山下ふみこオフィシャルブログ
子育て・育児
2018.10.14
Henley Beach & Midwives(助産師)
午前中はHenley Beach Southへ車で15分走れば着く。日曜日は多くの人が散歩やランニング、そしておしゃべりとブランチを楽しんでいる。何処もカフェやレストランは超いっぱい。海岸沿いに車が駐車でき、時間帯で犬の散歩もノーリード。台風がないせいかビーチはいつも綺麗でゴミひとつ落ちていないし、白砂なので裸足で歩いても安全。今日の気温は29度。湿気がないので過ごしやすいが陽射しはきついので、帽子とサンスクリーンは必須。
ビーチですれ違う人々は、屈託がないというか、他人のことはあまり気にしていないようだが、挨拶をすると必ず笑顔で返ってくるのが嬉しい。沼津では挨拶をしてもなかなか返事が返ってこないほう方が多く表情もそうだがこちらの方がめげてしまいそうになる。犬も同様でこちらではノーリードであっても犬同士が威嚇することもなく、普通に匂いを嗅いでじゃあねって感じで離れる。
昼に娘の担当助産師と研修生の大学生が来訪。先日診察に行った時の助産師が来て、出産前の状況とどんな風に今過ごしているのか、また出産時の準備などを話し合う。
あと4、5日で赤ちゃんが誕生してくるわけでそれ以降の赤ちゃん中心の生活はどうなるのかと私は不安になっている。
特に2歳の愉馬の面倒をみなければならないので、最初のお産の時とはまた違う不安がある。2年前は夫がこちらに来て家事全般の責務を果たしたようだが、今回は彼の時と状況はさらに変わっている。特にマミィが大好きな彼をどうやってママの負担を軽くすればいいのか・・・?毎日、マミィの姿が見えないと「マミィマミィ」と言って泣きながら姿を追い求める彼に私はどうしたらいいのか。日本にいる時とは大違いの環境に戸惑っている。私のいつもの「何とかなるさ」は、シリアスな生活の中で自分のことではないだけに面食らう。
しかし、多くの妊婦さんはこういう状況の時もクリアしてきていると思うと正直すごいと思う。やはりいざとなった時に近くに助けてくれる人がいたり、相談にのって対応をしてくれる公共的なシステムの必要性は特に感じる。
2018.10.13
baby trailerの練習
今日は土曜日でジョエルの学校がないので一緒に愉馬をtrailerに乗せて保育園までの道を一緒に走ってもらう。およそ3kmの道のりだが、慣れない自転車の交通ルールとtrailerと愉馬の重さと自転車のギアチェンジとベルと全て初体験なので、電動自転車に乗り慣れた私には大きな冒険である。でも来週の月曜日から保育園の送迎をしなくてはならないので、ここは頑張るしかないと覚悟を決める。
まずは自宅をスタートするが、ハンドルが上手く舵を切れずフラフラとよろけながらも出発する。
保育園にいくにはBonython Parkを通って川沿いに整備された歩行者と自転車のための道がシティまで続いている。ほとんど車道を走らずに保育園まで行けるのはラッキー。しかし、ハンドルがうまく操作できずにいるので、美しい景色も鳥のさえずりも心地よい風にも楽しむ余裕などなく、ランニングや散歩をしている人たちにもベルを鳴らし、「Hi,sorry」と言いながら横を通り過ぎるのが精一杯である。
やっと保育園の前の公園に到着する。もちろん保育園は土日は休みである。
今回、自転車をtrailer付きで走ってみて、自転車道が本当に利用者側に立った整備がされていて驚く。それも整備にお金をかけているのではなく、利用しやすいように段差をなくして乳母車や車椅子にとっても大丈夫のようにその幅を十分にとったスロープになっていたり、自転車道と車道の区別を道路に記し、英語が分からなくてもわかりやすい標識なので、誰でも自転車に乗れるようになっている。
街が豊かなこともあるのだろうが、生活習慣のなかに、安い物を買って使い捨てにするというよりは、物を買っても、それが要らなくなると地域のネットに出しているので、若い人たちは喜んでセカンドハンズを利用している。ベッドやテーブル、調理器具からマタニティの物まで本当にセカンドハンズで良い物が手に入れられる。日本の生活習慣とは違っているが若人でもいい物をちゃんと手に入れられる。
公園には必ず遊具が設置されているし、安全面は十分配慮されている。これは大人が利用できるストレッチ遊具。また、犬のウンチバッグもウンチを入れるゴミ箱もあらゆる公園に整備され、犬を飼う人にとって肩身の狭い思いをしないで利用できる。
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2018.10.12
MAMMA MIA in Adelaide
今夜は19:30の「マンマミーア・ミュージカル」に1人で出かける。ADELAIDE FESTIVAL CENTREは娘の処からトラムで三つ目の停留所で降りる。娘の出産前にこのミュージカルだけは見たいと思っていたのだが、娘からも勧められていくことにした。
