山下ふみこオフィシャルブログ

2024年07月

2024.07.24

第57回高尾山穂見神社の清掃活動

第57回高尾山穂見神社の清掃活動は朝7:00から。
「高尾山古墳の大王が怒っていらっしゃるからと5月に水とお酒とおにぎりをあげて謝罪と感謝をして下さい」と山梨の友人に言われてから、仲間が毎回用意してくれている。
今日も熊野神社と高尾山穂見神社にあげて感謝を伝える。
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今日は桜の葉の裏にごちゃっと付いたイラガの幼虫.電気虫とも言って超危険.ご近所の方が、お参りされた時に教えてくれたので早速市役所に連絡。
神社は役所の所管ではないが、夏休みに入ってセミ取りに来た子どもが刺されたら超激痛が走って病院へ直行になってしまうほど危険な幼虫。
そこで何とか出来ないだろうかと相談.自治会に連絡をとって殺虫剤等の協力をして下さるようだ。
という訳で今日は怖くて草取りに集中

2024.07.20

健康診断、児童生徒のプライバシーに配慮

文部科学省は122日、全国の教育委員会などに対して通知を発出し、学校で実施する健康診断について児童生徒のプライバシーや心情に配慮した環境整備を整えるよう求めた。健診時には体操服やタオルで身体を隠せるようにしたり、他の児童生徒に結果が知られないよう配慮したりするよう、具体的な対応を示した。

 健診時の児童生徒のプライバシー保護を巡っては、同省は2021年に留意点をまとめ、全国の教委に改善を求めていた。今回の通知では、さらに詳しく具体的な対応や服装などについて方針を示した。

 通知では、
男女別に検査・診察を行う児童生徒の体が周囲から見えないよう、囲いやカーテンなどで個別の検査・診察スペースを用意する
養護教諭を除き、児童生徒と同性の教職員が立ち会う
会場内の待機人数を最小限にした上で、他の児童生徒に結果が知られないよう注意する

 さらに健診時の服装に関しては、児童生徒が体操服やタオルなどで体を隠せるようにするなど配慮を求めた。一方で正確な検査を実施する観点から、必要に応じて医師が体操服などをめくり視触診することや、体操服の下から聴診器を入れる場合があると、児童生徒や保護者に対して事前に説明するよう記した。

 また学校医や各自治体の医師会と、児童生徒の服装をはじめ、具体的な検査・診察方法などについて協議し、共通認識を十分に図るよう呼び掛けた。

静岡県教育委員会も文科省の通知を受けて、2/20に県内各市町へ健康体育課長 名で「児童生徒等のプライバシーや心情に配慮した健康診断実施のための環境 整備について」通知を出している。

それを受けて、市教委も4/8に各学校を通して父兄にお知らせを出している。にも拘らず、各学校と校医の考え方(方針)によって、学校の健康診断には大きな対応の違いが出てきてしまった結果、学校に行けなくなってしまった女性生徒が少数、たったひとりだからと言って見過ごしていいのだろうか?

7/19の記事を見て改めて考えている。沼津市内の中学校で起きた事件は6月の事。それ以降、市教委とも県教委とも話し合ってきている。どちらも真摯に耳を傾けて聞いてはくれたが、県教委は市教育委員会へ健診における検討を再度指摘、教育委員会の判断ではなく、各学校長と校医による考え方という事で、其々の縦割りの範囲の中で、決定的な判断をどこも下せないでいる。

