山下ふみこオフィシャルブログ

香貫山

2016.08.12

香貫山のいろいろ

今朝は富士山が全く見えません。曇り空ですが、風がなく朝方でも既に暑いです。山道を登っていくと危ないなぁ~と思っていた崩れかけていた土留めの階段がすっかり補修がされていました。
こうして何年も前から、こういう補修があちらこちらで見受けられます。あるご夫妻が補修をしてくださっています。

また頂上にある香貫山登頂簿、すでに30年以上続き毎月更新しています。すでに400人余からの人が自己申告で記入しています。この箱の中には、思い出ノートや観光案内パンフレットなども一緒にこの箱の中に入っています。この箱も何代目でしょうか?
どなたかがこの箱も新しく作ってくれています。

こうやって、山に登ってくる人たちの誰かが整備をしてくれているおかげで、みんなが気持ちよく安全に香貫山を楽しむことができます。

上記の写真のように、下草刈がちゃんとされているところとされていないところの差は歴然です。この山は古い山なので崩落しやすく、実際あちらこちらで崩落しています。
多くの人が気楽に上ってこれる市内が一望できる山で、まさに沼津市が見守らている気がします。
毎日、新たな発見があり、四季折々の自然を全身で感じています。つくづくいい山だなぁと思います。

8/20(土)月に1回(毎月第3土曜日)の香貫山の清掃をボランティアでしています。
朝9:00~皆さんが、香陵台公園にある茶屋前に集合します。どなたでも参加自由です。
もしよかったら参加しませんか?
沼津市のまちぴか応援隊になっている「香貫山影奉仕」です。

2016.07.26

しだれ桜SOS第3段 by香貫山影奉仕

昨年6月、しだれ桜が元気がないという市民の声があり、秀佳苑・羽切さんの指導のもと幹の周囲を生い茂っていたつつじを他の処に移し替え、枯れた枝等の選定や栄養を与えてきた。
しかし、ここにきてどうも元気がなく、改めて羽切さんにきてもらい指導を受ける。
枯れてしまった枝は切ってから、すでに中が空洞になっているため、セメントで穴をふさぎ、断面には腐らないように薬を塗る。
根の周囲にかぶせた土が若干深すぎ、根の呼吸を妨げているということで、手作業でその覆いかぶさった土を取り除く作業を今後していかなければならない。その時には根を踏まないように、根の上に板をかぶせ、そしてスコップ等を使わず手作業で土をかき出す作業をしていくことになる。
こうして気の長い根気の作業に挑戦することになるわけだが・・・

桜1
さくら5

潮風が当たるために南側には枝が張らず、北側だけに枝が伸び、その枝が伸びてそこを通る方々の邪魔になり、通行者の安全とぶつかって枝が折れてしまわないために、冬になるまでの間は、その枝に通行人がぶつからないようにするために柵を設けたほうがいいというアドバイスを受ける。
冬になって葉が落ちた後に、伸びきってしまった枝は切ることになる。その間はまずは柵を設ける準備をすることにした。
★★なぜ役所はすぐに動けないのか?
緑地公園課に連絡をし、杭とロープの調達をお願いしたところ、作業においては業者に頼むために、補修等のための備蓄はしないので、買いに行かなければならず、すぐには調達ができないという。
そこで、維持管理課に聞いてみたところ、ロープは少しあるというので役所にとりに行く。杭もあるといって、問い合わせていただき調達をしてくれたのだが、結局適当なものがないために自分たちで購入することになったのだが・・・

ボランティアで行うこのような簡易的な作業も、担当課に備品等の調達をしてもらわなければならないことが多々ある。しかし、今までも同様にすぐには役所側の都合もあり対応ができないために、1週間や1か月はざらに待つことになる。それでしびれを切らして自費購入になることも多々ある。
役所側の都合だけで人は集まらず、ボランティア団体の都合だけで役所は動けないというのも現実である。
しかし、市民側からすると、役所はすぐには動いてくれないということになる
市民協働と言われて久しいが、役所側の実情を知らないと、無理なことばかり言う団体だと役所側からは煙たがられてしまうことになる。
そうなると純粋のボランティア団体が育つのは難しいのではないだろうか。
PTAや自治会等の既存の組織等だけになってしまっていないだろうか。

私たちが香貫山の清掃を始めたときに、このようなことも含めて色々の不都合を感じ、議会でアダプトプログラム制度の提案をしたことがきっかけで「まちぴか応援隊」ができた。

