山下ふみこオフィシャルブログ
2022年01月
2022.01.28
公開質問状の内容証明
【1月27日 市長・教育長に内容証明で通知書】
2022.01.27
日本の医師不足13万人
大野 博美さんのFBからシェア
【 Dr.本田はDr.ホンネ?! 医療制度を斬りまくる】
昨日の夜、本田宏さんを講師に、オンライン学習会を開催。
日本のスットコドッコイな医療縮小政策に、鋭くメスが入れられた。今やオミクロン蔓延で、感染者数はうなぎのぼり。
又も医療ひっ迫、保健所がパンクとやらで、PCR検査なし、症状の診断だけで感染者と判定するとか、
濃厚接触者には感染者本人から連絡するとか、信じられないような事態となった。
第5波が収まってから3か月間、何をしていたのか。
お粗末な実態を改善するのではなく、お粗末な実態に、国民を合わせようとする。
低きに合わせて、より低きになり下がる。
前置きが長くなり、すみません。
本田先生は、この期に及んでも「医師減らし路線」をひた走る国の政策を批判する。
お医者さんは足りてるって?
ジョーダンじゃない、OECDと比較して、約13万人も不足している。
しかも、来年度から、医学部定員を段階的に減らすと言うから、お立合い。医者を育てるには10年かかる。
その「卵」を減らしてどうするんだ!
「医者=お金持ち」という数式もくつがえされた。診療報酬改定が繰り返され、この30年間抑えられてきた。
日本はドイツの3分の1以下、アメリカの7分の1以下!逆に薬の値段は、日本はイギリスの2.2倍。
クスリメーカーの内部留保は増加の一途で、武田薬品はなんと
2兆2540億円(2012年度)。今はもっと増えている?
入ってくるお金(診療報酬)が少なくて、出て行くお金(薬剤購入)が増えていけば、どこも青息吐息。
ただでさえ大変な病院の中で、公立・公的病院はさらに一大事。
効率化の名のもとに、再編統合、つまり、閉鎖縮小する国の良からぬ目論見が、今なお続いているのだ。
本田さんのデータでわかる通り(下図)、コロナ感染者を最も受け入れているのが都立と公社病院。
大阪府が、府立病院など公的病院を、どんどん独立行政法人化した結果、コロナ禍で最悪の医療ひっ迫を招いたことを、忘れてはならない。
効率化しか頭にない「維新」が、医療ひっ迫をけん引したことも忘れてはならない。
本田さんは1時間半、日本の医療の問題点を熱く語ってくださった。
言い足りないことが山ほどあり、控えたダジャレも山ほどあり、
本当に中身の濃い学習会だった。
ここでは書き足りないことも多く、下の図表をぜひご覧ください。
2022.01.26
地方議会は二元代表制
先日、全国で起きている理不尽な懲罰について、zoom参加者と会場をつないだ会合が開かれた。
全国で起きている地方議会の懲罰報告と、たった今、戒告処分を受けたという議員の参加などで大いに盛り上がった。
今回は議会の民主主義の危機と人間劣化が進んでいる状況に、全国のパワハラ特に懲罰を受けている現状を見逃さないための準備会の状況を話し合った。
言論で闘う議員が、言論で闘う事をやめてはいけない!
