山下ふみこオフィシャルブログ

議会

2023.12.15

私の一般質問12/5

私の一般質問:地籍調査について
この地籍調査はとても地味なテーマで、その進捗状況は県下でもワースト2位です。
当初、こんなテーマでやっても、だれも見向きもしない。こんなの一般質問のテーマになんてならない。
どうせ進捗率なんて進むはずもないし、進むにはいろいろの問題があるので進めたくても進まないし、それよりももっと重要なテーマはいくらでもあり、優先度から言っても・・・と、ある意味ぼろくそに言われた。
さらに、沼津市はなが~い海岸線を持っているから、他市に比べれば面積は全然広い。
いくら地籍調査をやっても、年間1%も進まない。そんなものをテーマにするって、一般質問をやる意義なんてあるの?と。
そう言われて、一旦は断念しようと思ったが、調べていくうちに面白いことが分かってきた。
やはり、県が進める津波浸水重点地域における沼津市の進捗率はワースト2。
何で進まないのか?
金がかかる。手間もかかる。職員の負担が大きくやりたがらない。などなど・・・
こういう地道なテーマをじっくりやる議員がいないのかもしれない。
今回、あえてマイナーと言われている地籍調査を一般質問でやる意義は私は十分あったと思っているのだが・・・
これでもか?というぐらい、市民生活の根本が立ち遅れているのは何故だろう?
下水道整備もそう。
災害時の拠点となる庁舎は津波浸水域にあり、非常用電源も地下、飲み水やトイレ水の基本的なものは地下に設置。既に57年経過(1966年建設)し、老朽化は県下でも1,2位を争うが、その基本計画さえ立てられていない。三島市は今年基本計画に着手した。
市長の提案した議案を議会が最終的には判断をする。その政策の優先度を決めるのは議会の役割。
何でも反対する人がいるから、沼津が立ち遅れているというのは大ウソ!
これまで市長が提案した議案を議会が否決したことは私が知る限りありません。
政策の優先度は、最終的には多数決です。
どんなに未来の風が反対をしても、たった2人です。
いくら声高に「おかしい!」と叫んだところで多数決。
今議会で市長や議員の期末手当をはじめ、水道下水道料金も値上げが賛成多数で可決です。
多数決は民主主義と言った議員もいますが、「時の最大の権力が何が正しく、何が間違っているかを多数決で決めている」
異論を許さぬ政治手法にはとことん抗います。

2023.12.15

11月議会最終日

12/15(金)今日は議会の最終日です。各委員会で議論された議案に対して、最終的にはこの本会議場で反対討論、賛成討論がされて採決がされます。

最終日は未来の風は4本の議案に対して反対をしました。全て可決 賛成23人:反対4人(未来の風2人&共産党)

議第53号 特別職の職員(市長・副市長・教育長)の給与に関する条例の一部改正(ボーナスの値上げ)
議第55号 市議会議員の期末手当に関する条例の一部改正(ボーナスの値上げ)
議第60号 地域下水処理施設条例等の一部改正(水道・下水道料金の値上げ)
議第61号 令和5年度一般会計補正予算(特別職・議員の期末手当値上げの補正予算を含むため)

議第60号「沼津市地域下水処理施設条例等の一部改正について」反対の意見を述べます。

本条例の一部改正の内容は、来年7月から、上下水道の料金を値上げしようとするものである。

【上水道使用料】
平成22年度から14年ぶりの料金改定で来年7月から値上げをし、その半年後にはさらに値上げをするものです。一般家庭の平均的な使用水量で換算すると、最終的な平均改定率は35.9%値上げ。
水道料金は1か月670円、年間8040円の値上げ
(水道料金1,610円/月→1,950円/月→2,280円/月×12か月=27,360円/年(最終値上げ後)←19,320円/年(現在)

【下水道使用料】
平成31年度以来5年ぶりの料金改定で平均改定率は20.5
下水道料金は1か月で490円、年間5,880円の値上げ

【一般家庭において上下水道料金あわせて】年間13920円の値上げ!
(下水道料金2,600円/月→3,090円×12か月=37,080円/年(値上げ後)←31,200円/年(現在)

水道料金+下水道料金(現在)50,520円/年(4,210円/月)→(値上げ後)64,440円/年(5,370/月)

今回の値上げの説明において、水道事業においては人口減少による給水収益の減少と水道施設の老朽化が進み、その更新や耐震化を進めていかなければならないとしている。

算定期間は令和6年度~令和10年度までの5年間であり、あくまでもこの5年間においては安定供給を可能とする経営状況となる見込みというだけの今回の改定です。(つまり令和11年度はまた値上げってこと?)

