山下ふみこオフィシャルブログ
懲罰
2024.08.18
沼津市議会は猛省を by 沼朝
地方議会とは、行政の政策を市民のために、より良くするための処であり、決して議員自身が行政を動かすわけではない。地方議員は、市民のために行政の動きをチェックし、修正していくことが主な仕事です。
しかし、市の提案通りに事が進むように動いているのが、今の地方議会に見られる一般的な傾向ではないでしょうか。本来は行政側が出した提案をより良くするために議論をし、方向性に間違いがある場合には、是正することが、議会が存在する理由です。
しっかり対話することが大切であり、自分の意見を相手に伝え、そのうえでしっかり議論し、相手との相違を、人格の問題(嫌い、恨み等々)と結びつけないことが重要です。
(市民に未来の風会派に恨みがあるのではないかと思われないことも・・・)
現状は議会が市民の目にさらされていません。皆さんが投票をした議員に対して、傍聴をして下さることも重要です。議会に目を向けてくださることが議会の機能をまっとうにしていき、議員が本来の役割を発揮し、多様な意見を交わすことができるのだと思っています。
↑静岡新聞の8/15の「沼津市議懲罰取り消し」記事の一部を抜粋
↓沼津朝日新聞の8/15も「江本議員の懲罰取り消し」記事の高橋議長への取材コメントを抜粋
2023.11.12
沼津市議会おかしくね?
FBのコメント掲載
2023.10.29
緊急告知 市民と語る会
11/5(日)沼津市民文化センター 2階第1練習室
市政報告会「沼津市・市議会の不当提訴と不当懲罰について市民と語る会」
昼の部13:30~15:30 夜の部17:00~19:00 主催 未来の風 山下ふみこ 江本こうじ
遅ればせながら、問題の件ついて市政報告会を開催します。どうぞお待ちしています!
これまでなかなか言いたいことが言えずというより、言うべきことを言ってきたのですが、メディアの影響力は強く、私がSNS発信している状況は砂漠に水をまくようなものにしかなりません。
これほどまでに報道されるのか、沼津市が全国版のニュースになっていったことによって、北海道から九州からもエールが届きます。
今回、多くの方に来ていただくことによって,質問にお答えしていきたいと思います。
2023.03.09
デモクラシー沼津のHP再更新
https://www.democracy-numazu.org/ 沼津市政を市民の手に!
懲罰問題の概要を修正しました
管理者
不当な懲罰および市有地占有の問題の概要
https://www.democracy-numazu.org/unjust-punishment/を、時系列が明確になるように修正し、また不足していた内容を追加しました。
このHPを立ち上げて下さっている方は、私とは全く面識がなく、私の懲罰を契機に義憤にかられたと言います。
皆さんはきっと私の関係者がこのHPを創ったのだと思われているかもしれませんが、私は懲罰も土地問題も議会や委員会で私に浴びせられた言葉の数々はまだ振り返ることができません。
資料提供は主に傍聴NUMAZUからだと思います。
私に対するパワハラや嫌がらせ等は、「公表をしていくべき」という専門家や市民からの声があります。
それは私だけの問題にとどまらず、同じ境遇で苦しんでいる女性たちの問題でもあるからです。
これまでは泣き寝入りをしていたことは山ほどあります。今後は専門家にも相談しながら江本議員とともに考えていきたいと思っています。
ご意見お待ちしています!
