山下ふみこオフィシャルブログ

防災・地震・津波対策

2016.04.09

香貫山の山崩れ NO1

4/9、香貫山の崩落が夜中に起きた。
今日は桜が満開で多くの花見客が押し寄せていたので、あわや大惨事になることも十分考えられた。
8:30頃には市役所へ電話をし、緊急として、農林農地課の担当者と連絡が取れ、現場の確認と通行止め等の対応をしてくれることになった。
しかし、また雨が降れば、崩落は大きくなるだろうし、早急な対応が求められる。

香貫山は約1千万年前にできた古い火山で、地表から5mぐらいは風化が進んでいて土壌化、砂礫状化しており、脆くなっている。
各地で豪雨による土砂災害が毎年のように発生しているが、香貫山も同様で、小さい崩落から今回ような中ぐらいのもの、もっと大きな崩落も起きているが、官地や民地の問題もあり、財政的なことも含めてなかなか修復が進んではいない。
大地震が予想されているなか、大惨事にならないように、山崩れの危険性については今後充分な調査をし、「香貫山のあり方」と共にその対策について、先送りができない時期が来ているのではないだろうか。

2015.12.08

【動画】 沼津市議会第3回定例会 

 2015年12月8日 沼津市議会第3回定例会 一般質問

1 障害のある人の雇用の促進及び就労の支援に ついて 
2 災害時、市役所における非常用電源の確保に ついて
↓↓↓↓↓一般質問に関する関連ブログはこちらから↓↓↓↓↓
  1. 災害時、市役所の非常用電源は大丈夫?

  2. 障害のある人の沼津市の対応についてNO1

  3. 障害のある人の雇用&工賃取り組み NO2

  4. 障害のある人の雇用&工賃取り組み NO3

  5. 障害のある人の雇用に対応する合理的配慮NO4

   ↓↓↓↓↓ 議会報告 PDFはこちらから ↓↓↓↓↓

   チャレンジ通信vol.21

過去の動画は youtube 山下ふみこチャンネルでご覧いただけます

2015.09.05

三ツ目ガード冠水は高架化では解決しない

ずーっと以前から、鉄道高架をしなければ三つ目ガードの冠水は解決しないと言われてきた。しかし、静岡県が、平成16年度に414号線の三つ目ガード冠水対策について調査をし、その報告書が県にあったのだが・・・
「(国)414号冠水対策関連 都市下水路事業に伴う設計業務委託報告書」である。

冠水問題は沼津市の長年の懸念であり、未来の風の私たちは、県沼津土木事務所へ出向き、何度か話合いを持つ中で、この資料の存在を知った。彼らはこの報告書の存在を一言も言わなかったが、話し合いの場に、この資料が担当者の手元に置かれていた。

2015年1/24、9/19とこの報告書の公文書開示請求をした。(画像をクリック拡大)

その報告書によると、
鉄道高架をした場合
道路の高さが高くなり、行き場を失った流量は、低い地域に流下し、被害は住宅密集地である狢川の下流部周辺に及ぶ可能性がある。

対策としては
・国道下に埋設する貯留管やバイパス水路の設置・調整池の計画等が示されている。

それにもかかわらず、先日、ある会派の市政報告会において、丁度、冠水をした三つ目ガードに対して、高架をしなければ解決をしないと言われたようだが、既に議会においても、この点については指摘をしている。
まずは、その事実を議員自身が認識し、正確に市民へ公表すべきである。
(私の発行している議会通信に、そのことが掲載しているので、画像を拡大してご覧ください)

2015.06.04

被災地福島へ研修と視察 

5/30,31と福島県いわき市で第5回福島原発震災情報連絡センター主催の被災地の現状とスタディツアーに参加。
いわき市議の佐藤和良さんから「福島原発事故の現状」の報告。

