山下ふみこオフィシャルブログ
ボランティア
2018.06.18
子育てママのディサービスin万葉の湯


今日は沼津市民間支援まちづくりファンド採択事業の一つである「ママディサービス」。
このディサービスは子育て中のママのための育児相談、栄養相談、産後のヨガ、そしてママだけでゆっくり温泉入浴と食事をとる間、赤ちゃんを3時間にわたり託児をする。
育児を毎日しているお母さんを癒やせる場所をということで県東部地域で初めての取り組み。
サービスを受けられるのは、市内に住む生後4カ月から1歳未満の子供とその母親。毎回定員いっぱいの子育て応援プロジェクトで、ママたちからは続けてほしいという声が多く寄せられているという。

静岡市ではH27から取り組まれている。
民間宿泊施設を活用し、0歳児の母親に休息や育児相談の場を提供する静岡市の「ママケアデイサービス」は3年目。
静岡市子ども家庭課では「母親が家庭や地域から孤立するのを防ぐ一助にしたい」とした上で、「出産後の支援を手厚くすることで、もう1人産もうという意識にもつながってくれれば」と話す。
児童虐待により命を落とす子供の6割が0歳児という統計もあり、こうした不幸な事案を減らすことへの期待も込められているという。
単なるファンド事業で終わらせず、子育てママたちの意見を取り入れながら、藤枝市のように「子育てするなら〇〇」と言われるような政策の一環として考えてほしいと思う。
静岡市では継続的な事業として取り組んでいる。子育て支援の単なる目玉イベントではなく、子育てママたちの意見を取り入れながら、毎年スキルアップして事業を育ててきている。
また、藤枝市のように子育て世代の人口が増加しているまちが今どきあるというのも驚きだが、やはり子育て世代の政策に力を入れることはまちづくりにも大きく影響を及ぼす。沼津市も「子育てするなら〇〇」と言われるような子育て施策の一環として考えてほしい。
また、ファンド事業として機会を与えたなら、今度は担当部署がさらにその事業を政策の一環として検討するような仕組みづくりをしたらどうだろう。市民のアイデアと工夫を生かさない手はないと思う。
2018.06.15
子育て支援基礎講座
6/14子育て支援基礎講座(前期)4回講座のうち2回目が終了。今日は救命救急法を学ぶ。乳児と未就学児と児童(15歳まで)各年齢に合わせた心肺蘇生とAEDと合わせた一次救命処置を学ぶ。
何度も何度も繰り返し行う実地訓練は緊張感に満ちていた。一つ一つがすべて必要な手順であり、手抜きは一切できない。最後は実地試験があるという講師の言葉に16名の参加者全員が否が応にも真剣にならざる得ない状況をつくっていく。
何といっても駿東伊豆消防本部救急ワークスステーションの講師の方の手際のよいレクチャーは、3時間という長丁場があっという間であり、程よい緊張感があって、充実した時間でもあった。
4講座と実技が終了すれば、子育て支援活動のボランティアができるので、やはり受けておきたい講座であり、友人が勧めてくれてラッキーであった。
今回16名無事に普通救命講習修了証を得ることができた。
救命処置を救急車が来るまで行うことができれば、助かる命の確率は2倍にもなるというからには、多くの方にこのような実地を受けて欲しいと思う。




2018.02.02
少女たちの伴走者Colaboの活動
仲間の議員や教師を目指す方と東京の夜の繁華街を歩きながら、少女たちの実態を探るスタディツアーに参加。まずは自分たちの目で見てくださいと夜の街を3時間歩き廻る。私たちは日常の生活ではわからない、少女たちの現状を知ることがこの日の研修である。同じ繁華街でも通り一本違えば、そこは少女を商売にしている闇の世界を現実のものとしてみることになる。
勇気を出して話しかけてみると、明るくて、受け答えもしっかりして、あどけなさが残っている10代の少女たちである。こんな夜の寒い中で、客を求めて声をかけ、立ち続けている。そこは普通の会社帰りの人も、食事をとろうとしている人も、少女たちを求めてさまよっている人も混在している。
きっと普通に歩いていたら、何もわからなかったかもしれない。でも注意してみてみると、そこには少女たちを監視している男の姿や、少女たちをスカウトする男たちがいる。
スーツケースを持った制服を着た少女の二人組がその男たちに声をかけられている。迫る危険を感じているのだろうか。
無料案内所というネオンがピカピカ輝いている店があちらこちらにある。そこもすべて少女たちをあっせんしたり、派遣したり、紹介しているところらしい。