懲罰経験者たちの言葉に圧倒され、司法で闘っている状況の情報交換等話題は盛沢山。すべて自分のステップアップにつなげているばかりではなく、同じ立場の人への支援等にも力を注いでいる本当に頼もしい仲間たちである。
ペイ・フォワード
https://www.facebook.com/Lets%E5%82%8D%E8%81%B4Numazu-108583138364371/videos/2664516283843485www.facebook.com/Lets%E5%82%8D%E8%81%B4Numazu-108583138364371/videos/2664516283843485
2022.01.26
公開質問状の回答を求める
Let's傍聴NumazuのFBから
2022.01.24
鉄道高架事業と財政問題 その2
「その1」で財政的な問題に少し触れた。改めて考えてみたい。平成29年3月に出された「沼津市公共施設マネジメント計画」。その時点での築年数が46年以上経過した施設が2割弱。
今後、中長期的な改修や更新をしていくための30年間の経費の見込みを示している。
今後30年間の維持管理・更新に係る経費は、約53億円/年で約2倍の経費がかかることになるがこれでは全くやっていけない。人口減少と高齢化で税収は落ち込んでも増加する見通しが厳しい中、限られた財源の中でこの差し迫った公共施設やインフラ施設の維持管理、更新をどうしていくのか、喫緊の課題に目をつむり、高架優先でやっていくならばそれも一つの選択肢だと思う。それを市民が望むならば・・・
2月からは令和4年度の予算審査も始まる。
今から10年後(2032年)と20年後(2042年)に更新のための大きな経費がかかってくる山がある。その山と鉄道高架事業は大きくかかわってくる。
つまり、耐用年数で大規模改修や更新をする場合の将来経費は、それだけでも自治体にとって大きな負担であり、施設削減により維持更新費や管理運営費の削減も図る計画をせざるえない。ある意味、学校統合問題もこの問題が大きい要素だと言える。
どの自治体も頭を抱えている公共施設やインフラ整備の老朽化に対して、昨今の災害の大きさを考えれば、喫緊の課題であるのは言うまでもないこと。
沼津市の場合、それにさらに1000億円以上の高架化事業を、投資的経費の減少とは裏腹に,改修や更新経費増大によって、更なる財政的な苦難が待ち受けている。いまだに工期の見通しがない高架化事業に、市民への説明責任を果たしていけるのだろうか。
市民の皆様は高架化事業はここまで進んでいるんだからという認識を持っていると思います。
2022.01.22
鉄道高架事業の今後 その1
工期は全て未定と言わざるえない!!
1/14新貨物駅の造成工事に着手、動き出したJR沼津駅高架化事業
1/14に原地区の新貨物駅造成工事着工の儀式が大きく報道された。どのメディアも高架化事業の前提となる工事がようやく動き始めたと報道。川勝県知事は「今日は新しい沼津市を作るための夜明けだ」と述べた。
果たして新しい夜明けとなるのか?夜明けがいつになるのかは誰も答えていない。
つまり誰も答えられないほどの不確定要素のある事業だといわざるえない!!
R3年10/5のR2年度決算一般会計において高架化関連事業についての質疑
市:今年度、埋蔵文化財調査を終えた場所から基礎地盤を整える造成工事に着手。来年度にかけて実施。また、事業主体の静岡県では、鉄道事業者の協力を得まして、新貨物ターミナルの詳細設計を来年度末までに完了させ、引き続き、新貨物ターミナルの工事に着手していくと伺っている。
議員:本体工事着工のめどというのは立っていないということか。
推進課長 :ターミナル工事の詳細設計を来年度末までに完了させ、引き続き、工事に着手していく と伺っている。
1/15各紙の新聞記事から:今回の工事は,新貨物駅本体建設の前段階でR4完了予定。
県が主体の高架化事業は、新貨物駅本体工事着工から13年での事業完了をめどに、県とJR側が協議を進めている。
静岡新聞:JR沼津駅付近鉄道高架事業の今後の流れ時期は全て未定としている。
朝日新聞:高架化完了は本体工事着工から13年後で、全ての事業が完成するのはその7年後になる見通しという
新聞報道にもあるように、高架化事業の時期は「全て未定」2004年の事業認可から18年かかって大きく動き出した
というが、果たして動き出せるのだろうか!
↓のグラフ(総務省の決算カード等から)
棒グラフ(高架事業を含む建設事業費総額&総額の中に税収等の一般財源を含む)
H18/177億、H19/219億円、H20/137億、H22/153億、H24/142億円、それ以降、建設事業費は年々減少している。
R2/111億円だが、15年前のH18と比較すると66億円減少している。
折れ線グラフ(建設事業に伴う借金):40億円前後で推移している。
折れ線グラフ(税収等の一般財源が、どれだけ投資的経費に投入できているのか):問題はここ!!
