山下ふみこオフィシャルブログ
香貫山
2016.01.16
第74回 香貫山清掃活動
2016年1/16、今年最初の香貫山影奉仕の活動です。またこれから1年皆さんと仲良く楽しく香貫山の自然保護も考えながらやっていきたいと思います。
よろしくお願いします。

丁度、市立高の陸上部の練習に遭遇し、2人の高校1年生の部員が一緒に手伝ってくれ、私たちの仲間は本当に嬉しそう。やはり、私たちの悩みも高齢化になっていくということ。枝の伐採や道の補修もあり、単にゴミ拾いだけではなくなっている。チェーンソウも使うので、その講習にも出かけたりしている。
今は市のアダプトプログラムに登録をしているので、保険や基本的な掃除用具は支給されるが、それらは全て消耗品ばかりで、それだけでは用は足せない。すべて自腹でやりくりをしているが、こういうボランティア活動が育っていくような仕組みができないものなのか・・・
三島のフォレストクラブの取り組みは面白いと思う。このような活動に育っていくには行政のバックアップが必要だと思うのだが・・・




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桜の小枝から、ほうきのように沢山枝分かれしている部分が、おそらくてんぐ巣病。この部分には、花が咲かない。しかも、年々、木全体に感染していき花の数が極端に減ってしまう。
この病気は、タフリナ菌というカビの一種によって起こる伝染病。病原菌は菌糸の状態で枝の中で冬を越し、開花期に開いててんぐ巣枝の葉に侵入する。これらの葉は、5月上旬には枯れてしまうが、ここから胞子が飛び散って、健全な枝に伝染。
この病気を防ぐ有効な方法は、てんぐ巣病にかかってしまった部分を外科手術で取り除く方法がとられる。
時期的には、冬から春にかけて、遅くとも開花前に切り取る。胞子が飛び散ってしまう前に。切り取った枝は、焼却処分するが。この防除方法はどうしても見落としてしまうので、2~3年続ける必要があるという。早い手当が必要になってくる。
2015.12.16
香貫山頂上のしだれ桜
香貫山の頂上にあるしだれ桜は、今年7月にすっかり元気がなくなり、急遽、「しだれ桜救出プロジェクト」を影奉仕で開始。
秀佳苑の羽切さんの指導を受けながら、桜の幹を囲っていたつつじの移植をし、枯れてしまった枝や腐りかけていた幹に薬を塗り、土を掘り返し、人が根を踏み固めないようにロープで柵を張った。
それから半年、この冬の時期を迎え、桜は果たして冬を越えられるのか心配した私たちは、もう一度、羽切さんに一緒に頂上に登ってもらい、その様子をみてもらう。
(桜に負担がかからないように、折角つつじを移動したのに、また誰かが善意にもお花の苗が柵の内側に植えられている状況は桜にはよくないと注意を受ける。)
後2年ぐらいすれば、回復してくるだろうという。もうしばらく、大事にこのしだれ桜の成長を見守っていきたい。
榎木(えのき)の木が枯れてきているため、手当の方法を指導していただき、しだれ桜を塩害から守るためにも、この位置に苗木を植え、海からの風が直接しだれ桜に当たらないように、樹木を植えるようにアドバイスを受ける。
2015.12.16
第73回香貫山影奉仕と植田内膳様
第73回の香貫山の清掃は今年最後の清掃活動です。
ずーっと気になっていた植田内膳碑の周囲の植栽の刈り込みを、緑地公園課の許可を得て、秀佳苑の羽切さんの指導を受けながら、植栽の刈り込みと下草刈りをしました。
脚立にのって椿の剪定をしているのは羽切さん。みんなに枝の何処を切ったらいいのか、次に咲く花芽を大事にしながら等、本当に丁寧に指導をしていただきました。みんなもその指導のもとに、自然と役割分担が決まり、本当に良いチームワークを発揮していました。
何と言っても、今回の功労者は95歳の荻田さん。毎日、3時に起きて香貫山に登って25年。イノシシより早く起きて、イノシシが目を覚まさないうちに下ってくるという。香貫山にお世話になっているからと言って、今日は奉仕活動に参加。とてもとても95歳には見えません。
みんなも刺激されて、俺たちまだまだ若い若い??かもって。
2015.11.21
第72回・香貫山影奉仕
11/21(第3土曜日)9:00~ 第72回目の香貫山影奉仕の清掃活動。
10月から不法投棄が数件あり、ここ数年全く不法投棄などなかっただけに、ショックな出来事が続いた。今日も崖下にBBQをやってそのまま不法投棄したゴミの撤去とトイレ掃除と剪伐した枝や枯れた枝の収集を行う。
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先月、剪定した時の枝も一緒に片づけをした。仲間が畳屋さんの使う縁を分けてもらい、それで木々を縛る。
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崖下にはBBQをやった後の残飯から、ビール缶、大蒜(ニンニク)やネギも捨てられていた。
2015.11.03
香貫山香陵台の不法投棄
今日、山の仲間から、香貫山の不法投棄のことが知らされた。余りにも大きな不法投棄が2カ所。
既に昨日、警察と市役所に通報したということですが、ここ数年、全く不法投棄がなく、やはり、みんなが山をきれいにしてきた成果だと思っていただけにとても残念です。
それも香陵台東側の道路から,崖下に投げ捨てているこの状況に呆然・・・
まるで引っ越し一式のような有様に呆然とする。ベッドから、タンスまで。それもここの場所は道路から
5m位、下にさがったところ。とても人力では持ち上げられない。
本当に残念です。
香貫山の清掃を始めた2009年4月、不法投棄がおさまらず、毎月毎月、トラックいっぱいのゴミの山。転勤時期の年度替わりの2,3月には、大型の布団や電化製品もあり、ゴミを引き上げるのは大変な作業でした。
こういう状況を何年も繰り返し、やっと不法投棄がおさまり、ゴミもなくなってきていたのに・・・
折角沼津アルプスを縦断する県内外の方々が、週末ともなると本当に多くの方々が来て下さっている、その玄関口の香貫山がこの状況ではとても悲しい。
既に警察も市役所も来て下さりゴミの中身も調査をしたようですが、この状況では、とても市民ボランティアでは片付けられない。こんなことが続くようならば、何らかの制限をしなければならなくなるのは致し方ないかもしれないと・・・・・

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