山下ふみこオフィシャルブログ

2017.01.28

女性議員を増やす取り組み inなないろの風

1/7、なないろの風は県内女性議員を増やすための活動を昨年から展開をしている。5回目は三島市での開催。今回は議員を目指したい人、思案中やダメだった人、政治に関心のある方などステキな女性たちが集まる。まずは「なないろの風」の私たち議員がなぜ議員になったのかそのきっかけについて話しをする。

なないろ1
なないろ
なないろ2
なないろ1

女性議員が一人もいない長泉町に今度立候補を予定している女性が二人も参加。そして伊豆の国市も。応援オファーがあれば、駆け付けますよ!

2017.01.27

議員の仕事って?in 西高

1/24、市議会議員の8人が、西高で「議員の仕事について」話をする機会を得た。一人4分間ということだったので、やはりこの機会に何を高校生に話していいのか、真剣に考えてみた。しかし、どういうことに興味を持ってもらえるのか、私が思い描く高校生像はもはや過去のものなのか葛藤したまま当日になる。

高校から「市議会議員の仕事について」オファーがあったと聞く。西高は私の母校ですが、卒業以来ほとんど行ったことがなく今回、高校のこのような取り組みは、議員としてとても嬉しいものでした。
選挙に5人に3人は投票に行かない状況はどうしたってよくないでしょう。
政治不信や無関心はあまりにも根強いのか、20代の投票率は特に低く10~20%台である。
やはり教育現場でも、政治について身近な問題として取り組んでもらえたらいいなぁっと思う。

私が高校生に話したかったことの要点:
日本は世界幸福度ランキングは53位。この低い理由は「主体的に人生を切り開こうとしていない」からと言われている。日本は貧富によって教育の機会にも差がつき、未だにどこの大学を出たからで就職も左右されると思っている。だから人生を考えるよりも試験をパスすることの方が優先になってしまっている。

もう一つには政治不信。政治に期待しても暮らしはよくならないし、誰がやっても同じだと諦めていないか?だから投票率は低く、5人に3人は投票にいかないのが実態。

でも政治は投票で変えることができる。政治が変われば、教育や働く環境も変わる。昨年、保育園に落ちた子育てママが、ブログで「保育園落ちた日本死ね」と書き込んだことが国会で取り上げられ、待機児童対策に一石を投じたように、皆さんの声を取り上げ、ルールを作って改善していくのが政治の役割です。

「若者が活躍できる沼津にするためには」何かをしてもらうことを待つ傍観者ではなく、参加者として主体的に参加することが大事。
グローバルな社会の今、違ったものの見方ができる人が集まる組織が、健全であり、多様な視点で議論することが大事。学校も政治の世界も、多様な価値観を持った人たちが議論することが健全であり、オープンに話し合い、決して多数決のような数の論理ではない合意形成を図っていくことが大事だと思っている。

2016.12.27

学校図書館の状況 in 沼津

11月議会で「市長の総合教育会議への基本姿勢について」質問をした経緯がある。

Q:大津市の中2男子のいじめ自殺がきっかけで教育委員会の形骸化が問題になり、市長が公式に教育行政に口を出すことが制度的に認められた総合教育会議への市長の基本姿勢について
市長:心の教育について議論を深め、豊かな人間性や自他の人権を大切にし、行動力を育む方策について協議していく。

Q:学校図書館づくりの充実について
市長:様々な本との出会いを通して多くの人の考え方や生き方と出会い、心の成長に果たす役割は大きい。学校図書館の充実するための取り組みは重要であると考える。そのための司書の配置も考えていきたい。

学校図書館について調べていく中で、その現状について考えてみる。
学校司書の数について
以前から母親たちから指摘がされていたのだが、学校司書の不足が言われていた。実際、他市の聞き取り調査をしたところその格差に驚く。
下の表を見ると、学校司書数の数が沼津市は三島市や富士市が各学校に1人配置されているが、沼津市の場合、1人の司書が3校を掛け持ちしている。
また司書が学校にいる時間が全く違うということも含めて、教育の質の低下に問題がないだろうか。

図書購入費

学校司書数の低さも学校図書購入費も低く、いったいどうなっているのか?そこで、静岡県が毎年出している市町財政の状況の中で、26年度の住民1人当たりの教育費が県内35市町で4番目に低い
因みに32位:沼津市27,972円 22:三島市36,039円 15:富士市42,806円で、上位5位の函南町56,368円
沼津市は函南町の半分以下の予算とはいったいどうことなのか。今後、その原因を究明すべきと思うが、教育費にも財政的なしわ寄せがきているのではないのかと思わざるえない。

文部科学省は、学校図書館は生徒の知的活動を増進し、 人間形成や情操を養う上で、重要な役割を担っているとしている。
子供たちの確かな学力や豊かな人間性を育むため、学校図書館の整備充実に共に努めてまいりましょうと文科省が提唱し、その整備を推し進めているわけで、この学校図書館の状況が、沼 津の教育が低下していくことを懸念する。

第4次学校図書館図書整備5か年計画(H24~29)と人材配置の双方について地方財政措置が講じられている。そこには学校司書の配置として、1週当たり30時間の司書を2校に1名配置することとある。とても標準基準に達していない状況に愕然とする。

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