山下ふみこオフィシャルブログ
香貫山
2024.02.11
香陵台公園の松と乗運寺さま
8/10(土)沼朝の記事で乗運寺の林住職様が亡くなられたことを知りました。つい先日も牧水記念館でお会いしてお話をしたばかりのことで私にはあまりにも突然の事でした。
今日は香貫山影奉仕の清掃日でその一人が香貫山香陵台公園にある松のことを話をしてくれました。昨年2本あった松の1本が枯れて、その方は市に連絡をしたと同時に乗運寺様にも電話をしたところ、「市のやることに待っていられないから、すぐに寺の植木屋を手配をします。」と、その日のうちに枯れた松の処分をしたそうです。
その素早さに、さすが乗運寺様だと感心されていました。公園には「若山牧水の句碑」の傍らにその松が沼津の街を一望しているかのように生々とそびえています。
「香貫山 いただきに来て 吾子と遊び ひさしくをれば 富士はれにけり」
千本松原に魅せられていた牧水は、大正9年一家を挙げて香貫山の麓に移り住み、沼津へ来て最初に詠んだ歌であろう。



2024.02.02
香貫山の緊急工事
2/1(木)香貫山登頂名簿の2月更新に出かけたところ、今日1日だけの緊急工事という事で車両一切ストップ。
前々から倒れそうな木が道路に張り出していました。危ない木は山の仲間が赤いテープを巻いて沼津市に何度か連絡をしていましたが・・・
今回、よほど緊急性があったのか、それとも年度末が近づいたせいだろうか、道路にせり出していた大木を伐採してくれている。思った以上に大変そうな作業で1日がかりの工事だと言っていた。
以前、走っていた車の屋根に木が倒れてきたこともあり、人身事故にもつながりかねないあわや大惨事になっていたという話も聞いている。これで一安心ですね。






2024.01.03
香貫山と車イスと障害者差別解消法の改正








2023.12.29
香貫山保全利活用っていうけど
12/28(木)今日は市役所の仕事納めの日。9:00に香陵台公園に香貫山影奉仕の仲間と集合して香貫山の危険個所について農林農地課の職員と一緒に現場確認をすることになっていた。2時間ほど、一緒に山を登ってもらいながら、色々この山のことを話す機会が得られ、職員が真摯に耳を傾けてくれたことが,修理はすぐにはできずとも、何よりも嬉しかったようです。
現場で市民と一つ一つ確認をしながらというのは大事なことですが時間もかかってしまう。でも職員だけ現場に行っての対応は、案外こんなはずじゃなかったという事が往々にしてある。
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今回は頂上に上るショートカットの登山道の階段が危険という香貫山影奉仕の仲間の通報である。
この香貫山は元旦には初日の出を拝む人たちで多くの方が昇ってくる。また、新年の三が日も家族連れの方々が昇ってくるので、山の仲間が心配している危険箇所があるという事で現地に職員と向かう。


このコースは頂上に上るショートカットの道。階段の段差が大きく、手すりがないとなかなか大変である。また、階段を支えている杭が朽ちてきているため、階段自体がぐらついている状況。
当初はこの手すりと階段の補修をお願いしていたのだが、昨日、山の仲間のFさんTさんが急遽取り付けてくれていたので、設置確認をしてもらい、パイプにプロテクターをつけて安全面の補強をすることになった。Fさんはその方面のプロなので安心である。
階段については、この暮れに到底修繕はできず、業者の確保もできないため、3月ごろになってしまうという事である。Tさんは丸太等の材料確保ができれば自分たちで補修ができるのになぁと。まっ、これまでも香貫山に登ってくる人たちのために、細かな修繕修理は彼らが、農林農地課に材料を提供してもらいながらボチボチ整備してきている。
階段を支えている杭が朽ちてきているために、階段自体がぐらぐらしているため確かに危険である。
こうやって細かい補修は、もう1人のFさんも材料を背負ってきて、階段などの登山道の補修をしている。それを見ている人たちが、また材料の寄付などもしてくれている。


このパイプの手すりは3年前にFさんが設置したもの。やはり急斜面でケガをする人がいたので急遽設置してくれたものであるが、今日はこの手すりについても確認をしてもらった。


2023.12.09
第168回香貫山影奉仕の清掃活動
第168回目の香貫山清掃ボランティアは今年最後の活動です。
毎日、香貫山に上っている仲間は、山道の階段整備や、道を塞いでいる枝払いをしたり、其々が気付く中で日々清掃活動を続けている。新しい仲間はなかなか増えず、此処でも高齢によって来れなくなってきている。
普段、この山に日々上ってきている人たちも、様子が変わってきている。以前はグループで待ち合わせて一緒に登っていた人たちも、今は1人減り2人減り、今は個々で来ているようで、そうこうしているうちにフェードアウトしていく。
香陵公園の茶屋の杉本さんもその人間模様をどう見ているんだろう。茶屋の経営は遺族会で光熱水費は出しているが、あとは杉本さんが飲み物を販売する売り上げの数十円が収入になっているんだと思う。
彼が毎日茶屋を開いてくれていることで、観光客はもちろん、みんながそこで世間話や山のことなどいろいろの情報を提供してくれているので、香貫山の秩序が保たれている要素はとても大きい。
今はいなくなった時のことは考えられないが、その時は遺族会もこの茶屋を引き継ぐ人がいなければ、老朽化によって解体し沼津市に返還することになっていると言われている。





今日は風もなく、穏やかな暖かい日でしたので、とても作業ははかどりました。また、ぬまづアルプスを目指してくる登山客も多く、香陵公園までタクシーを使ってきたりしている。今日は駐車場が満杯で駐車禁止のところまで車があふれかえっていた・・



