山下ふみこオフィシャルブログ
ボランティア
2016.09.21
ひとり親家庭の学習支援と食事会
夏休みが終わって、学校が始まり、ひとり親会の学習支援と食事会は通常の時間に戻り、毎週金曜日・17:00~19:00(健康福祉プラザサンウェル)となりました。
隔週で食事の提供もしているので、お迎えのお母さんたちも一緒に夕食づくりをし、一緒に食事をしていきますので食卓は賑やかです。(子ども100円・大人200円)
こうして食事を一緒にすることが学習支援以上に子どもたちにとっても楽しいようです。
時々学校に行きたくなくて、てこずらしている子もいるようですが、ここ来てからは、ここに来ることを心待ちにしていて、進んで勉強やお手伝いもするようになり、家族ともお話をするようになったとおばあちゃんからの感謝の報告がありました。
きっと、お母さんたちは忙しくて、なかなか聞き役にはなれないかもしれないですが、ここには学習と食事のボランティアさんがいるので、子どもたちの話に耳を傾けてくれる大人がいます。
「早くしなさいっ!」っていう大人はいません。
こういうことは継続しなければ意味がないわけですが、今回は県のお試しモデル事業(50万円/年)として始めたこともあって、来年度からは県事業ではなく、沼津市の事業(1/4負担)として継続できるかどうかは未定の状況です。
やはりボランティアだけではなかなか継続しがたく、来年度からの運営をどうするのかは今の時点では未定の状況です。
今やっと学習支援の先生方にもやりくりをしてもらって、何とか人員やりくりが軌道に乗れそうです。希望者もまだまだいるようですが、本当に支援を受けるべき親子に情報が届くようにしたいというのが課題です。
本来の子ども食堂は、貧困家庭の子どもたちの拠り所として定期的に継続していくものと考えますが、継続的な運営は並大抵ではないと県外の実施されている方には伺っています。
大人たちの自己満足にならないようにどうすれば継続していけるのか、当事者たちと一緒に他市の取り組み等を参考にしながら考えていきたいと思うこの頃です。
2016.09.06
紙芝居と本読み屋さん in保育園
月に1回の保育園での読み聞かせ、今回は9/5の10:00からです。9月に入っても残暑は強く、クーラーのきいたお部屋は快適です。
今日は30分の約束だったので、読み手は3人だけ。主に絵本ですが、絵本って本当に素敵なものがたくさん出ていますが、紙芝居は新しいものは次第に少なくなっているように思います。
今日は仲間のまりちゃん、クマちゃんが選んでくれた絵本に、ついつい引き込まれ子どもたちと一緒に夢中になってしまいました。
年中さんの時は、全然集中できなかった子が、今ではこんなに集中。それも正座までしちゃって…
決して正座を強要しているわけではなく全く自由なのに・・・
こうやって読み手もどんどん進化して、お互いに成長しています。
子どもたちもやはり興味のあるものは、どんどん引き込まれて、反応もそのまま伝わるので、私なんかはまだまだ修行中です・・・
本当に素敵な絵本を毎回選んでくれている仲間に感謝です。園児たちに「くまちゃん、まりちゃん、ゆきちゃん、ふみちゃん、まあちゃん・・」と呼ばれて嬉しい時間を過ごしました。
2016.08.21
第81回香貫山影奉仕の活動
香貫山影奉仕の活動が8/20(第3土曜日)
暑い最中どうなるのかと思ったのですが、うす曇りで気温も普段のようにはあがらず、何とか無事作業を終えることができました。
多くの人が、この山に登って何らかの奉仕作業をしていることはすでに周知の事実ですが、大事な香貫山を自らが守っていこうという気持ちが確実に芽生えてきていると感じています。このメンバーのほとんどの人たちも、毎日作業をしているようです。
今日はいつものように下草刈りと来年のためのアジサイの手入れ、そしてトイレ掃除が主な作業。
男性陣が草刈りだったので、女性たちはトイレの前の側溝の汚泥除去に取り掛かる。
グレーチングを結局全部外しての汚泥除去になり、思った以上に大変な作業になってしまう。何とか悪戦苦闘しながら、最後は達成感にあふれた私たちの表情を見てください。
私たちでもできるねぇ~と確信した次第です。
作業が終わった直後に、オリンピック男子400mリレー決勝が始まり、みんなと一緒になって大声援を送り暑く燃え上がったのは言うまでもありません。
2016.08.13
ひとり親家庭の夏の教室始まる NO4
今回は申込者13名の子どもたちが参加。沼津市の広報にも掲載された事もあり、またお盆休みで放課後児童クラブもお休みだからということもあるようです。
今日は本格的な「ピザづくりとスイカケーキ」手ごねパン教室の近藤麻美先生に来ていただいて調理実習。みんな楽しそう!