事の発端:
6月に私の処にも中学生の特別支援級にいる女の子の親から、下着も体操着も外して上半身裸で健診を受けるのは、人権侵害ではないかと抗議の電話があった。市教委に確認をすると、当初の説明によるとその子だけという話だった。
後日、市教委の説明によると、その中学校では、1年生女子は全員下着も体操着も外して健診をしたという。
校医の処に、市教委と親が説明を聞きに行ったところ、より的確に健診をするためであり、特に脊柱側弯症を確認するためだという。
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その子はそれがきっかけで学校に行けなくなってしまったとも聞いている。
学校によって、健診の際の下着の判断は、校医との相談によって決めるので、統一対応にはなっていない。
しかし、文科省も県教委もそこは具体的な指示にはなっていないが、そういう事も含めて通知を出している。
いくら個室とはいえ、学校健診の名のもとに、下着を外して診るという行為が果たして許されるんだろうか?
中学1年の女子生徒が「嫌なのに、いやだ!」と言えない同調圧力を学校側がかけてしまっていなかっただろうか?
この問題は他市だけのことではない。
その発達障害を抱えた生徒に健診をする前に、理解を求めて丁寧な対応をすべきであったろう。まして、とてもナイーブな子だからこそ「いや」だと声を挙げたときにも、もっと合理的な配慮をすべきであったと思う。
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親御さんは今回のことについて、学校側に謝罪を求めている。

2024.07.20

市内中学校の不登校等の現状 その3

不登校グラフ

2024.07.20

市内中学校の不登校等の現状 その2

7/19(金)水曜日に訪問をした中学校の不登校の生徒に対する取組みに、先生方が一丸となって取り組んでいる状況に驚かされ、再度、生徒のいる時間帯に訪問をさせてもらった。もちろん、アポを取りました。

不登校の生徒が勉強をする相談室や物が置いてある部屋の片隅につくられた1畳ぐらいのひとり個室、そして特別支援級のクラスも見学させてもらう。玄関を入ると段ボール箱が置いてあって、「中学校の制服や体育着、学用品の提供」とある。来年度入学する子どもたちの中で必要な方がいれば、利用していただくだけのものが揃ってきたので、今回PTAの自主的な活動として取り組むという事でした。もちろん中途入学等には個別に対応をしているという。確かに制服や体操着等を一式そろえるのは10万円以上の出費で親たちの大きな負担になっている。

玄関を入ると先生方がバタバタと廊下を動き回っている状況に「何が起きたのか?」と警戒する私に、「時々こんな風になるのは特別じゃない」と笑顔で言いながらも、何らかの緊張が走っている。校舎の一番奥にうずくまっている生徒がいる。先生方は少し遠巻きに状況を見守っていたが、その生徒はしばらくすると、開いた窓に立ち上がって窓の手すりに手をかけ乗り出しているように見える。
目を離したすきに、もしかしたら、窓から飛び降りてしまう可能性もある。先生方はさらに注意深く落ち着いてるかどうか確認するために声をかけ、その子が窓から離れ次に行きたい場所を確認しているようだ。あくまでも生徒の考えを重視するが、そこにはきちんとルールがある。約束したことは守るという事。ただ寄り添う、ただ見守るというのではなく、支援し関わるという事。無理に引っ張って連れ戻そうとはしない。

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部屋の片隅に衝立で完全に囲まれたちっちゃな部屋の表には札がかかっていて「元気です。大丈夫」といったような文言?の札が出されていた。この暑さで心配をし冷風機を入れようとしたら、音がうるさいからと押し返させられてしまった冷風機が廊下に置かれてあった。
その生徒にとっては、この狭い空間と静けさが何よりも代え難い環境のようである。しかし、衝立の外からは一切姿は見えないが、先生は、その子が寝ているのかな?オンラインで授業を受けているのかな?という状況をちゃんとみている。

私の友人の不登校の子どもも、みんなの話し声が気にかかって不登校になってしまったが、こういう個室があれば、きっと学校に行けていたんだろうなと思わずにはいられない。

私が中学生のころから見事に咲き誇っていた1本のタイサンボクを久々に仰ぎ見る。6月ごろには開花して、授業中、開け離れた窓から香しいタイサンボクの花の香りが漂ってくる。まだその香りと大輪は脳裏に残っている。