2023.02.09
湯河原町議の懲罰について
2年前、大法廷で判例変更を勝ち取った(出席停止の懲罰を司法審査の対象とした)岩沼市議会議員の大友健さんのブログです
議会は謝罪を、町は慰謝料を/出席停止で判決
- 神奈川県湯河原町議会の土屋由希子氏が、出席停止の懲罰は違法だとして提訴していた裁判の判決言い渡しが2月1日に横浜地裁であり、議会に対しては謝罪広告を議会報「議会ゆがわら」に掲載することを、町に対しては慰謝料20万円(国家賠償)を支払うことを命じました。
- 懲罰議決の取り消しは訴えの利益がない(取り消しに伴う実利がない)として却下されましたが、懲罰の不当性が指弾されるなど土屋氏にとって完ぺきな勝訴となりました。
(2月1日午後、横浜地裁前)
裁判支援ということでその日、私は傍聴に行きました。この訴訟は、2020年11月に私が勝ち取った最高裁の判例変更「出席停止も新たに裁判の対象に加える」がなされた後の21年1月に提訴された出席停止裁判の第1号です。仙台地裁でいま進められている私の差し戻し裁判の判決言い渡しは、3月にあると見込まれますが、その弾みとなる「土屋勝訴」でした。
土屋氏への懲罰は、秘密会として開かれた特別委員会の内容を他に漏らしたという会議規則違反を理由に科されました。町議に初当選しておよそ半年の9月定例会。最初の懲罰は「陳謝」でしたが、陳謝文の内容に納得できなかったため本会議場で朗読することを拒否すると、今度は1日間の「出席停止」が科されました。
ちょうどそのころは、私の裁判が最高裁の大法廷に回付されたときで、10月に大法廷意見陳述、11月に大法廷判決言い渡しが予定されていて、土屋氏とその弁護団は私の裁判の推移に着目していたところ、判例変更があったので提訴したという流れにありました。
「秘密を漏らした」とされた特別委員会とは、町税等徴収対策強化特別委員会でしたが、町民税や固定資産税などの滞納者約2000名の個人名や法人名、住所、滞納の経過などを記した分厚い滞納者名簿をマスキングもせずに委員のほか傍聴の議員に配って、しかも、会議終了後に名簿を回収することもなく、自宅に持ち帰ったのでした。ちなみに土屋氏は、特別委終了後に返しています。
考えられない「超極秘な」個人情報の「公開」ですが、こんなことをしている町長と役場、そして議会・議員との怪しげな関係、、、、、、しかも、10年ぐらい続けられていたという行政と議会との関係(癒着? 一体化?)、、、、、、こちらのお粗末な行政こそが問題ではないかと思うのですが、これを土屋氏が9月定例会の一般質問で取り上げたり、SNSに挙げたりしたら、ほかの議員たちが懲罰に走ったという流れなのです。
懲罰に走るとなったら、あとは理由をこじつけて、懲罰委の運営・懲罰の手順を多数決で決めていけば、邪悪なことも含めて決められていきます。多数決の怖さです。
自分を律することができる「自律機関」といわれる議会も、ときによっては、地域によっては、多数決を絶対視する「暴走機関」に変ぼうします。
湯河原議会では懲罰に走る多数派が「善」で、土屋由希子氏だけが「悪」に追いやられました。しかし、事実に基づいて法理で裁く司法(裁判所)は、懲罰に走った多数派を「悪」と判断して、土屋氏が「善」と断じました。逆転です。
数は必ずしも絶対ではないのです。
判決では、土屋氏の一般質問やSNSの内容については「秘密を公開したことには当たらない」「土屋氏を処分する理由はない」「会議規則には違反していない」「土屋氏にルール違反はなかった」と言い切っています。懲罰を科したときの「議会ゆがわら」は「事実でない記事を載せた」「記事には故意と過失が認められる」などとも断定し、謝罪広告の掲載と土屋氏に対する慰謝料20万円の支払いにつなげています。
謝罪は、判決確定後に発行される「議会ゆがわら」に一定の大きさで掲載せねばなりません。謝罪文面も、判決の中に示されています。2週間後までに町と議会側が控訴しなければ確定しますが、「(懲罰のときにさあ)土屋議員の行為が『議員としてあるまじきこと』って言っちゃったけどゴメンね」といった趣旨のことを議会に言わせるんだからすごいことです。懲罰を科した議会にとって、屈辱的な謝罪ですよね。
自律的機関である議会も、第三者から見れば非常識なことをやっている面もあるのです。自律の基礎が多数決原理ということが実は、一番危ないのです。
岩沼市議会もそうです。
第三者である仙台地裁から見た、しっかりした裁定があることに大いに期待したいと思えるのは、土屋判決の中にその伏線を見たからです。
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