山下ふみこオフィシャルブログ
趣味
2020.05.10
Mothers'Day
今日が母の日だなんてすっかり忘れていた。朝、目が覚めると、朝食は息子の手作りホットケーキに豆乳のカフェラテ。
今回の新型コロナウィルス感染症における緊急事態宣言によって、テレワークで彼は我が家にいる。
きっとこんなに長い時間を家族が一緒に過ごすのは、彼が中学で留学して以来かもしれない。そうすると15年ぶりぐらい? わぉ、驚いた、こんなに月日がたっているなんて。
いつも何となく、LINEや FACETIMEで家族の存在を身近に感じていたものの、実はほとんど会っていなかったことに今更ながら驚く。そういえば、今の私は食事の用意でキッチンに向かうことも多くなり、昼食を自宅でとるなんてことも、ほとんどなかったのに、今は毎食一緒にしていることが多くなっている。
きっと、この先、もしかするともうないかもしれない、こんな長い時間を家族が一緒に過ごすことは。普通の家庭より早く子どもたちは巣立ってしまったから、だからこそ、今のこの時間が貴重だと思えてくる。母の日に気付かせてもらったこの瞬間を記憶にとどめておきたい。
今流行りの初心者向きの厚底ランニングシューズのプレゼント。これって走れってことらしい。元体育会系としては、期待に応えて走ってみようかな・・・
緊急事態宣言での街中は今まで見たこともないほど静まり返り、車も人もいないこの状況は2度とあってはならない事態だからこそ、今何が起きて、どうしたら私たちは生き延びられるのか、正しい情報は何か、今起きている現実をしっかり見届け、この状況から多くのことを学ぶ必要があると思えてくる。きっと今までと同じようにはならないのではないかと。
今までの普通のことが、実はとても当たり前のことではなかったのかもしれないとさえ思えてくる。
かけがえのない命の誕生に、その彼らの未来のために、今があるのだから、私たちのなすべきことをしていく。
2020.05.09
第126回香貫山影奉仕のごみ拾い
先月はコロナのための緊急事態宣言が出て、急きょ中止にして、今日は2か月ぶりの影奉仕の清掃の日です。
仲間は日々山に来て、独自に樹木や植栽、駐車場等の整備活動をしてくれている。なので、毎月第2土曜日の活動は、そんな仲間の元気確認になっているのかもしれない。
今日は、「普段は忙しくて自分の身の回りことで必死でだけど、このコロナの影響で仕事が休みになったので、やっと参加することができました」と言ってきてくれた人もいた。日本中がコロナによる影響でどれだけの人々が苦境に立たされているのだろうか。そう思うと居ても立っても居られない気持ちに、本当に日々苦しくなってしまう。
今日は3班に別れ、頂上の枝が折れてしまって、そのままになっているところの整備と、後は香陵台周辺のいつものように草刈りやトイレとごみの回収などに分かれてやった。暖かくなってきたので、草ののびるのが早いこと・・・
桜の苗を植えようと1本持ってきてくれた仲間がいた。枝に桜の根が沢山出ていて珍しい。↓の写真
今回も仲間の笑顔と共に無事終了でき、充実した朝になり感謝です。タカちゃんはトイレ掃除を必死にやってくれてありがとう。洗剤補充してなかったね。
これから、少しずつ仲間を紹介していこうと思う。
香貫山の主でもある浅井さんは、香貫山に上がってくる人たちの信頼も厚く、歯に衣着せぬ人柄は一見怖そうだけど、山の植物を愛するとても心優しい人です。そして穏やかで調整役の竹下さんは香貫山影奉仕にとってなくてはならない人。数え上げれば本当に色々の方々が、それぞれの役割りを上手くこなしてくれている。
2020.04.29
沼津の未来を考えるグランマの会
グランマの会代表の森田さんの投稿が掲載されています。
・・・・厚意によって頂いた品物が人とのつながりのきっかけとなる。しかし、それもこれも、その方々の大きな痛みの上に成り立っているものであることを忘れてはならない。・・・
2020.04.27
香貫山の三春滝桜
3月に香貫山の三春滝桜が嫁いで10年という新聞記事を見る。その前に農林農地課から問い合わせがあった。2009年、市の主催で桜の木40本を植樹するイベントに参加したことがあった。その時にこの福島県三春町から送られてきた桜も一緒に植えたとものだという。
2011年3月11日に東日本大震災があって今年で9年経過した滝桜は大きく成長していた。香貫山の仲間たちでこの三春滝桜が咲くこの場所に、想い出の碑を創ろうとみんなで話し合っている。 ↓今年、ここで咲いた三春の滝桜
2020.04.23
空気は読まない!
私の好きな上野千鶴子さんが「空気は読む。だが抗う」という言葉に「I agree」
よく立場的に言動には十分注意をしたほうがいいと言われる。充分注意をしたつもりでいても、やはり、発言するからにはその責任も負わなければならない。発言をするときは、必ず裏を取ることは当然のことである。しかし、どちらにしても、叩かれたり、絡まれたりしても、反論する勇気がない。
もしかしたら,空気を読むことがストレスをためず、敵をつくらず、世間に抗わないことが最終的には実を取ることだと思い始めていた自分がいる気がしていないでもない。
今朝の上野さんのコメントを見て、やはり、そういう自分でいてはいけないと自分に叱咤する。自分が勝ち抜くために、相手を貶めることなんて私にはできない。
窮地に陥った時こそ、見えるものがある。渦中にいる時は見えていなかったことも、冷静になってみると分かることがある。
今の恵まれた環境の中で、苦しんでいる人がいたら、見過ごすことができず立ち向かうのが、私のエネルギーの糧になっている。そうでなければ、もう動けない・・・
今回、多くの方に本当に優しい言葉をかけていただいた。感謝してもしきれない。
ただ一番嬉しかったことがある。
新聞やTVに報道されたその日、家族の夕食を作り、自分もおなか一杯食べ、その後、私は残っている仕事するために仕事場の部屋へ行きかけた時、「すげぇ!俺だったら、今日ぐらいは布団かぶってるもんなぁ~」って、息子が笑いながら声をかけてきた。
この何気ない言葉が一番心に残っている。少なくても私の今日の一部始終を静観していた彼が、そう思ってくれたのなら、それが私の一つの生き方を示せたのだと思ったら、それはそれで良しと思った。
落ち込んでいる時間もなく、私を必要としている人たちのために仕事が待っているもの。