↓グラフは下水道普及率(%):下水道普及率は62.3%。全国平均81%に追い付くには約20年かかる。
経費回収率の低い要因:狩野川左岸処理区など処理場が分散していることによって汚水処理費用が割高になっている状況はそもそもこれは当局の整備計画の根本に要因

下水道経費回収率グラフ

【国交省・下水道事業の下水道普及率】令和4年度末(下水道処理人口普及率)(訂正12/18)
沼津市62.3%、静岡県65.5%全国81.0% 

沼津市は今もって普及段階であり、全国平均に追い付くには、1年間で1%の普及率を見込んでいるという当局の計画からは、全国平均に追い付くには約20年かかる計算になる。

普及段階にある下水道の経費回収率は低く、今回の値上によって5年間の算定期間において75%(R3末67.2%)まで上昇することが出来る見込みから経営状況の改善を図れるというものであり赤字解消には至りません


******沼津市の下水道事業の根本的な問題******
経費回収率の低い要因として、狩野川左岸処理区など処理場が分散していることによって汚水処理費用が割高になっている状況は、そもそもこれは当局の整備計画の根本に要因を見い出すべきです。だから、経費回収率が低くならざるえないのを使用料値上げによって市民に負担を求める理由にはならないと考えます。

以上に加えて指摘したいのは,現在の経営状況も含めて当局の説明は、全体として経営の健全化という点で、方向性としては理解できるものの赤字の打開策や手段が明確に見えていません。またコロナ禍からの経済活動は回復傾向にあるというものの回復ベースは緩やかなものにとどまっている一方物価は高騰しています。この時期に、生活の根幹である水道・下水道両方の値上げに踏み切るのは市民生活に与える多大な影響を考えた時に認めることはできません。

以上の点から、本議案に反対する意見とします。

2023.12.08

私の一般質問

12/6(火曜日)私の一般質問(1問1答) (一般質問の要旨については、後日アップします。)

1・地籍調査について
(1)実施計画
(2)取組状況
(3)市民への利便性と課題
(4)今後の取組

2・公有財産の適正な善良管理と市民のための利活用について
(1)公有財産の現状
(2)適正管理
(3)未利用財産の利活用
(4)今後の取組

問題点
国の指摘する「法定外公共物の適正な管理」について
個人の敷地等に法定外公共物(里道や水路などの無番地の土地)は、払下げ等の手続きを経ないまま現に占有されている場合があるので、国は占有状態を解消することといっている。
つまり個人の敷地の中に見つかった公共財産である法定外公共物について、個人の申請がない場合でも、払下げを求めていくことで公共財産の適正な管理を進めていかなければならないとしている。

しかし、沼津市の答弁は、個人の敷地の中に法定外公共物が見つかった場合において、沼津市が払い下げによって健全な状態に進んで対応していく意思のない答弁でした。(そのまま個人の敷地の中に公共財産の土地があっても、支障がなければ
そのまま放置してもいいよという答弁にも受け止めてしまう)

残念ながら問題に対して是正しようとする前向きな回答が得られませんでした。課題は課題として、前向きに是正していく姿勢がなければ公平な対応とは言えません。

沼朝記事 山下一般質問2023_12_7 (1)

2023.12.03

12/5(火)一般質問

2023.11.23

議員ボーナス引上げ議案にストップ by 沼朝記事

昨日11/22(水)未来の風はこの11月議会に提案された、特別職及び議員の期末手当値上げに対して、議案を見送るように申し入れをしました。その様子が沼朝に掲載されました。。

1123沼朝期末手当値上げ反対要望
期末手当の値上げに要望書

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