山下ふみこオフィシャルブログ
2018.07.10
子育てママのディサービスin万葉の湯

7/9,沼津市民間支援まちづくりファンド採択事業の一つである「ママディサービス」もう何回ベビーシッターで参加しただろう。何回か参加しているうちに顔見知りの赤ちゃんもできて、その子なりの個性がわかってくるので、少しずつ要領を得てきたのだろうか、泣いてもオロオロせずに様子を見る。
以前は3時間ぐらいの子守でも帰宅するとぐったりしてしまうが、少し慣れたのだろうか・・・
このディサービスは子育て中のママのための育児相談、栄養相談、産後のヨガ、そしてママだけでゆっくり温泉入浴と食事をとる間、赤ちゃんを3時間にわたり託児をする。
育児を毎日しているお母さんを癒やせる場所をということで県東部地域で初めての取り組み。
こうやってママたちとの信頼関係が構築されてくると、離乳食や子育ての相談などポツポツと話してくれるようになる。
今日初参加のママは,「始めてお風呂にゆっくり入れた!」と感謝された。
「だよね、私たちの時もそうだったからよく分かるわぁ~。でもそんな時期も今だけだからね,一緒にがんばろ!」って言ってあげられるママたちとの居場所が必要なのかなって思う。
★★厚労省の取り組み
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/kosodatesedaigaidorain.pdf
どの市区町村に住んでいても、妊産婦及び乳幼児等が安 心して健康な生活ができるよう、厚労省は平成 32 年度末までに子育て世代包括支援センターの全国展開を目指すこととさ れた。
母子保健法の改正により、平成 29 年4月からセンター(法 律における名称は「母子健康包括支援センター」)を市区町村に設置することが 努力義務とされた。
「ニッポン一億総活躍プラン」(平成 28 年6月2日閣 議決定)においては、子育て世代包括支援センターについては平成 26 年度から実施されている妊娠・出産包括支援事 業と、平成 27 年度から開始された子ども・子育て支援新制度の利用者支援や子育 て支援などを包括的に運営する機能を担うものであり、専門知識を生かしながら 利用者の視点に立った妊娠・出産・子育てに関する支援のマネジメントを行うこ とが期待されている。
2018.07.07
性的少数者ヒアリング in 静岡市

7/7(土)七夕の日に、常葉大学水落校舎206で、静岡市男女参画・多文化共生課が、「静岡市男女共同参画行動計画」のH27から始まった第3次計画の見直しにあたり、LGBTなどの性的少数者について盛り込むため、当事者や関係者に直接ヒアリングをするということで参加した。
静岡市はもちろん他市からも30名ぐらいの参加者が3グループに分かれて、「教育・就労・住宅・医療・行政等の分野において、意見交換を行う。
今回、ヒアリングの趣旨は、H27~8年計画の中間見直しにあたり、その趣旨は「一人ひとりの多様な生き方が尊重され、性別にかかわりなく誰もが自らの能力を発揮できる社会を目指すことが目的」
この見直しに合わせて、LGBTなどの性的少数者について、今まで何も触れていなかったので、この計画のなかに明文化するということらしい。
そこで担当課は、当事者等の意見を聞く機会をセッティングしたもの。今回のヒアリングをするにあたり、私も当事者の方々と一緒に勉強をさせてもらった。当日は、率直に日頃感じている困難なことや、他自治体の取り組み等について活発に話し合われた。(この内容について、秘密厳守になっている)

↑画面をクリック拡大
2015年に東京都渋谷区、世田谷区でスタートした同性パートナーシップ制度は、現在7つの自治体で施行されている。最近では政令指定都市の札幌市や福岡市でも施行され、大阪市や千葉市、東京都中野区でも導入を予定している。
外国では同性カップルにも法的な家族としての保障を行っている。
G7の中で同性婚も同性パートナーシップ法もないのはついに日本だけ。
国際社会では性が多様であることを法制度に反映し、多様なライフスタイルの選択をみとめ、人間の尊厳を保障するようになってきているが、日本でもようやく自治体から性の多様性を社会制度に反映する動きが始まってきている。
今回、静岡市のように当事者の声を積極的に聞いていこうという自治体は、県内においては事例がないだろう。このヒアリングを契機に思うことは、やはり、何事においても当事者の声を行政側が直接聞くことは、必要なことだと痛感する。
2018.07.02
紙おむつだって再資源化できるごみのあり方って?

沼津市のゴミ処理施設のあり方に関する意見交換会が6/30(土)に清水町であった。
昨年、沼津市のごみ焼却場の突然の計画中止に何度か議論してきた経緯があるが、その問題について、地道に議論を重ねてきているグループがあることを知った。
沼津市の焼却場はすでに40年が経過し、全国的にも老朽化と耐震化がされていない希少な町である。今回は沼津市の焼却炉問題を今一度共有し、 次いで、沼津市の焼却炉建設計画に対してもっと経費がかからず、環境に良い、ごみのゼロウェストを目指せるような代案作っていけたらという。
その課題を環境省等に調査に行ったりしているグループは、沼津市以外の方々が今回の勉強会の主催者である。
そこで、清水町や沼津市、はたまた三島市、東京からも専門の先生が参加して、この問題点を共有し、どのようにゴミ処理をすべきか?
面白い取り組みだと思うし、実際に行っている自治体があり、分別収集で一躍全国的になった沼津方式というモデルがかつては注目されたこともあり、まだ事業は始まっていないので、もっと議論を深めて、まちおこしとしても繋げていけたらいいなぁっと思う。