山下ふみこオフィシャルブログ
安保法制
2017.08.06
広島原爆の日
今日6日は広島の原爆忌です。
72年前、広島の町に原爆が投下されました。被爆から72年の原爆の日を迎え、その苦しみを抱えながら生きている方々に思いを馳せます。
アメリカニューヨーク国連本部で7月に採択された核兵器禁止条約に参加しなかった日本政府。
本来ならば、世界で唯一の被爆日本は核保有国と非保有国の橋渡しになるべき責務を負っています。それは日本にしかできない被爆当事者としての世界に対する役目であると思います。
この子のために、世界の子どもたちのために、戦争のない世界を祈ります。
2016.08.06
戦没者慰霊平和塔 in 香陵台公園
今日8/6、広島の被爆から71年を迎えた。広島市の平和記念公園では午前8時から平和記念式典が営まれている。
沼津市においても8/15(月)沼津市の戦没者戦災死者慰霊法要が沼津市遺族会の主催で毎年市民文化センターで行われている。
今朝、香貫山に登ると、朝8時ごろから多くの人が香陵台公園に集合し清掃作業を開始。8/15に向けての遺族会の合同の清掃作業である。
毎月、遺族会の方は地域ごとで清掃作業をしているようですが、今回の清掃は8/15の法要のための一斉作業であり、この炎天下の中で大変なことです。またこのようなことも遺族会の高齢化によって厳しい状況にあるとも聞いています。
この地道な作業をしてくださっている遺族会の方の思いを心に刻み、15日の式典には参列したいと思います。
★★★慰霊平和塔の由来
この慰霊平和塔は、沼津市を一望のもとにおさめられる景勝の地・香貫山香陵台に、日清、日露及び第一次、第二次世界大戦における沼津市出身の戦没者、ならびに戦災死者3,166柱をまつり、併せて世界恒久平和を祈念して建立されたものです。
沼津大空襲とは:
昔、祖母から香貫山が真っ赤に燃えていたという話を何度か聞いたことがある。我が家の馬小屋にも焼夷弾が落ちたが、不発弾だったため火薬を抜いたものが家に置いてあった記憶がある。
沼津市はサイパンと富士山とを結ぶB29の本土空襲コースの真下にあたり、軍需工場が集中したため米軍による中小地方都市空襲の標的となっていたので、その被害も甚大であったという。。
特に、沼津の大空襲というと昭和20年7月17日未明、米爆撃機B29の編隊130機が、海軍工廠や多くの中小軍事工場のある沼津市街上空3200mに侵入。
愛鷹山と香貫山の高射砲が迎撃するも3時頃までに1039トンの焼夷爆弾を投下したとある。その時に香貫山が赤々と燃えていたということだったんだろうか。
これにより沼津市は、焼失 9,523戸・死者 274人という被害を受け
第2次大戦の時の被害は、合計では死者322人・重軽傷者634人・全半焼11,756戸・全半壊127戸という被害を受けたとされている。
2016.01.02
2016年を迎えて
毎年1月1日は、勝部ファミリーと一緒に城山に上ります。
子どもたちは、その時々で学校や仕事や結婚で入れ替わります。
しかし、20年以上続く家族の恒例の元旦行事です。
こうして同じことが毎年継続できる幸せをつくづく噛みしめながら、お互いの健康と子どもたちの成長に感謝しました。
そして欲を言うならば、いつかは、孫も連れて一緒に登ってみたいと思います。
新年を迎えて
2015年9月19日、「安保法制(戦争法)」が強行採決されました。
憲法の基本原理である恒久平和主義や立憲主義に反すると、学者や弁護士、研究者、学生、母親等の反対や疑問の声はますます大きくなっています。
戦争やテロに巻き込まれるリスクが高まる不安や懸念が払しょくできない中、私も「誰の子どもも殺させない」と、この戦争法の廃止を求めていきます。
民主主義は多数の力さえ獲得すれば、どんなことでもでき、一切の反対や批判を封じ込めてしまっても仕方がないと思っていませんか?