家族や学校、友達のつながりを失い,さまよい、夜のまちで性的搾取の対象になっていく少女がいる。また、SNSが広がって、普通の家庭の少女たちも、いつでも、どこでも声をかけられる危険にさらされている。SNSが9割で、路上で声をかける男たちばかりではないことを知る。
この世界が存在している現実には、少女たちを商売にする大人とそれを買う大人がいるから成り立つ闇の世界。でもそれが当たり前のように横行している今の現実。
今回参加したColaboの活動は、虐待や性暴力被害から、行き場のない、食べることも寝るところにさえ事欠く少女たちが、安心して過ごせる場所を提供している。今日泊まるところがない、帰れるところがないという少女たちの緊急避難場所としての一時シェルターと自立を目指す20歳前後の女子のためのシェアハウスも運営している。そこで生活する間に生活スキルを身に着け、自立した生活を目指す。
なぜ、社会が少女たちを守ることができないのか。少女たちを守るにはどうしたらいいの。どうかかわればいいのか。児童相談所があるじゃないか?って。公的機関は本当に助けを求める時間帯には業務は終了している。事務所を構えていたって、助けが必要な人は窓口で待っていてもいかない。
Colaboはそういうところに自ら出かけていくことが、本当に助けが必要な人に会えるって。本当に少女たちがやばい時に、仮眠場所だったり、シャワーだったり、支える場所を提供してあげたいと心から思っている人たちが運営しているのがColabo.
本来政治がやるべきことを、Colaboの支援活動は、それをやらざる得ない日本社会の貧しさを見せつけられた。少子化と言って子どもが大事だと言いながら、子どもの人権をどう考えているんだろう。
誰もが幸せに生きる権利があるにもかかわらず、努力が足りないとか、自業自得とか、自己責任と言ってますます追い込んでいく社会になってしまっている。
大人でさえ息苦しく、自殺は世界一という日本の社会に、どうやって幸せに生きる方法を見出してあげることができるんだろう。
Colaboのスタッフは本当に若い人たちである。その活動は多くの人たちの共感を呼び、支援されている。その方たちの言葉一つ一つに自問自答する。幸せになれるってことを信じる大人になってもらえるために私に何ができるだろうか。
一般社団法人colabo https://colabo-official.net/
2/1東京新聞↓
東京都には既に青少年健全育成条例がある。今回は「自画撮り」を他人に送り、それが発端で悪用される被害を防ごうと、送信を求める行為に罰金を科すというものだが・・・
2018.01.21
第97回香貫山影奉仕
97回目の香貫山の清掃。今年初めての活動なので、終了後にお汁粉で乾杯!
これからの香貫山影奉仕の活動にむけて、みんなの意見は、まずは怪我をしないこと。そして、自己管理をしながらチボチやっていきましょうと話し合う。


枯れた桜の木はてんぐ巣病にやられている。感染していくので処理はちゃんとやらなくては。


↑今年初めての香貫山の活動はお汁粉でお祝い。どうぞ今年も怪我のないように、ぼちぼちと楽しくやっていきましょうということでよろしくお願いします。
2017.12.25
第96回香貫山影奉仕
12/16(土)第3土曜日は香貫山の清掃の日です。来年4月に10年目を迎えます。
新しい仲間も入ったり、ちょっとお休みの人もいたり、無理せず、できる人で出来ることをやっていこうと言いながらも、下草狩りや枯れ枝の処理、側溝の泥や枯葉の掻き出しは、最近になって大変と感じることが多々あるようです。
山の斜面での下草狩りは一見なだらかな斜面のようですが、足元が滑りやすくなっているような時は、危険が伴います。斜面で刈った枝等を一定の長さに切り揃えて、束ねて搬出する一連の作業は、結構、骨の折れるもので、「少し作業の見直しをする時期に来たのではないだろうか」という意見があった。
知らず知らずのうちに齢を重ね、今までできたことも徐々にシンドクなっているのかもしれない。この9年間、仲間の誰も大きな怪我や事故もせずに今日まで来たことは、とてもラッキーなことというよりも、メンバーの配慮があったからこそではなかったろうか。そういうメンバーに支えられて活動が続けてこれたと思う。
この香貫山に魅かれて毎朝登ってきたことがきっかけとなり、その思いが清掃活動につながった。誰のためでもない、各々がこの山に思う気持ちの表れが、この活動に繋がっているのだと思っている。
新しい年を迎えるにあたり、みんなで率直に話し合える関係性をちゃんとつくっていきたいと思う。本当にこの山を通して、茶屋の杉本さんを始めいい仲間に巡り合えたことが最大の宝物だし、香貫山のお陰なのかもしれない。
次回の予定:1/20(第3土曜日)9:00~・雨天の場合はお休み





