山下ふみこオフィシャルブログ
香貫山
2017.05.20
香貫山影奉仕90回目の活動
2009年4月から始まった香貫山ゴミ掃討作戦。
今日で90回目、9年目を迎えます。
左の写真は当時の状況を通信に掲載したもの。あれから丸8年が経ちました。当時は、トラックいっぱいに家財道具がゴミの山だったんです。何でも捨てていくゴミ捨て山になっていましたから・・・本当にすっかり大型ごみも家庭ごみも姿を消しました。
10年続けばホンマモンと言いますから、がんばろうっと!
今では、清掃道具だけは本格的になり、軽トラやチェーンソウも自費購入し、操作の講習会にも参加し、老木や松くい虫で枯れた木の伐採もやるようになりました。
仲間もちょっとずつ様変わりして無理をしない緩やかな活動のなかで、本当に良い仲間に恵まれて続いています。この山の魅力のおかげです。
今日は「しだれ桜再生プロジェクト」の助っ人・造園業の羽切さん(秀佳園)に来ていただき、剪定の指導をしていただきました。羽切さんと一緒に、3メートル以上ある脚立に乗ってしだれ桜の剪定をしました。
爽やかな5月の風に、桜の新緑がサワサワ~と喜んでいるように聞こえます。
2017.04.27
香貫山頂のしだれ桜復活
昨年4月に、香貫山の山頂にある大きなしだれ桜が元気がなくなっているというSOSから、造園家の羽切さんにお願いをして診ていただく。
それから1年間、羽切さんの助言を受けながら、香貫山影奉仕の仲間が毎日、山頂に上がるたびに手入れをし、見守り続けてきたしだれ桜が今年見事に花開く。
その間、しだれ桜の根を踏まれないように大きく柵を張り巡らし、多くの方々にご迷惑をかけました。狭い公園にそこまでして桜を守り続けてきたので、何とか今年、桜の花を咲かせなければとみんなで願っていました。
とうとう1年後、見事に復活し花を咲かせました。
協力をしていただいた造園家の羽切さんをはじめ、香貫山の皆さんの地道な作業のおかげです。
一時はどうなることやらと気を揉みましたが本当に嬉しい。手塩にかけて皆が見守ってきました。
これからも大切にしていきましょう。
2017.03.18
第88回香貫山影奉仕&写真展
3/18(土)香貫山影奉仕88回目の清掃活動。
今月末には桜が見頃になるようなので、その周辺の草刈りです。それにしても今朝も沼津アルプスに登る方々のなんと多いこと!東京方面からの方々で特に若い女性が目立ちます。
香貫山で撮った作品だけを集めた写真展を今日から4/2まで香陵台の茶屋で開催。
今回も香貫山影奉仕が一緒になってやっている。
幼稚園児がこの山に来た時の写真もあり、とても和みます。
是非、茶屋で休憩をした折にはどうぞこの茶屋の奥座敷に、ずずずぃ~っと。
2017.02.18
第87回香貫山影奉仕と洋式トイレ
第87回香貫山影奉仕は伐採した竹の搬出と枯れた桜木の伐採や側溝の汚泥除去など活動は多岐にわたる。みんな日頃から香貫山に毎日のように上っているので、気になっている処や得意な分野で自然と役割分担がされていくので、大まかな作業工程を示せばそれぞれの持ち場で作業をやっていく。
今日は3名ほど初めての方が参加で仕事がはかどります。
さらに嬉しいことには、先週、念願だった洋式トイレが設置されたこと。小さな子どもそうですが、高齢者は、和式トイレは使いにくいという声が上がっていて、ずーっと前から要望していたが、やっと実現。篤志家から便器代の寄付もありました。
女子トイレの1基が洋式に改修された。トイレのドアも洋式の方が新規のドアになったが、和式の方は写真の状況。
今朝も名古屋や横浜からも登山客がたくさん来ています。まずは香陵台のこのトイレが沼津アルプスへ上る人たちのスタート地点。気持ちよく登ってもらうためにも、そして良い思い出をもってもらうためにもトイレは基本ですから。
2017.02.03
松くい虫対策 at香貫山
2/3(金)香貫山影奉仕は今年に入って2回目の松くい虫の駆除のために、枯れた松の伐採を農林農地課(2人)と一緒に行う。
枯れた松の伐採は遅くても3月までにやらなければ、その病原体であるマツノザイセンチュウが松から出てくる時期前にやらなくては被害が拡大する。
昨年は市職員が7本(香貫山分)伐採をしたというが、2回の伐採作業ではすでに20本以上いったのではないだろうか。
伐採した後は枝や幹を短く切ってごみ収集センターへもっていく。
松くい虫の駆除には個人や団体に補助金も出している自治体もある中、そこまでできない沼津市は市民協働でやるしかないだろう。役所はこのような作業協力を積極的に投げかけてはどうだろうか?
影奉仕の仲間が今回の駆除のことで農林農地課窓口に行ったところ、まちぴか応援隊として農林農地課に登録をして既に3年は経過しているはずなのに、香貫山影奉仕自体を知らない職員に情報共有を課内でしていないことに驚いていた。協力団体を知らなければ、市民協働を呼びかけることもできないはずだと苦笑していたが・・・
奈良市のHPに松くい虫の説明かわかりやすく書かれています。
http://www.pref.nara.jp/4083.htm
松くい虫とは?正式には「マツ材線虫病」
「松くい虫」という昆虫がマツを枯らしているわけではない。病原体となるマツノザイセンチュウという微小な生物をマツノマダラカミキリという昆虫が健全なマツに運び、マツを枯らしてしまう伝染病。
マツノザイセンチュウ(病原体)
長さ1ミリメートル足らずの小さな線虫がマツの材内に侵入して爆発的に増殖し、マツは水を吸い上げられなくなることなどにより枯れてしまいます。
マツノマダラカミキリ(媒介昆虫)
体長3センチメートルほどのカミキリムシの一種で、健全な松へマツノザイセンチュウを運びます。
被害木を適切に処理しないと、さらに松くい虫の被害が広がってしまう。また、そのまま放置すると、枝折れや倒木などの恐れがあり、大変危険で、香貫山も道路のわきの傾斜地にその多くが見られるので、やはり伐採し処理するしかない。以前は空中散布などで駆除していたと地元の方が言っていた.