確かに多数決は民主的手続きの一つの方法ですが、少数派の意見にも十分耳を傾けることができなければ、それは多数の横暴となって、独裁政治体制を作り上げてしまいます。
今の国の政治は多数決論理が横行して、少数派の論理を無視して政治がおこなわれ、民主主義が機能せず、政治に不安や不信感が募っているように感じます。
地方議会においても同様です。
本来、力の弱い者、声なき声を政治と言う場にすくいあげることが、私たちの役目だと思っていました。
そして、議会とは少数派の意見を尊重し、きちんと議論する場だと思っていましたが、実際は機能していないと感じています。
私は市民の声を政治の場に届け、そこで起きたことを市民に伝え、問題解決のために市民と共にその先頭に立ってきたと思っています。
「私はぶれない、私はひるまない」と、ずっと変わらぬ姿勢で貫き通すことができたのは、皆様の支援があったからこそです。これからも一人ひとりが、より幸せに生きるための生活者起点の社会を目指していきます。
どうぞ今年もよろしくお願いします。
2015.11.03
多数決は正しいのでしょうか?
以前から、多数決の結果が民意なのかと考えてきました。数の論理が、国会はもちろん、地方の議会でも幅をきかせています。多数決が民意だから仕方がないと思うことが、本当に正しい事なのか?
地方の議会によっては、少数派の意見にも十分耳を傾け、その意見を尊重する場を設けているということ聞きます。そして沼津の議会がその方向に向かって進んでいるように見えたこともあったのですが・・・
最近の国の動向をみると、多数決で、数の論理だけで一切の反対や批判を封じ込めてしまう事があり、それが正義だと言わんばかりの体制に危険性さえ感じます。
安倍政権はもちろんのこと、地方議会においても、多数の横暴の危うさを指摘し、多数決を制したからと言って、正しいとは限らないという東京新聞11/1の社説からぜひ一緒に考えて欲しいと思います。
(画像をクリックすれば拡大します)
東京新聞の社説には、
”多数決と言う方法は、用い方によっては、多数党の横暴と言う弊を招くばかりではなく、民主主義そのものの根底を破壊するような結果に陥ることがある”
”多数決は民主的手続きの一つの方法には違いない。しかし、少数派の意見にも十分耳を傾ける事や、多数決による結論に対する検証作業も同時に欠かせない手続き”
”多数決論理ばかりが横行して、少数派の「数の論理」を無視しては、民主主義がうまく機能するはずがない」と結んでいる。
私にとって政治とは、弱い側の人たちにこそ必要であると思っている。ひとり一人かけがえのない生命だからこそ、強い側にいる人たちは常にそういう人たちが同じに大切にされるよう配慮しなければならないと考える。
2015.09.11
日本の安全保障 by柳澤協二
緊急講演会「政権内部からの証言」元防衛庁官僚・柳澤協二さんに政権内部からの証言としてお話を伺う。安倍首相の昨年7月の集団的自衛権の閣議決定から、いよいよ安保法制関連法案の成立に向けて、私たちは、この戦争法案に「NO!」と声を挙げること。
国会や国会議員に向けて私たちに残された時間はない。9/27までに与えられた唯一の安倍首相の暴走、自民党の一強多弱の国会を地方から野党応援のために憲法改正に備えて、地域で草の根の世論を巻き起こそうというものです。
主催は,自治体議員立憲ネットワーク静岡県。昨年6月に、安倍首相の集団的自衛権の閣議決定に抗して、立憲主義と平和主義の立場で結成された超党派のネットワークです。
平和憲法を持っていることが日本の力であるという意味から、市民と一緒にPeace Powerというグループを立ち上げ、県内各自治体でも小さな声を大切にして「立憲主義と平和主義」の原理原則を大切に粘り強くこれからも活動をしていきます。
9/16,17と沼津駅前でその思いを伝えようと、Peace Power 静岡のメンバーがfacebookで呼び掛けて、御殿場や伊豆の国市の方まで参加して下さいました。
- 1 / 2
- »