学習支援の先生や調理の皆さん、そして午後のイベント教室もボランティアの方々に支えられています。でもひとり親会のお母さんも順番に仕事を休んで見守っているので大変のようです。
誰か責任者が最後まで見守っていける人がいないと、結局仕事を持っているお母さんたちがそのために仕事を休むのは大変です。
当初、静岡県のモデルケースとして東部でやると手を挙げたときの目的は何だったんでしょうか?大変大変というとみんな何もかも大変になってしまいます。
継続は難しいですが、ちゃんとこの活動を見守って寄付までしてくださっている方もいます。動かなければ、誰も知らない「ひとり親会」の活動。
子どもたちは楽しそうですが、それには多くの人の支えがなければ子どもたちの笑顔も見ることもできません。
食事のあとは、休憩をはさんでダンス教室、
ヒップホップDanceStudio「Vigorous」インストラクター3人も来て下さって、まずはみんなモジモジ・・・
ダンスの後は、シフォンケーキ。
今日は市役所東側にある「中溝珈琲店」の久美子さんが、子どもたちにといって「シフォンケーキ」の差し入れがありました。ありがとうございます。
2016.08.06
戦没者慰霊平和塔 in 香陵台公園
今日8/6、広島の被爆から71年を迎えた。広島市の平和記念公園では午前8時から平和記念式典が営まれている。
沼津市においても8/15(月)沼津市の戦没者戦災死者慰霊法要が沼津市遺族会の主催で毎年市民文化センターで行われている。
今朝、香貫山に登ると、朝8時ごろから多くの人が香陵台公園に集合し清掃作業を開始。8/15に向けての遺族会の合同の清掃作業である。
毎月、遺族会の方は地域ごとで清掃作業をしているようですが、今回の清掃は8/15の法要のための一斉作業であり、この炎天下の中で大変なことです。またこのようなことも遺族会の高齢化によって厳しい状況にあるとも聞いています。
この地道な作業をしてくださっている遺族会の方の思いを心に刻み、15日の式典には参列したいと思います。
★★★慰霊平和塔の由来
この慰霊平和塔は、沼津市を一望のもとにおさめられる景勝の地・香貫山香陵台に、日清、日露及び第一次、第二次世界大戦における沼津市出身の戦没者、ならびに戦災死者3,166柱をまつり、併せて世界恒久平和を祈念して建立されたものです。
沼津大空襲とは:
昔、祖母から香貫山が真っ赤に燃えていたという話を何度か聞いたことがある。我が家の馬小屋にも焼夷弾が落ちたが、不発弾だったため火薬を抜いたものが家に置いてあった記憶がある。
沼津市はサイパンと富士山とを結ぶB29の本土空襲コースの真下にあたり、軍需工場が集中したため米軍による中小地方都市空襲の標的となっていたので、その被害も甚大であったという。。
特に、沼津の大空襲というと昭和20年7月17日未明、米爆撃機B29の編隊130機が、海軍工廠や多くの中小軍事工場のある沼津市街上空3200mに侵入。
愛鷹山と香貫山の高射砲が迎撃するも3時頃までに1039トンの焼夷爆弾を投下したとある。その時に香貫山が赤々と燃えていたということだったんだろうか。
これにより沼津市は、焼失 9,523戸・死者 274人という被害を受け
第2次大戦の時の被害は、合計では死者322人・重軽傷者634人・全半焼11,756戸・全半壊127戸という被害を受けたとされている。