今回も、緑地公園課とボランティアの私たちとのやり取りの中で資材等の調達で、お互いの実情を知ったわけだが、行政側がボランティアの育成と支援をするためには、双方がその取り組みの目的を理解するのは当然だが、行政として、どうすれば市民と協働で美化活動に取り組めるのか、制度はできたものの本当に市民の育成と支援につなげる努力をしてきたのだろうか。
市民側に動きやすい環境づくりをしてきただろうか。今回のやり取りを通して見直すべき事や改善に向けて、制度の再評価をしてもいいのではないだろうか。


今日は資材の調達ができたので、みんなの予定を調整して、しだれ桜の再生のための作業に取り掛かる。いずれは香貫山のしだれ桜を沼津の宝にしていきたいというのがみんなの願いでもある。

★★アダプト・プログラム★★
市民と行政が協働で進める新しい「まち美化プログラム」

アダプト(ADOPT)とは英語で「○○を養子にする」の意味。
一定区画の公共の場所を養子にみたて、市民がわが子のように愛情をもって面倒をみ(=清掃美化を行い)、行政がこれを支援する。
市民と行政が互いの役割分担を定め、両者のパートナーシップのもとで美化を進める。

アメリカのアダプトプログラム制度
https://www.kankyobika.or.jp/adopt/survey-report/survey_usaphttps://www.kankyobika.or.jp/adopt/survey-report/survey_usap

2016.07.17

第80回香貫山影奉仕の活動

7/16(土)香貫山の80回目の清掃である。今日は香陵台公園周辺の草刈りやトイレ清掃です。思った以上に公園周辺の雑草等が生い茂り、荒れている状況である。
毎月第3土曜日9:00から始まるが、9:00前にはほとんどの仲間がスタンバイしている。この時期、熱中症には十分気を付け、水分補給は細目にとることを確認する。
今回は建築家の方が飛び入り参加。嬉しいサプライズです。

香陵台公園の展望スポット。しかし、雑草が生い茂って眼下の風景が見えない。清掃後、すっかり展望スポットらしくなる。

上記はトイレ裏の秘密のごみ箱。毎日山に上がってくる人たちが自発的にごみ拾いをし、この箱に仕分けして入れている。

トイレ清掃に水道蛇口が上にしかなかったので大変でしたが、仲間の一人が水道屋さんだったので、市の許可を得て、無償で取り付けてくれてお掃除が大変やりやすくなる。
香貫山の長年の問題はトイレです。
ドアがぶっ壊れ、便器は和式、頂上のトイレは男女の区別がないので、女性はとても怖い思いをしています。
便器も和式しかなく、高齢化に伴って、和式では用が足せない方の問題は深刻。
長年の要望に、今年度やっとやっと洋式便器1台の予算が下りたという。早い改修をお願いしたい。

2016.06.19

第79回香貫山影奉仕の活動

今日は朝から強い日差しのもと、香貫山の整備。ゴミはすっかりなくなったものの、この時期は草を刈っても刈っても伸びて、登山道を塞いでしまう。月に1回では、この草の伸びには勝てないが、山に毎日上っている方は窯をもって草刈りをしてくれているので、山道はずいぶんきれいになっていると思う。
整備をする前にストレッチ体操も最近始める。女性が5人(あと2人参加)になってトイレや水廻りが一段ときれいになって、人数が増えると、清掃活動はどんどん効率よくなって、やる気も出てきます。

トイレ掃除も水廻りもすっかりきれいに。
男性陣は炎天下の中、草刈りや側溝の土砂運び、枯れた枝の選定など。
こんな時は終わった後、ビールで乾杯なんていうのもいいもんですが・・・

みなさん、ご苦労様です。来月も、第3土曜日9:00~10:30(雨天中止)
誰でも参加自由です。集合は現地で、香陵台公園の茶屋前(五重塔)
連絡先 山下090-2340-0324

2016.05.29

紫陽花の名所 in 香貫山

6月は香貫山の紫陽花を見に行こう!
香貫山に紫陽花の名所があることをご存知でしょうか?毎年少しづつ変化しています。今年は昨年よりも、もっと広く一面に白い紫陽花が開くことでしょう。
何時の頃からだろうか?数年前から、毎日、晴れた日はもちろん、雨の日も一本一本挿し木を植えていく、気の遠くなるような作業をコツコツやっている人がいる。
気が付いたら、そこは白い紫陽花が一面に広がり、それはそれは見事な景観になっていった・・・

こんな素敵な場所をたった一人の方が手掛けている。
それも私が大好きな真っ白なアジサイが一面に。梅雨の時期には、ますます美しく咲き誇っているでしょう。

あじさい3
あじさい
あじさい6
あじさい7

カレンダー

«4月»
  1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30    

ブログ内検索

フィード