山下ふみこオフィシャルブログ
ボランティア
2017.04.27
香貫山頂のしだれ桜復活
昨年4月に、香貫山の山頂にある大きなしだれ桜が元気がなくなっているというSOSから、造園家の羽切さんにお願いをして診ていただく。
それから1年間、羽切さんの助言を受けながら、香貫山影奉仕の仲間が毎日、山頂に上がるたびに手入れをし、見守り続けてきたしだれ桜が今年見事に花開く。
その間、しだれ桜の根を踏まれないように大きく柵を張り巡らし、多くの方々にご迷惑をかけました。狭い公園にそこまでして桜を守り続けてきたので、何とか今年、桜の花を咲かせなければとみんなで願っていました。
とうとう1年後、見事に復活し花を咲かせました。
協力をしていただいた造園家の羽切さんをはじめ、香貫山の皆さんの地道な作業のおかげです。
一時はどうなることやらと気を揉みましたが本当に嬉しい。手塩にかけて皆が見守ってきました。
これからも大切にしていきましょう。
2017.03.18
第88回香貫山影奉仕&写真展
3/18(土)香貫山影奉仕88回目の清掃活動。
今月末には桜が見頃になるようなので、その周辺の草刈りです。それにしても今朝も沼津アルプスに登る方々のなんと多いこと!東京方面からの方々で特に若い女性が目立ちます。
香貫山で撮った作品だけを集めた写真展を今日から4/2まで香陵台の茶屋で開催。
今回も香貫山影奉仕が一緒になってやっている。
幼稚園児がこの山に来た時の写真もあり、とても和みます。
是非、茶屋で休憩をした折にはどうぞこの茶屋の奥座敷に、ずずずぃ~っと。
2017.02.18
第87回香貫山影奉仕と洋式トイレ
第87回香貫山影奉仕は伐採した竹の搬出と枯れた桜木の伐採や側溝の汚泥除去など活動は多岐にわたる。みんな日頃から香貫山に毎日のように上っているので、気になっている処や得意な分野で自然と役割分担がされていくので、大まかな作業工程を示せばそれぞれの持ち場で作業をやっていく。
今日は3名ほど初めての方が参加で仕事がはかどります。
さらに嬉しいことには、先週、念願だった洋式トイレが設置されたこと。小さな子どもそうですが、高齢者は、和式トイレは使いにくいという声が上がっていて、ずーっと前から要望していたが、やっと実現。篤志家から便器代の寄付もありました。
女子トイレの1基が洋式に改修された。トイレのドアも洋式の方が新規のドアになったが、和式の方は写真の状況。
今朝も名古屋や横浜からも登山客がたくさん来ています。まずは香陵台のこのトイレが沼津アルプスへ上る人たちのスタート地点。気持ちよく登ってもらうためにも、そして良い思い出をもってもらうためにもトイレは基本ですから。
2017.01.28
第86回香貫山影奉仕の活動
今年に入ってブログにアップしないまま、1/21(第3土曜日)9:00~香貫山影奉仕の清掃作業です。
今年2回目の活動で、1/12には仲間の有志が農林農地課の職員二人と一緒に松の木が松くい虫で枯れてしまっているための伐採作業をした。3月になると枯れた木の中から松くい虫が出てくるので、12月~2月までの間に伐採をし焼却処分にしてしまわなければならないということで、経費も人手もないということで協力をする。
21日は定例の影奉仕作業で、下草狩り、トイレ、公園整備を行う。週末は県外からの登山客が毎回多く香貫山から沼津アルプスに向けて出発していく。今日も北海道から九州までの山ガールたちが此処から出発です。
緑地公園課の話によると、28年度末(3月末)までに和式トイレ1基を洋式化にするという。
昨年便器代と言って寄付者も現れたので、1日も早い改修をお願いしている。
今年最初のメンバーたちとの顔合わせです。作業終了後はお汁粉をみんなと一緒に食べて、元気で明るく香貫山の作業をしていきましょう。
どうぞ一緒に香貫山の自然を守るために随時参加者募集中です。
2016.12.27
学校図書館の状況 in 沼津
11月議会で「市長の総合教育会議への基本姿勢について」質問をした経緯がある。
Q:大津市の中2男子のいじめ自殺がきっかけで教育委員会の形骸化が問題になり、市長が公式に教育行政に口を出すことが制度的に認められた総合教育会議への市長の基本姿勢について
市長:心の教育について議論を深め、豊かな人間性や自他の人権を大切にし、行動力を育む方策について協議していく。
Q:学校図書館づくりの充実について
市長:様々な本との出会いを通して多くの人の考え方や生き方と出会い、心の成長に果たす役割は大きい。学校図書館の充実するための取り組みは重要であると考える。そのための司書の配置も考えていきたい。
学校図書館について調べていく中で、その現状について考えてみる。
学校司書の数について
以前から母親たちから指摘がされていたのだが、学校司書の不足が言われていた。実際、他市の聞き取り調査をしたところその格差に驚く。
下の表を見ると、学校司書数の数が沼津市は三島市や富士市が各学校に1人配置されているが、沼津市の場合、1人の司書が3校を掛け持ちしている。
また司書が学校にいる時間が全く違うということも含めて、教育の質の低下に問題がないだろうか。
学校司書数の低さも学校図書購入費も低く、いったいどうなっているのか?そこで、静岡県が毎年出している市町財政の状況の中で、H26年度の住民1人当たりの教育費が県内35市町で4番目に低い。
因みに32位:沼津市27,972円 22位:三島市36,039円 15位:富士市42,806円で、上位5位の函南町56,368円
沼津市は函南町の半分以下の予算とはいったいどうことなのか。今後、その原因を究明すべきと思うが、教育費にも財政的なしわ寄せがきているのではないのかと思わざるえない。
文部科学省は、学校図書館は生徒の知的活動を増進し、 人間形成や情操を養う上で、重要な役割を担っているとしている。
子供たちの確かな学力や豊かな人間性を育むため、学校図書館の整備充実に共に努めてまいりましょうと文科省が提唱し、その整備を推し進めているわけで、この学校図書館の状況が、沼 津の教育が低下していくことを懸念する。
第4次学校図書館図書整備5か年計画(H24~29)と人材配置の双方について地方財政措置が講じられている。そこには学校司書の配置として、1週当たり30時間の司書を2校に1名配置することとある。とても標準基準に達していない状況に愕然とする。