トラムの乗り方ひとつ取ってもそうだが、今のうちに覚えておかなければならないことが沢山ある。車の運転はもちろんだが、道順や交通ルールなどは毎日運転しながら覚えていく。また、出産時は2歳の愉馬をどうすればいいのか、病院には誰が連れて行けるのか等、頼る者がいない場合は本当に不安だろうと思う。
そうそう、沼津で映画は見たばかりであったが、やはり本物のミュージカルはとても躍動的。生演奏もステキで観客もちゃんと拍手や相槌も心得ていて、みんなノリノリで最後は全員が総立ちで一緒に踊って何と楽しかったこと。こんなひと時を過ごすことってずっとなかったことに改めて気づかされる。
沼津の自宅では老犬ノーマンが流動食を毎日注射器でしか飲み込めなくなっている。2頭の犬の散歩も一緒に行くことができずに、もう1頭のヴィーノもストレスを感じ始めているようだし、毎日病院へかかっている状況も報告があって、ちょっとうしろめたい気もしながら・・・
2018.10.11
Bonython Park in Adelaide
南オーストラリア州で美しいと言われているボニソンパークが歩いて10分ぐらいのところにあり、今日は保育園がないのでそこに行く。公園の前にはトラムの駅があり、シティまでは10分ぐらい。駐車場も広いので非常に便利である。ちょうど今は春休みで家族連れや子どもたちの課外スクールで普段と違って子どもたちのはしゃぐ声が響き渡っています。
どの公園にも遊具が必ず整備されているが、その安全についても十分配慮がなされているように思う。
遊具の周辺には木のチップが敷き詰められ、子どもが落下しそうなところや転びそうなところはラバーが貼られていて、落ちても怪我をしないように最大限の配慮をしている。
そして木陰があちらこちらに造られていて、BBQの整備がされていてボタンを押せば、鉄板が熱くなってBBQができるように整備されている。
公園で遊んだ後は遅いランチをとるために近くのカフェに行く。オーストラリアはランチセットもないので、コーヒー$3〜5とハンバーガーでも$15はするので、tax10%(内税)を入れると$20以下でランチは食べられないが、ランチ時には本当に多くの人がカフェに来ている。とにかく日本よりランチは2倍だが年収も日本の2倍はある。
2018.10.10
women's&children Hospital in Adelaide
10/10、出産時の状況を医師、助産師、麻酔医師と各医師と夫々打ち合わせる。第1子の時は出産時、途中で帝王切開に切り替えたが、今回は自然分娩(無痛)の予定のようだが、出産予定日を過ぎた場合は帝王切開にするという計画らしい。本人が望めば、いろいろの出産選択肢を考えてもらえるらしい。さらには帝王切開の傷跡もきれいにしてくれるという。
医療にかかる場合、Medicare(メディケア)というカードをオーストラリア人は持っている。ちょうど日本の国民保険のようなもののだが、年収に制限があるらしいが、多くの国民は保険料を払わなくても医療費は無料である。ただし、歯や目の治療、救急車のサービスはメディケアではカバーされないので、必要に応じて任意に民間保険に加入する人もいる。出産の場合も、専属医師やホテル滞在等のある民間保険に加入する場合もあるという。娘家族は今のところ医療費はすべて無料で生活できている。
Medicare:メディケアはオーストラリア人や永住権があれば誰でも加入ができる。日本で言えば国民健康保険だが、大きく違うのは保険料を支払わなくてもいいということ。ただし年収9万ドル以上の場合、保険料は発生してくるらしい。
公立病院はもちろん個人病院でも基本的に医療費は無料で、ほとんどの国民は無料で病院にかかることができる。診察は多くの場合予約が必要なので少し面倒かもしれないが、緊急時の場合も診察してもらえる。。
ただ、歯や眼、救急車は有料なので、任意で民間の保険に加入する人もいる。
民間保険の場合は医師やプライベートの病院を選ぶこともでき、出産等の場合、メディケアでは日帰り出産だが、民間保険の場合、数日間の入院やホテル滞在もあり専属の医師も指定できるというが本人負担もある。また緊急の場合は大きな公立病院へ運ばれることが多いという。
公立病院でも帝王切開の時は傷の大きさも最大限配慮し7〜8センチぐらいで、その傷跡も希望があればきれいにしてもらえるという。
↓産科医とは40分ぐらい出産時の状況について確認をする。さらにその後、↓麻酔医とも予定日が過ぎて生まれなかった時は帝王切開に移ることなど、その経過についても話を進めその間には助産師の方も入って話をする。3人とも女性ということもあるのだろうか、終始、和やかな雰囲気でゆったりと話ができる環境にあることは、そうでなくても不安が大きい妊婦にとって大きな安心感である。
↓産科医 ↓麻酔医