山下ふみこオフィシャルブログ
ボランティア
2018.12.16
第14回日曜ダイニング親子de BON
ひとり親家庭や障害を持った親子を”沼津ぼんどーる”http://bondool.com/が招待してX'mas会を行う。毎月第3日曜日の17:30から定期的に行っている親子で食卓が今日は特別にクリスマス会。10組の親子のうち今回が初めてという方が半分。
今夜のクリスマスの食卓は、初めて洋食スタイル。いつもは完璧な懐石スタイルの和食ですが、今夜ばかりは子どもたちが喜びそうなものばかりです。その上、サンタさんの登場でプレゼントまでもらえちゃうなんて一足早いクリスマスのおもてなしに心もお腹もほっこりと満たされ、お母さんたちは子どもに優しくなっている自分に気づかされると言っています。




ぼんどーるでの親子の食卓は、当初は個々に声をかけさせていただいていたのが、、今では一度来た人が別の人に声をかけて繋がって来ています。参加者は普段子供と一緒にいける食事処といえば、ファミレスのような処しかなく、日本料理など全く行く機会もないし、行ったとしても周りに気兼ねをして行こうと思ったことはなかったと言います。
でも此処では離れのお座敷を用意してくださっているので、子どもたちが動き回っても気兼ねなく食事ができるように配慮してくださっています。
クリスマスバージョンの食事は板長さんやスタッフのアイデアがいっぱいのメニュー。トマトのサンタさんやツリーは思わず「可愛いっ!」って声が上がり、ケーキは自分でデコレーションするようになっていたり、本当にアイデア満載です。手間暇かけた心づくしのお料理はちゃんと子どもやお母さんに伝わっています。
「いつか自分でお金を出して、親子でこの食事を食べに行こうと思うようになりました。」という声が聞こえてきます。



2018.12.16
子育てクリスマス音楽会by NVN
NPO法人NVNの毎年恒例の「子育てクリスマス音楽会」
出演の沼津ウィンドアンサンブルの音楽に合わせて、子供達は自由に踊ったり、歌ったり、寝そべったり、飛び跳ねたりと、この音楽会は子ども中心の音楽会。だから誰にも気兼ねせず、好きなスタイルで好きなことをしながら、生演奏を楽しんでいられるなんて「何て贅沢な企画」でしょう。
親子揃ってリラックスしている音楽を聴いている様子にきっと演奏者にも伝わっていたでしょう。誰も「静かに聴きなさい!」なんて言われない音楽会もいいなぁ〜
子どもたちはとても楽しそう。




NVNの活動は、災害時でも「まずは自分を守ること』これが一番大事なのですが、自分の心を守る支援の一環として今回のような楽しい音楽会は「災害救援」の大切な活動として行っています。
東南海地震はいつ来てもおかしくないと言われ続けて久しい中、災害を忘れないで伝えることを大切に、常に被災した方々の心に思いを寄せて活動をしているNVNに心から感謝したいと思います。

2018.11.20
お散歩ボランティア
児童発達支援センターみゆきは沼津市において心身の発達に心配のあるこどもが通っている。そこで、日常生活を身につけられるように児童の発達段階に配慮しながら療育支援を行っている。
毎月第1、3の火曜日10:30から1時間ほどのお散歩ボランティアの「ぽかぽかお散歩」児童の発達段階に合わせた目的場所へ、子どもと手をつなぎ、お話をしながら目的地まで行く。
今日は新幹線を見るグループと公園へ行くグループとアヒルを見るグループ等の4つの目的地に分かれての散歩。
車がなるべく通らない住宅地を歩きながら、お花や木々、そして空と雲の色や形も季節によって変わっていく様子は外に出てみて始めて感じることが沢山ある。そして、子ども達の歩くリズムや時々立ち止まってしまう時、そんな時はどうしたらいいのか、保育士さんの助けを借りながら、ボランティアにとっても良い勉強をさせてもらっている。
手をつなぐそのちっちゃくて可愛い手の温もりを感じながらのお散歩は、ぽかぽかの日差しを浴びながら心もぽかぽかのひとときです。




2018.11.18
第13回親子でX'mas byぼんどーる
第13回目のおやこ食堂の参加者は県立特別支援学校に通う家族やOBの家族です。「普段あまり外食はできないのでちょっと心配ですが、良い機会だと思って・・・」というお母さんの心配を余所に子どもたちは普段食べない食材にも箸を伸ばして美味しそうに食べている様子に驚いている。
初めての場所での外食はお母さんたちにとって不安と緊張を抱えて参加しているのがよくわかります。でも、楽しそうに食事をしている様子をみて親が安心すると、きっと子どもにも伝わるのでしょうか。「我が子がこんなに食べたのは初めて・・」というお母さんがとても多かったのです。
小さなお子さん連れ、まして障がいを持っている家族にとって、周囲に気兼ねをしないでゆっくりお友達と食事ができるなんて場所はなかなかないものです。





今夜は思いもかけないX'masプレゼントやサンタさんの登場で nice surprise !
そして、いつもは絶対出てこない調理長の磯崎さんが初めて子どもたちと一緒に記念写真だなんて。一足早いx'masにどの子も本当に嬉しそう!
本当に初参加の家族連れに、ぼんどーるさんはとても気を使って下さっていたのではないでしょうか。おかげさまでとても賑やかで楽しいX'mas気分のひとときを過ごすことができました。
ありがとうございました。




2018.10.02
児童発達支援センターみゆきのお散歩
今日のみゆきのお散歩ボランティアさんは10人で3クラスに分かれます。10人以上いないと3クラスの園児たち全員がお散歩に行けなくなってしまいます。
10:30~1時間ぐらいのお散歩タイムでも園児たちは少しずつボランティアの顔を覚えてくれるようになりました。そういうことが嬉しいのです。
昨年の6月、議会での一般質問を契機に私たちお散歩ボランティアは20人ぐらい参加するようになりましたが、今は10人ほどになっています。もちろん、私たちよりずっと前から20年以上続いている方もみゆきにはいます。私たちはできる時に参加するので、ボランティアの数も流動的になり先生たちも頭を悩ますことになるのでしょうか。


台風24号が通過した後の爪痕は、新幹線を見に行く散歩コースのあちらこちらで伺えます。車庫の屋根が飛んでいたり、塩害で庭木や畑の作物も枯れていたりしています。
やっと着いた休憩場所で水分補給しながら眼下に新幹線が通過するのが見えます。通ったときは私たちも「わぁ~速い!」って一緒になってはしゃいじゃいます。
今日は陽射しは強いのですが、秋風が心地よく、トンボもたくさんいて、すっかり秋の気配になっています。


今日、ボランティアの一人から「1年以上続けてきたけれど、先生方の名前は知らないのよねぇ。手をつないだ子どもたちの名前は覚えるけれどねぇ」と言われました。「ただ手をつないでお散歩するだけでも神経を使う時もあるし、途中で歩かなくなってしまった時に抱っこしちゃいけないみたいだけど、本当は先生たちはどう考えているのかしら?」と。さらに「もしもの時どうするの?ちゃんと話し合っていくべきじゃない?」と指摘されました。
子どもたちとの楽しい時間をもっとボランティアも安心して関われるようにしなければボランティアも増えていかないのかなぁと考えさせられました。