山下ふみこオフィシャルブログ
ボランティア
2017.01.28
第86回香貫山影奉仕の活動
今年に入ってブログにアップしないまま、1/21(第3土曜日)9:00~香貫山影奉仕の清掃作業です。
今年2回目の活動で、1/12には仲間の有志が農林農地課の職員二人と一緒に松の木が松くい虫で枯れてしまっているための伐採作業をした。3月になると枯れた木の中から松くい虫が出てくるので、12月~2月までの間に伐採をし焼却処分にしてしまわなければならないということで、経費も人手もないということで協力をする。
21日は定例の影奉仕作業で、下草狩り、トイレ、公園整備を行う。週末は県外からの登山客が毎回多く香貫山から沼津アルプスに向けて出発していく。今日も北海道から九州までの山ガールたちが此処から出発です。
緑地公園課の話によると、28年度末(3月末)までに和式トイレ1基を洋式化にするという。
昨年便器代と言って寄付者も現れたので、1日も早い改修をお願いしている。
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今年最初のメンバーたちとの顔合わせです。作業終了後はお汁粉をみんなと一緒に食べて、元気で明るく香貫山の作業をしていきましょう。
どうぞ一緒に香貫山の自然を守るために随時参加者募集中です。
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2016.12.27
学校図書館の状況 in 沼津
11月議会で「市長の総合教育会議への基本姿勢について」質問をした経緯がある。
Q:大津市の中2男子のいじめ自殺がきっかけで教育委員会の形骸化が問題になり、市長が公式に教育行政に口を出すことが制度的に認められた総合教育会議への市長の基本姿勢について
市長:心の教育について議論を深め、豊かな人間性や自他の人権を大切にし、行動力を育む方策について協議していく。
Q:学校図書館づくりの充実について
市長:様々な本との出会いを通して多くの人の考え方や生き方と出会い、心の成長に果たす役割は大きい。学校図書館の充実するための取り組みは重要であると考える。そのための司書の配置も考えていきたい。
学校図書館について調べていく中で、その現状について考えてみる。
学校司書の数について
以前から母親たちから指摘がされていたのだが、学校司書の不足が言われていた。実際、他市の聞き取り調査をしたところその格差に驚く。
下の表を見ると、学校司書数の数が沼津市は三島市や富士市が各学校に1人配置されているが、沼津市の場合、1人の司書が3校を掛け持ちしている。
また司書が学校にいる時間が全く違うということも含めて、教育の質の低下に問題がないだろうか。
学校司書数の低さも学校図書購入費も低く、いったいどうなっているのか?そこで、静岡県が毎年出している市町財政の状況の中で、H26年度の住民1人当たりの教育費が県内35市町で4番目に低い。
因みに32位:沼津市27,972円 22位:三島市36,039円 15位:富士市42,806円で、上位5位の函南町56,368円
沼津市は函南町の半分以下の予算とはいったいどうことなのか。今後、その原因を究明すべきと思うが、教育費にも財政的なしわ寄せがきているのではないのかと思わざるえない。
文部科学省は、学校図書館は生徒の知的活動を増進し、 人間形成や情操を養う上で、重要な役割を担っているとしている。
子供たちの確かな学力や豊かな人間性を育むため、学校図書館の整備充実に共に努めてまいりましょうと文科省が提唱し、その整備を推し進めているわけで、この学校図書館の状況が、沼 津の教育が低下していくことを懸念する。
第4次学校図書館図書整備5か年計画(H24~29)と人材配置の双方について地方財政措置が講じられている。そこには学校司書の配置として、1週当たり30時間の司書を2校に1名配置することとある。とても標準基準に達していない状況に愕然とする。
2016.12.25
ひとり親家庭の学習支援とX'mas会
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今年最後のひとり親会の学習支援とX'mas会を23日に行う。
役員さんは3週間前からプレゼントや食事の準備、そして毎年恒例のケーキ作りの準備に大忙し。
今年は色々の方のご厚意で食事会やプレゼントに寄付をしてくださる方がいて子どもたちは大喜び。
例年より参加者が多くて、午前と午後の2部構成にもなりました。また参加できない家庭には、役員さんがプレゼントを運んでくださっていました。
こうして丸1日、学習支援の先生方も含めてゲームをしたり、ケーキをづくりやランチを一緒にしてみんなで過ごしました。お疲れ様でした。
前回は県福祉部子ども未来局子ども家庭課ひとり親支援班の職員、島田の市役所と社会福祉協議会の方々の視察を受け、沼津市と同様の取り組みをしていきたいということで、17:30からの学習支援の様子等をとても熱心に見ていただき、意見交換もしました。
この視察については沼津市のひとり親会の担当職員に知らせたようですが、仕事が忙しかったのでしょうか。せっかく他市からの視察を受けていたのですから、沼津市の取り組みを職員自らがアピールしてほしかったと思います。確かに時間外の視察でしたが、こうやってわざわざ来ていただいたのですから、お互いの取り組みについて意見交換することはとても貴重なことだと思います。
