっと以前から、鉄道高架をしなければ三つ目ガードの冠水は解決しないと言われてきた。しかし、静岡県が、平成16年度に414号線の三つ目ガード冠水対策について調査をし、その報告書が県にあったのだが・・・
「(国)414号冠水対策関連 都市下水路事業に伴う設計業務委託報告書」である。

冠水問題は沼津市の長年の懸念であり、未来の風の私たちは、県沼津土木事務所へ出向き、何度か話合いを持つ中で、この資料の存在を知った。彼らはこの報告書の存在を一言も言わなかったが、話し合いの場に、この資料が担当者の手元に置かれていた。

2015年1/24、9/19とこの報告書の公文書開示請求をした。(画像をクリック拡大)

その報告書によると、
鉄道高架をした場合
道路の高さが高くなり、行き場を失った流量は、低い地域に流下し、被害は住宅密集地である狢川の下流部周辺に及ぶ可能性がある。

対策としては
・国道下に埋設する貯留管やバイパス水路の設置・調整池の計画等が示されている。

それにもかかわらず、先日、ある会派の市政報告会において、丁度、冠水をした三つ目ガードに対して、高架をしなければ解決をしないと言われたようだが、既に議会においても、この点については指摘をしている。
まずは、その事実を議員自身が認識し、正確に市民へ公表すべきである。
(私の発行している議会通信に、そのことが掲載しているので、画像を拡大してご覧ください)

2015.09.05

高尾山古墳と道路両立の協議会

今やっと古墳保存と道路の両立に向けて話し合いが始まった。その第1回目の協議会が9/3。
この協議会自体に法的拘束力はないが、最終的な市長判断に影響を及ぼすことは間違いがない。
この協議会の行方を見守るために、多くの市民、考古学者、県内外の方が傍聴に来る。会場に入りきれない方々は別室でモニターでの参加で、100人余からの方がこの協議会の行方を見守る。(画像はクリック)

6/30、6月議会の最終日に、道路のために古墳を削り取りながら調査をしてくと文化財予算が、他の一般会計予算と一緒になって可決された。しかし、市長は予算執行を留保し、今回の学識経験者の協議会で検討することとした。

協議会の資料の資料に「今後の検討方針について」当初、道路構造令上、道路との両立は不可能とされれてきた道路設計について、新たな設計条件を幅広く設定した。
当初の設計速度60km/hが40km/hにまで範囲が広がり、車線数も4車線から2車線までになったりと、多くの不可能とされている条件に、様々な柔軟性を示したものに代わってきている。

いったん行政で決まったものが、こうして改めて、有識者を交えて議論されるという事例は数少ないと思う。

しかし、新国立競技場の白紙撤回等の昨今の状況を見ると、今まで行政判断の下でやってきたことの弊害が、社会や経済状況の変化と共に、変わってきているのではないかと思うし、また変わっていかなければならないと考える。まずは決定プロセスを公表し、その中でどうあるべきか、市民や第三者機関と共に進めていくことが大切だと認識して欲しい。
特に文化財の保護についても、今までの経済成長優先の御旗のもとに、多くの文化遺産が失われてきた事実がある。
その現状を回避するために、平成19年に「文化財保護法」ができた。
この法律の目的は
第一条  この法律は、文化財を保存し、且つ、その活用を図り、もつて国民の文化的向上に資するとともに、世界文化の進歩に貢献することを目的とする。
次回は11月頃の協議会に注目をしながら、引き続き署名活動や学習会を行っていきたいと思う。

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