ここ福島においては4年前の3.11以降「非常事態宣言」は今も撤回されていない。今もなお、非常事態の状況が続いている現状が常態化している。
その放射能汚染は解決する状況ではないのに、国は自主避難者には住宅支援打ち切り方針を出し、放射能汚染地域に対しても帰還準備を勧めている。
福島第1原発事故の廃炉作業に従事する作業員は毎日7000人。そのうち4000人が福島人だという。特にいわき市は放射能従事者のるつぼだという。
2011年3月11日から今もずーっと「被害者は変わり続けるが、加害者は何も変わっていない・・・」と言う報告に胸が痛い。

ルポライターの明石昇二郎さんの原発事故による健康被害について

NPO法人いわき放射能市民測定室「たらちね」の鈴木薫さん。http://www.iwakisokuteishitu.com/

福島の子どもたちの甲状腺ガン検査や食品の測定、母親たちに測定器の貸し出しをして、土壌の測定協力を通じ、子どもたちの環境を改善していく活動をしている。

今回の研修で最もショックだったのは、福島での教育の現状報告である。
子どもたちを廃炉活動に従事させようとしているという。

「福島の原発だから福島の人たちが収束させるのは当たり前」と幼い正義感にさせてしまう人材育成プログラムが進んでいるという。

本当に子どもたちが、福島の人がやらなければ誰がやるの。国のために尽くすとそれが合言葉になっているという。
原発事故の責任を、まるで福島県民が背負うようではないですか。こんなことを言わせる教育とは一体何が現場で起きているのだろう。

確かに私もテレビで福島の子どもたちがそういう風に話しているのを観て驚いたことがある。
まさかそれが現実に学校での授業での刷り込みだとしたら・・・
学校では放射能は心配ないという授業がされているのだろうか。

福島県が「自主避難者の避難先の住宅支援の無償提供を2016年度で終える方針」だと報道がされている。
国は自主避難者ばかりではなく、特定避難勧奨地点の解除など、住民に帰還を進める政策をし始めている。オリンピックまでに福島の原発事故は収束したと言いたいのだろうか。事故の風化、矮小化をし、被災者の切り捨てにつながっている。

 しかし、依然として避難元の地域の放射線量は事故前に比べて高いところも多く、子どもを抱える親たちは帰るに帰れず、避難の継続を希望しているにもかかわらず,その切実な声に耳を傾けず、国の少子化対策とは・・・・

現場での行く先々で放射線量を測定しながらの現地視察。富岡町、楢葉町でも放射線量が高いところはいくつもある。バスの中でさえ、1.07マイクロシーベルトと言う値の高さであるにもかかわらず、避難勧奨地点の解除と言うことで、帰還を進めているという。しかし、富岡町の住民7000人のうち、帰還したのは100人にとどまっているという。

国の避難勧奨地点の解除とは現状の判断ではなく、政策的な判断であるということ。国から出される情報に住民自身が判断しなければならない。本当のことを言うことが憚れる状況とは一体何なんだろう。

2015.05.29

避難訓練 in BiVi ぬまづ

5/28、8時から沼津駅北口の商業施設「BiViぬまづ」で、障がい者施設「ふれあいの苑」「太陽の丘・あまぎ学園」「視覚特別支援学校」の生徒と先生が毎回参加してBiViのスタッフと地域ボランティアの合同避難訓練を行いました。

この避難訓練は6回目になる。車いすの方や視覚障がいの方、地域の方達と一緒に行う避難訓練のきっかけは4年前の東日本大震災の時でした。
駅前にいた方々は電車が止まり帰宅困難に陥り、その時の避難先がBiViで、そこで1晩過ごした方もいたようです。
それからしばらくして、視覚特別支援学校から、万が一の時の避難場所としてという要請があり、それならば、いざという時のために合同で避難訓練をしましょうということになり、それが年2回の訓練に繋がっています。

なるべく本番さながらにやっていこうということで、映画館は上映し、ゲームセンターではゲームをやらせていただく中で、火災警報機が鳴り、「火事です」というアナウンスがあり、避難誘導が始まる。
毎回基本的な訓練を繰り返すことでスタッフも障害を持った方の誘導を学ぶ。どうすればいち早く、お客様を安全に避難誘導できるのか、共に学び合っていこうと毎年取り組んでいます。

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