山下ふみこオフィシャルブログ
その他
2019.03.11
大光寺晋山式の安下所
3月10日、大岡にある大光寺の晋山式(住職が寺に入る際に行う儀式)が、数十年ぶりでありました。渡辺さん宅が檀家代表として、和尚さんの親受けとして、住職としての和尚さんが身支度を整えられる安下所でした。
今回、不思議なご縁から渡辺さん宅において晋山式前の様子を拝見することができました。
和尚さんが来られて着替えられ、渡辺さんのご先祖様にまず読経をあげられました。それから「祝茶」を出し、それがすむと、安下所より行列を組み、お供の僧侶の方々と共にお寺に向かわれました。
大光寺は臨済宗妙心寺派の古寺で、1335年に開山・第42世として入寺した古月禅師は「東の白隠・西の古月」と称されるほど高名な禅僧と言われていました。
この晋山式の前の様子から一生のうち二度と見られないだろうと近所の方々も大勢見えられていました。私は渡辺さんとの偶然の出会いから、私の父が生前、犬の往診をしていたこともわかり、そんなご縁から今回のことを知り非常に貴重な体験をさせていただきました。
2019.03.07
3月8日は国際女性デー
3月8日は国際女性デー。この日は女性の権利尊重を求め世界中でイベントが開催される。日本では2017年より「HAPPY WOMAN FESTA」がスタート。2018年は東京、大阪、愛知、仙台の5都市で1万人の来場となる。
3年目となる今年は「3月8日は女性の生き方を考える日」として、全国12都道府県29会場同時開催でキャンペーンを展開する。 https://happywoman.online/event/hwf/hwf2019/
「ウィメンズマーチ東京2019」(国連大学前18:00出発)
日本におけるジェンダー不平等
男女格差を示す「ジェンダーギャップ指数」は毎年G7(フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ)で最下位の日本。
「特に政治、経済分野での不平等は、女性の権利侵害だけでなく、人材を生かした社会の発展も阻害している。女性が正当に評価され、その可能性が発揮されれば、社会全体のプラスになる。」と明言する。
2018年のスペインでは538万人が参加し、男女格差と性差別に反対する異例の全日ストライキを行った。仕事も家事もしないデモが行われ、公共交通機関や空の便にも影響が出たという。
そのスローガンがすごい。
「女性が止まれば世界は止まる」
https://www.youtube.com/watch?v=yCsQcofJktk
政治分野ではとくに女性の不平等は大きいと感じている。女性が選挙に立候補すること自体大きなハードルがある。家族の理解が得られなければもちろんだが、家事や育児や介護をこなして選挙に出ることは不可能にちかい。選挙にまずは立候補しなければ、政治に携わる機会を得ることはできないわけで・・・
日本はフランスに比べ19年遅れて
昨年の5月「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」が公布・施行された。
2019.01.26
第2回 おとなの寺子屋 by 馬場利子
1/26(土)「NUMAZUという未来」主催で第2回おとなの寺子屋を開催。講師は環境省認定環境カウンセラーの馬場利子さん。彼女とは2000年に静岡パルシェのエレベーターで知り合い、その出会いがきっかけとなって浜岡原発のことや静岡空港のこと、県知事選のこと に関わるようになり、それ以来の付き合いである。
馬場さんは全国を講演して廻っている。遠い処では先月、石垣島の母親たちのところでお話をしてきている。今回、「市民が創る楽しい暮らし、豊かな地域〜私にできる事」をテーマに、誰かがやってくれるだろうと思っていた時代から、自分たちの事は自分たちで考えてみよう、そして第1歩を踏み出してみようという。
それは定年を迎えたり、子育てや介護が終わった私たちだからできること。自ら動いて、やり続ければ、必ず叶うと実践してきた馬場さんだから言える。自らが動いて実現できれば、それは動いている私を幸せにしてくれるという。
今まで地域や行政の事など他人任せにしていませんでしたか?諦めていませんでしたか?きっと誰かが動いてくれるだろう、他人をあてにして結局傍観者になっていませんでしたか?
日本経済が、右肩上がりの時はよかったでしょうが、バブル期から30年経過した今、右肩下がりの時代になった今、行政がやってくれる事にも限界がある事に気づき始めている。何もやってくれないから私にできる事と行政ができる事を考えながら、彼女のやってきた事例を踏まえて1人からでも始められるアクション(市民活動)を起こしていこうという。
その第1歩が小学校1年生から始める数の計算に使用する算数BOX。2年生になると要らなくなり、結局ゴミになってしまう使い捨てを教育委員会、議会を動かしていったことで、今では静岡ではその使い回しが実現したという。
自分の物を持っていない事は惨めではない。繋がって子育てをしている事を感じられて嬉しい。単に行政にお願いするだけではなく、ここまでは私たちができるから市もやってください、とお願いをする。創る事の幸せはこれをやってもらったら嬉しいと思う事をやる。それが自分の幸せに繋がっていくという。実践してきた彼女だからこそ説得力もあり、自分たちもそんな気がしてくる。
話をきくうちに何か自分たちの方向性も見えてきたと森田代表が言う。きっとNUMAZUという未来にもできる事があるだろうと思えてきた。
2019.01.24
第3回 沼津高専と同友会
これまで、沼津高専・校長と中小企業家同友会有志との話し合いを重ね、情報交換や勉強会を重ねていくなかで、「何か面白いことができるかもしれない」そんな思いから始まった。
沼津高専という知的情報が集積されている教育機関でありながら、地元の私たちが知らな過ぎていなかっただろうか。まずは高専ってどんな教育やどんな研究開発、そしてどんなところとコラボしてその成果や貢献がされているのか。
個々には関わっていても、全体的には何をしているのか、分かっていないことが多く、「なんか勿体無くない?」と素朴な疑問から何とかこの知的集積の宝の山にアクセスできないだろうかと思っていた。
そんな思いや経過を踏まえ、第3回は沼津市唯一の高等教育機関である沼津高専を訪問。まずは各先生方の専門分野のお話を伺い、それから構内を見学。
先生方が何をやっているのか、とても興味津々にお話を伺い、やはりあったのです。期待は大きいけれど、今後、どういう風につながっていくのか、どんな展開になっていくのか、地場産業の課題解決につながっていくのか、それとも個々の企業の課題解決になるのか、新たなコラボレーションになっていくのか、やっとスタートしたこの第1歩を継続した取り組みにしていけたらとそれぞれの期待が膨らむ第3回になったようです。
2019.01.05
新年を迎えて
昨年は本当に目まぐるしい1年でした。
思いもかけない大沼市長の急逝で市長選に出馬。
そして母親の死。そして娘の第2子誕生でオーストラリアへ。愛犬ノーマンの介護と死。
人生のうちの大きな出来事が一度に押し寄せた年でした。でも、今こうして元気でいることの幸せを実感しています。普通に暮らせることへの感謝です。
引き続き、本年もご交誼のほどお願い申しあげます。