今回の取り組みは県のモデル事業ということで、進められてきたものです。継続してきたことで、その活動が細々とでも周囲にも伝わり、お米や食材、おやつを提供してくださる方もいてそんな心遣いが本当に励みになりました。会の運営はどうしても当事者の母親たちにならざる得ないので、学習指導者や食事作りのボランティアさんはあくまでもお手伝いということで実際の運営は当事者の母親たちです。
働きながらこの活動の準備をしてくことは本当に難しかったようで、愚痴も出るのは仕方がないことです。でも忙しくても関わった分、みんなとのつながりも強くなり、来ない人には連絡も取りあい、孤立感はなるべくさせないようにという配慮もできてきました。
来年度も引き続きこの事業を継続していくことに市民協働の意義があると思うのですが、継続する場合、来年度は県ではなく沼津市の事業になるようですが、今年度は60万円の事業費補助をもらっての運営でしたので、学習支援の先生方には交通費等を払うことも可能でしたが、市単独となるとその費用が出せない状況とも聞いています。
運営していくのが当事者だからこそ意義があることで、当事者だからこそお互いが気持ちを打ち明けることもできるのではないでしょうか。しかし、こうやって周囲の支援がなければ継続していくことは難しい状況ですが、成果は表れているのも事実です。
家族の方から毎週金曜日に行くことを楽しみにして、家庭でも宿題やお手伝いをしてくれるようになったと、さらには色々と話しをしてくれるようになったという報告が、ボランティアをしている私たちにとって何より嬉しいことです。
こういう小さな幸せが少しずつ重なっていくことで子どもたちの心の成長が育まれるとしたら、それはとても根気のいる事ですが、継続していかなければ意味がありません。沼津市の考えが注目されます。

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2016.12.24
若年性認知症でも働ける
富士宮市の黒田の寄り合いサロンの後は、木工房「いつでもゆめを」の木工介護用品製造販売をしている工房を訪れる。
ちょうど休憩時間だったこともあって、代表の稲葉さんや若年性認知症の佐野ご夫妻からも色々お話を伺うことができた。
佐野さんは50代で発症し、市に相談をしたところ、これがまたすごいことに介護施設を紹介するのではなくて、観光案内所の週5日のボランティアだったという。そこで今までの経験を生かした活動をしながら、若年性認知症の当事者として、認知症になっていく不安を自らが語り、認知症への周囲の理解を求めていく活動を奥様と二人三脚で始めたという。この活動は大きくテレビでも取り上げられたようです。
今は1週間に1回、この木工房へ奥様と通って木工製品を作りながら、認知症の当事者として夫妻で講演活動を行っている。
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若年性認知症になると、通えるところと言えば80~90代のお年寄りのデイサービスでは、馴染めない人もいて、結局引きこもりになり、ますます社会とのつながりがなくなり症状は悪化していく。
しかし、ここは一旦引きこもりになって社会とのつながりが持てなかった人が、生き生きと働いている様子を見ることができる。さらにすごいことは就労支援施設ではなく、時給1000円を今年末までに実現したいと店長の稲葉さんは言う。
「認知症になっても仕事の種類や道具、やり方を工夫し、その人の興味を持てることを探してあげれば、一生懸命やってもらえるし、賃金にみあったことをしてもらえる。雇う側が認知症の知識を持てば大丈夫。」
稲葉さんは経営を安定させ、事業を継続させることで、みんなと一緒に社会との接点を持ちながら仕事をしていきたいと話す。
ここの木工房のヒット商品「木製・車いす体重計」縦73cm,横67cm,重さ6kgでコンパクトで持ち運びができる。150kgまで測定が可能。
車いすの方で体重を図るには、2人がかりで持ち上げなければ体重計が図れない。そこで、稲葉さんが開発した実用新案登録の車いす用の方の体重計。
多くの人との出会いと協力で製造から販売までを行う小さな工場で商品化した体重計は、小規模介護事業所等で、体重測定に苦労されている方々から喜ばれるまでのヒット商品になっている。
2016.12.20
第84回香貫山影奉仕の活動

今年最後の香貫山影奉仕の活動。今年も元気に年を越せそうです。香貫山のおかげでみんな健康で仲間もできて、この山が色々の人たちとのご縁をつなげてくれています。
先日は福島県のテレビ局が撮影に来たようです。
この日も千葉県、東京、神奈川県、県内、本当に多くの登山客が香貫山から沼津アルプスを目指します。以前は有料で沼津アルプスのマップがあったそうです。今はGPSを使って来る人たちもいますが、やはり、登山ルートの案内看板もわかりにくいです。
多くは、茶屋に寄って尋ねる人たちがほとんどで、茶屋の杉本さんや休憩している地元の人たちが観光案内をしてくれています。
ラブライブの聖地を訪れる人たちも、わかりやすい表示がないので地元の人たちがやきもきしていると言われました。せっかく訪れてくださるのですから、せめて真心のおもてなしをしたいものです。
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