タイサンボクは大木になるので、その都度、手を入れられて来たのだろう。随分小ぶりになってしまったように感じる。

帰り際に保健室によると例の生徒さんがニコニコ笑っている。先生が「そろそろ教室に戻るかなぁ~」と声をかけると、私と目が合ってニタっとして戻ろうとする様子。先生に「大変ですね」と言うと、「これが私たちの日常の一コマですから、決して今日が特別ではないです・・・」と明るく話してくれた。

2024.07.20

市内中学校の不登校等の現状その1

市内の中学校の不登校問題に積極的に関わっている市内の中学校に教育委員会を通して行ってきました。
身近にも不登校になっている生徒が多く、その親御さんからこの学校の取り組みを勧められました。
ここでは毎日の電話連絡、家庭訪問などチームを組んで情報共有しながら校長、養護教諭を始め先生方がみんなで取り組んでいるきめ細かい支援に、子どもたちとの繋がりを切らない学校の強い姿勢を感じます。
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今クラスに2人はいるという不登校の子ども。しかし不登校の定義にはならない子どもも多くいます。クラスに入れず相談室や保健室、または片隅に独自の個室を設けてそこに通ってきている子など。
先生方はあの手この手を使ってとにかく学校に来てもらう算段をしていました。
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教師の働き方改革が言われていますが、学校教育に関しては、通用しない面が多々あります。
学校は子どもたちのセーフティネットです。「あなたが大事な人だから」という思いを常に心に秘めて、子どもや親御さんと関わっていく先生方の思いに、何を為すべきか課題を沢山頂きました。
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やはり現場に行き話を伺う事で、その学校が子どもたちに向き合う本気度が伝わります。

2024.07.15

6/18大雨の爪痕 by 香貫山

6月 18 日 (火曜日)、大雨による浸水被害の状況は、大平・静浦地区など住宅113棟の床上床下浸水や道路冠水も酷かった。
私の家の前の市道も大雨の時は冠水するのが、この数年前から常習的になっているが、水量の増水が早く、予測がつかない状況になっている。
6/18の大雨による香貫山の雨量の状況も最近では、浸透能力が落ちているのか、山肌を伝って、滝のように道路に流れ出てきている。
後日の調査から、香貫山の被害状況は7/13の確認では、海側の道路は4か所の崩落は未だに手付かず。
他には沼校の方から上ってくる山道も大きな崩落や倒木があったようだが、そこについては倒木の処理はしたと言っていたが、崩落の状況はどうなっているのだろう。
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7/18に農林農地課に行って、その状況について再度話をする。
既に市民からの通報は言っているようだが、ウマを置いて注意標識はされているが、岩や土砂は道路にはみ出たままになっている。
再度、その辺についての対策は一度現地確認をしようと言うとになり、7/22(月)いくつかの現場箇所を担当課と回ることになってる。
香貫山9
香貫山11
香貫山10
香貫山8

2024.07.15

ボタニカルアート展 by 遠藤和子

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7/15(月)西高同級生の遠藤和子さんの「ボタニカルアート展」開催のモンミュゼ美術館へ行きました。
西高時代の私の知る遠藤さんは思慮深い、いつも渦中と言うよりはその外で静観しているような女性でした。
その彼女が、30歳の時には「遠藤和子デザイン事務所」を立上げ、一流の手芸雑誌や趣味の園芸冊子のカタログの編集デザインを手掛けていたことを知りました。
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「ユザワヤ」の手芸カタログや「趣味の園芸」カタログ誌は、いつも手に取って眺めていた冊子です。
2020年に乳がんを発症し、そこから長年の夢だったボタニカルアートを描くようになっていったようです。
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闘病生活の中で遠藤さんがご自分の夢を実現されていることを知り、刺激を受けました。
私は長年の夢をいつになったら実現できるのだろうか・・・と。
遠藤和子1 - コピー
遠藤和子4 - コピー
遠藤和子2
遠藤和子3

