山下ふみこオフィシャルブログ
2025.07.17
一般質問への向き合い方と考え
6/16~6/18までの3日間の一般質問と議案質疑。私の一般質問は2日目。3日目はテーマは以下の3つを私の質問時間は最大20分、当局の回答は40分。合計60分以内の持ち時間の中で、質問と答弁を完結させなければならない。テーマが全て重要なので、なかなか時間配分が難しい。制限時間がある中で、質問もカットしなければならなかったり、不十分な答弁には突っ込みたくなる。
一応当局との調整はする。1回目の質問はこういう質問をするという原案を渡し、その原案に対して答弁案が返ってくる。
それをもとに質問が展開し、課題を深堀していく。
当局との向き合い方は議員様々で、原案を渡す人や答弁書をくれる担当課もいたり、こんな質問はどうかと提案してくる担当者もいる。
議会としては、質問と答弁に齟齬がないように、当局と十分調整すべきと言うのが、ここ10年ぐらいの沼津市議会としてのスタイルである。
しかし、他市によっては通告だけで、事前打ち合わせがないところもあると聞く。そうなると、どんな質問が来るのか、事前準備は相当必要で、双方の緊張感は半端ないと思う。ただし、これは日々の経験や勉強が必要で、お互いのスキルアップにつながるので、その議会は改善しようという意見はないようだ。
また、「質問はこれでお願いします」と原稿を持ってくる担当者もいるという。それから外れると通告外になるという議会もある。私のような無所属議員は議会の少数なので、他市で同じ立場の議員との連携や勉強会は常に必要である。
「本来、一般質問はどうあるべきか?」お互いの議会について話し合う機会は多々あり、自分たちの議会がどうなのか意見を出し合う事でお互いの議会や議員の考え方が見えてくるので一つの指標にはなる。
議員は一般質問において基本的には制約はないので当局の指示に従う事はない。ただ、充分調整をして齟齬のないようにというのは筋が通っているようで、実はすでに原稿と答弁ができていることが齟齬がない一般質問ともいえる。そうなると、一般質問を本会議場でする意味があるのだろうかと・・・
↓ 6月議会のテーマ 順を追って一般質問をテーマごとに説明していく

2025.07.16
都市計画公聴会 by 静岡県
R7年6/13(金)14:00~行われた静岡県都市計画課主催の公聴会があった。公述人の市民5人(清水町1人・三島市1人・沼津市3人)が静岡県の都市計画に対して意見を述べる機会である。しかし、この公聴会の開催はほぼ周知されず、原案が公表されたのは5/27、そして、その原案に対して意見締め切りが6/5、それもその提出は、郵送か、持参に限るというもの。いったいどれだけの県民が、短期間に静岡県の都市計画区域のマスタープラン原案に対して、口述申出書を提出できるだろうか?それも意見陳述のみで、質疑応答はないという。
また、申込がなければ公聴会自体も開催されないという。公述人として意見を述べた吉田さんの投稿で初めて、静岡県の県民に対する姿勢を知った。
今回の公聴会とは:静岡県の都市計画区域マスタープランに対して住民の意見を求めるもの
●一体誰のための公聴会なのか❓
●なぜこの短期間に設定したのか❓
●原案は既に計画されていたのではないか❓
●今時、持参か郵送しか受け付けないと言うのは何故なのか❓
●どれだけの意見が反映されるのか❓
●公述人に対して何らレスはないのだろうか❓
●議事録は公表されるのだろうか❓
「一応県民の意見を聞きましたが、意見はありませんでした」という建前ありきの周知としか思えない、よくある手法だと勘ぐってしまうのも仕方がないやり方ではなかっただろうか?

公述人5人の主な意見
沼津市民:沼津市が鉄道高架化で目指すウォーカブルなまちづくりは、高架化にしなくても橋上駅にして歩行者が移動できるように見直し。
沼津市民:南北を自由に歩ける橋上駅で充分であり、高架化にすると、沼津市を素通りしてしまうのではないか。蛇松緑道にLRTを走らせれば楽しいまちになる。
沼津市民:人口減少していくのに、なぜ高架化に膨大な予算を費やすのか。
三島市民:三島--長泉--沼津--沼津港を結ぶ低環境負荷型の公共交通の提案。
清水町民:現在敷地造成工事をしている新中間処理施設について都市計画決定しないことを求める。 等々
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2025.07.14
県内女性議員の会「なないろの風」県知事へ要望書