年々一般財源が減少傾向の中、投資的経費の占める割合が減少している。つまり、高架事業を進めていくには、非常に難しい時代に入ったといわざるえない。
H18・10.3%、H21/11%、H24/10.1%、H27/6.7%、R2/6.0% 減少している。
今後の重要課題として公共施設等の老朽化の状況がある。学校、市営住宅、庁舎、ごみ焼却場、文化センター、市立病院など。これに昨今の自然災害の甚大化は常に備えなければならないし、一旦災害が起これば待ったなしの復旧作業がある。
となると、工期は全て未定と言わざるえない!!
2022.01.20
議会の権威
2022.01.19
暗黒議会とは
「議員になってもいじめられるだけ」新人ママ議員が見た“暗黒議会”とは
「市民の代表として、悪い事は悪い、正しい事は正しいと発言する事ができない議会であれば、それは議会として機能していません」
https://www.buzzfeed.com/jp/saoriibuki/ankoku-gikai?fbclid=IwAR2LHXxd_FTouxKJk-cgw9nSv-JnaJ_gl5dTu2fJZq8KX2NMaPpQblXP0rMwww.buzzfeed.com/jp/saoriibuki/ankoku-gikai
★★上智大学の三浦まり教授(政治学)★★
2022.01.18
第29回高尾山穂見神社の清掃活動
令和4年になっての初の高尾山穂見神社の清掃活動です。雑草が砂利の間から顔を出し始めています。根が張っていないので、関単に引き抜けます。きっと風の強い日もあったのでしょうが、境内は落ち葉もなくきれいになっています。
穂見神社の西側にある小高い山を見るたびに胸が痛みます。かつては卑弥呼と同じ時代のライバルとも言われていた東の王様の古墳が出土し、高尾山古墳として騒がれたが、工事は2015年以降遅々として進んでいない。日本最古といわれる東の王様の古墳は次第に風化してきている。見るも哀れな姿のまま置き去りにされているとしか思えない。古墳もビニールシートがかぶさったままで所々劣化してきている。お掃除をするたびにこの風化していく姿に大塚さんはきっと悲しんでいるんだろうと思いつつ、私たちにできることってこんなことしかないと思い続けている。
かつての高尾山神社は鎮守の森の中にあった。今はその存在自体知る人もいなくなってきている。
2015年の夏ごろ、私たちはこの高尾山古墳にまつわる壮大な歴史に胸をワクワクさせながら、この古墳が残るための活動を市民と一緒にやってきた経緯がある。
赤塚次郎先生の講演の概要(2015年8月)
私たちの祖先、ルーツでもある高尾山古墳の王とはどんな人だったのか。
スルガの国の王の墓と言われている東日本最大最古級の高尾山古墳の謎は、考古学的見地からは築造年代等は解明されたとはいえ、愛鷹山麓に広がる古代スルガの地に、新しいリーダーの登場には、いったいどんなストーリーが秘められているのか。その王が何を考え、何をこの地で成し得たのか、浮島沼と言う低地・沼の環境に住む民と標高100mの山麓(足高尾上遺跡群)に住む民、そして高尾山古墳が築造された木瀬川・狩野川低地部に住む人々と海の民。弥生後期社会から継続する海辺・低地部に集住する浜の民と標高100mに住む山の民、この二つの大きな部族集団が、何らかの理由で「駿河」の地に集まり、高尾山の王を支えていた。
まさに彼らは、高尾山の王に憧れて集まってきたかもしれない。この地に育つ優れた素材がここに集まってくる。海を越え、山を越えて異国のものが往来する場面が出来上がったのだと。多くの技術集団が集まり、広域ネットワークを展開していったのではないか。
同時に大規模な古墳造営と言うイベントが民や富の動員を可能にしていった。やがて、その領域が「スルガ」と呼ばれることになっていく。
スルガという國の歴史は、まさに高尾山古墳の築造を契機として、その機運の中から創出され、伊豆半島から愛鷹山麓を抱え込むこの場面から出発したといえるだろう。だからこそ、この王墓を なくすことは、スルガの国のはじまりをなくすことにもつながる。
2022.01.17
またまた地方議会における懲罰
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