山下ふみこオフィシャルブログ
2023.02.27
高齢化は投票に影響か
地域の公共交通も投票所の数もこのままでは何とも深刻なのに、ある自民党の国会議員は、「投票率が下がるという事は、国民が今の政治に満足しているからいいことじゃぁ・・・」みたいなコメントがあったけど、現実を見ていないよ。全く・・・
2023.02.23
鉄道高架関連事業費の見直し
https://www.city.numazu.shizuoka.jp/shisei/keikaku/station/jigyohi/index.htm
事業費の概要(全体事業費)
2023年2月1日更新
市では、事業の透明性をより一層高めるため、過去の事業費や市の負担のない事業も含めた沼津駅周辺総合整備事業の全体事業費を公表しています。
今回は、令和4年3月31日を基準として更新したものを公表します。
↑沼津市のHPに公表。市長の市政方針の時にも事業費の見直しには一言も触れていなかった。
議員全員に少なくとも公表される2/1以前に報告があって然るべきではないのか。
それとも私だけが迂闊にも知らなかっただけなのか・・・
知らないまま事業費の見直しがされ、HPに公表。そして30億円の増額になっていたとは・・・
全体事業費の総額は1,995億円がさらに膨らみ2,272億円。この事業費の内訳にはJRの負担は一切示されていない。
因みに30億円の増額とは:
長泉・納米里ウェルピアながいずみ(体育館・温水プール複合施設約24億円)ができちゃう!
↑令和4年1/21(静岡県の公共事業の再評価で大きく公表) ↑令和5年2/1沼津市HPに公表されたが、メディア報道なし
高架事業は見直すたびに増額と延伸になってB/C(費用対効果)は現在1.1、しかし、さらに下がっていくでしょう。
事業完成は20年先。でもその計画でさえ見通しがつかないほどの事業規模と長期にわたる工事です。
静岡県の再評価では沼川放水路の事業も増額(250億円→370億円)と延伸(H24年~R14年 工期 20年 )
令和3年7月の沼津市と富士市を襲った豪雨では、事業対象地区周辺において多数の家屋浸水被害(床上157戸、床下56戸)が発生した。その地域では、近年、激甚化・頻発化する豪雨被害により、新放水路整備の必要性が一 層高まっている。放水路ができるまでは不安は続きます。
私は鉄道高架よりもまずは住民の生命を最優先に考えた政策を進めてほしい。あなたは?
2023.02.22
鉄道高架事業の将来負担
2/10~2月議会が始まっています。3/1からは代表質問、一般質問、そして令和5年度の予算審議が始まります。
予算規模は一般会計で801億円(前年度は782億円)これまでかつてない予算規模である。歳入の根幹である市税が増えたわけではない。
では何が増えたのか?
国からの地方交付税、国庫補助金などの増加はあるが、今年度突出しているのが、ふるさと納税からの基金繰入金である。前年度7億円から20億円にまで繰り入れが増加。令和4年度末までには23億円の寄付額予想である。
しかし、ふるさと納税基金は用途が決まっている特定財源である。しかし背に腹は代えられないと使途を何でもありとするならば、本来のふるさと納税のイミとは違う。
予算審議のための準備は膨大である。
↓2/21(火)毎日新聞の記事である。
鉄道高架事業本体の事業費を昨年、静岡県は見直しをして787億円から247億円増の1,034億円の鉄道高架事業費に膨らんだ。しかし、沼津市が事業主体の鉄道高架関連事業445億円、土地区画整理事業294億円はまだ見直しがされていない。
そんな中で沼津市の長期財政見通しが令和5年2月4日に公表
https://www.city.numazu.shizuoka.jp/shisei/gyozaisei/finance/shisan/r502.htm
さらに市民の負担は重くなる。これでいいのか!!
令和5年度の新予算も鉄道高架事業費の増大による借金残高の増及び他の事業にシワ寄せが来ている。
議会こそ市長提案予算を慎重に審議し、市民生活にとって必要な政策は何か、十分な審議を尽くさなければならないだろう。私たちに課せられた責務は重い。