山下ふみこオフィシャルブログ

議会

2024.06.09

6月議会の一般質問

通告
6/14(金)私の一般質問が10:00からです。
27人中17人が質問に立ちます。ぜひ傍聴に来てください。
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この時期は、一般質問の原稿を毎日毎晩、寝ても覚めても考えている。
この苦しさは議員の資質、そして職員にとっても絶対勉強になる。
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毎回突っ込み満載だと思いながらも、うまくいったためしがない。これもまた頭を抱えて自信喪失に陥る。
しかし、これも私の人生半ばの一瞬の出来事である。
友人の画家から「失望は悪魔を生み、絶望は神を生む。苦痛は自己を造る」と。「忍ぶものは勝つ。光は闇の奥からくる」と。
だから「がんばれ!」と私に語る。彼は「覚悟して絵を描くことに励んでいる」という。
そして政治家もアーティストだという。
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今回の一般質問テーマ:
①障害者の中でも難病を抱えた方の就労が進んでいない。手帳を持っている人の中には、難病の方もいるのに、その現状を把握していない。その術がない。知らないことはなかったことにしておいていいのだろうか?沼津市の難病者の実態を質問。
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②1月に起きたごみ集積所での人身事故。朝晩の交通量の激しい路側帯にある集積所は常に危険が伴う処だと予測されていたのではないだろうか。設置許可は市である。
安全配慮義務は市の責務ではないだろうか。2度とこのような事故が起きないために、市としての取組を質問。

2024.05.29

市民の請願門前払い 沼朝

5/29(水)今朝の沼朝新聞です。
市民の方(その一人は沖縄戦のご遺族の方)が請願を出そうと思ったのに、門前払いだったという投稿です。
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内容の主な点は「沖縄戦戦没者の遺骨を含む土砂を埋め立てに使用しないことを求める」請願書でした。
既に全国では与野党問わず地方議会で可決されているようです。
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もう一方は今朝5/29の東京新聞です。

www.tokyo-np.co.jp/article/307758https://www.tokyo-np.co.jp/article/307758

「辺野古埋め立てに遺骨の混ざった土砂を使うのか」という沖縄戦遺骨収集ボランティア具志堅さんの「埋め立て土砂に採取するのではなく、将来にわたり遺骨収集ができるようにしてほしい、戦争と平和を考える霊域として・・・」という思いが込められていました。
沓沢沼朝529
沓沢沼朝5290001
請願1

2024.03.24

長期財政の試算

https://www.city.numazu.shizuoka.jp/shisei/gyozaisei/finance/shisan/r502.htm

↑長期財政試算 令和5年2月公表

今後の長期財政試算は、「歳入は過大に見積もらない。また歳出 は、過小に見積もらないこと!」

沼津市は巨額 の借金に耐えられるのか?

ここ数年、普通建設事業に対する起債の依存傾向は さらに強まっている。長期試算は955億円、今後は1,000 億円もの巨額の借金残高になると試算。
財政厳しい時代に、約 1,000 億円もの巨額な借金残高に、果たして本当に耐えることができるのか?

 

全国で人口18万人以上の自治体100以上の財政状況を調査(R2年度決算カード)

結果:沼津市のような人口、財政規模、地方交付税の依存度等で1000億円規模の借金を抱えている自治体は存在しない。
→つまり、借金残高1000億円は財政的に不可能であること→高架事業は財政的に不可能!

★★★借金残高1000億円規模の自治体の3つのタイプ★★★

     人口3040万人都市で約7割が1000億円規模→人口が多ければ基本的に財政規模が大きい

     人口は沼津市と似通っているが、大規模合併で起債残高が増大、または交付税に依存し財政規模は大きい

     人口は沼津市と似通っていて、新幹線開業に合わせた駅周辺の再整備等で1000億円の起債残高を抱える。結果40億円もの財源不足を生じ、現在、財政再建に取り組んでいる。

少子高齢化で、労働力人口が2割減、つまり「8がけ」になると予想される2040年。すでに、様々な分野で働く人の不足が顕在化し始めています。今後、社会が成り立っていくのか、不安は大きいです。

 不安の源泉は、問題を解決する人の不足です。そもそも、私たちの社会は、誰かが働いてくれることで成り立っています。逆にいえば、働く人がいなければお金の力は消えます。

2024.03.24

令和6年度予算一般会計に反対 NO3

R6年度は特に普通建設事業費に占める鉄道高架化関連事業費が1/3にまで増大

高架化に1/3の事業費を充てるとなると、学校や公共施設、インフラ整備等の老朽化対策にシワ寄せがきている。

R6年度は高架化事業費は53億円に膨れる!
さらに事業が本格化すれば事業費は増大の一方だが、国からの補助金が来ても、事業費の充当率は50%であり、総事業費の半分は沼津市が負担せざるえない。R6年度の起債充当率は84%であり起債に依存している。

しかし、事業費が工面できなければ、借金に依存せざるえないとしても、その借金は次年度以降、返済をしていかなければならない。その事業費を工面できなければ、事業規模を縮小せざるえない。単年度の事業規模が予定より縮小されれば工期は延長し、計画通りにはいかない。

1000億円からの事業を20年にわたり継続してやるだけの財政力が、19万人都市にあるのだろうか?

高架化事業を優先してやるには、他のやるべき事業を先送りせざるえない。
沼津市の最重要事業というが、市民生活にどれだけの効果を生み出すのか?
事業が完成しなければ、その効果が表れない高架化事業に、これからさらに20年間以上もかかるなんて、20年先の未来は高架化ではないだろう。

時代と大きくかけ離れた事業に、毎年50億円からの事業費を投入し続けなければならないとは・・・・・

昭和の末から計画され、昭和63年から基金が始まり、平成の時代になって事業認可され、さらに令和の時代へ。見直しをして脱却するときではないでしょうか。

建設事業と高架化事業費グラフH28からR60001
普通建設事業に占める鉄道高架事業費

2024.03.23

令和6年度予算一般会計に反対NO2

令和6年度の大きな課題

投資的経費である普通建設事業費の増大!

R4年の普通建設事業費は体育館の買取65億円があったために一挙に普通建設事業費が増大。
R6年度予算もこれまでの中で2番目に大きな事業費である。R5年度予算120億円から166億円と46億円の増。
その主な要因は鉄道高架化関連事業費の増大。34億円から53億円の増と、中学校の校舎整備に6億円の増。

何が問題か!借金に依存している普通建設事業
設事業費に占める借金(地方債)の割合が次第に増大し,R6年度では国県支出金を除いた7割以上が借金に依存。
下のグラフ

H20頃の50億円からの一般財源がR6は27億にまで半減。

税収が横ばいの中、事業量が増大すれば、借金の依存体制はさらに強まる。

普通建設事業費を増やしたら、どういう事になるのか。

地方債(借金)起債により事業費を確保できるが、次年度以降、公債費(返済)という義務的経費を増加させ、結局のところ、赤字に陥る可能性を高めてしまう。

公債費(借金返済)は、税収が伸び悩んでいるなか、借金して事業量を増やしていくことに危機感を覚える。市民サービスの根幹である福祉や教育にシワ寄せがくる。

建設事業と高架化事業費グラフH28からR6

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