2024.07.13

第175回香貫山影奉仕の清掃活動

第175回香貫山影奉仕の清掃活動
私はお盆でご住職が棚経に来てくださるのを待ってからと思ったのですが、待ちきれず山へ直行!駆けつけた時には、みんな汗だくで、ぶっ倒れてしまわんかと思うほどのむし暑さです。
山の仲間は慣れたもので、刈り払い機は4台で伸び放題の雑草を効率よく刈っていましたし、手際よく雑草も片付けていました。
お疲れ様でした。
終わった後、しばし下界を眺めていたら、マリオネットを最近購入したというMさんに遭遇.お願いをしてマリオネットにちょっとご挨拶してもらう。カワイイ、また来てね
香貫山7
香貫山2
香貫山1
香貫山4
香貫山5
香貫山3
香貫山6

2024.07.12

沼津夜間救急医療センターの使途不明金問題

沼津市の夜間救急医療センターの使途不明金問題は、今まさに警察の調査が入っているために、詳細については知らされていない。お金の詳細については、今後明らかになっていくと思う。
7/10(水)市民団体から市長あてに6つの要請が提出された。
3市3町は被害者でもあり、加害者は管理運営をしている3市3町の首長を始めとした役員である。
それゆえに監督責任を問うのは市民としての権利であり、その運営には税金が費やされているからには市民への説明は当然であり、情報開示を要求するのは市民の権利だと思う。

https://seekersnumazu.wixsite.com/my-site  「地方自治に民主主義を求める会」HP

7/11(木)今朝の沼朝に昨日の市民の要請書が掲載された。

夜間救急医療センター沼朝

2024.07.09

袴田事件と菊光刃物店

今朝の東京新聞に袴田事件の記事が静岡版に掲載されている。袴田事件の再審無罪を願っているのは無論の事、この事件には沼津市内の弁護士の方々も弁護団として参加している。

今朝の記事はこの事件に検察側の証言をされた菊光刃物店のお母さん、また息子の高橋さんのことが載っている。

この6月議会において議員発議で「刑事訴訟法の最新法の改正を求める意見書」が可決された矢先のことである。県内においては各市町がこの時期同じ意見書を提出し可決されていると聞く。

菊光刃物店と袴田事件1

https://www.chunichi.co.jp/article/920640

菊光刃物店は、昔お気に入りの刃物店であった。高橋さんは、懇切丁寧で、どんな刃物に関しても見識が高く、いつも海外へのお土産には菊光の刃物を買っていたこともあり、店が閉店した時にはとっても寂しかった。でも13年以上も店はシャッターが下りたままになっていて、どうしたのかなぁと思っていた。

1年に1回ぐらいは「元気ですか?」と連絡を取るぐらいであったが、今朝の東京新聞には、私が疑問に思っていたことがスーッと溶けていくようだった。誠実な高橋さんらしい、袴田さんの支援を公判のたびに群馬から通っていることがわかった。なぜ、そこまでせざるえなかったのか?

高橋さんの母親が検察側の証人になり、袴田さんらしき人が菊光刃物店で「くり小刀」を買ったと証言。

しかし、実は「くり小刀」には2種類あって、事件の「くり小刀」は菊光刃物店では取り扱っていなかったにも関わらず、当初は「くり小刀」だけの尋問に、「袴田さんが買ったかも・・・」と曖昧な証言をしたことが、凶器の購入先とされたらしい。それが大きな証拠に繋がっていったらしい。

しかし、事件で使われた「くり小刀」は菊光では扱っていなかった。その事が捜査の段階で早いうちに分かっていたのなら、母親はずっと苦しむこともなかったと思うと高橋さんは言う。死刑確定判決の後、母親は証言が誤りと認めた。

裁判には「疑わしき者は罰せず」という言葉があるが、「この袴田事件においては疑わしいことさえなかったにも関わらず、殺人犯にさせられてしまった・・・」と高橋さんは言う。

袴田事件には関心を持っていたが、遅ればせながら、菊光刃物店が関わっていたことを知り、今も高橋さんの心の整理ができていないことを知る。

再審規定の改正を求める意見書袴田事件

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