山下ふみこオフィシャルブログ

2023年08月

2023.08.26

災害ボランティア 愛・知・人のこと

https://www.aichijin.org/post/2023/06/06-%E4%BB%A4%E5%92%8C5%E5%B9%B4%E5%8F%B0%E9%A2%A8%E4%BA%8C%E5%8F%B7%E7%AD%89%E5%A4%A7%E9%9B%A8%E7%81%BD%E5%AE%B3%EF%BC%88%E6%B2%BC%E6%B4%A5%E5%B8%82%EF%BC%89

令和5年台風2号(沼津市)6/6~8/19までの愛知人の活動について

6/2、沼津市を襲った台風2号の影響は一昨年(2021/07)以上に大きな被害を被った。

2年前にも沼津市はお世話になった「災害ボランティア愛・知・人」は、台風後、社協や市民の方々から連絡が入り、災害ボランティアとして6/68/19まで2か月以上にわたって、炎天下の中、床下に潜っての作業は相当な重労働であり、愛知人のボランティアネットワークは全国に広がっている。

社協からの要請とは言え、彼らの活動は住むところから生活までは全て自分たちで賄っている。

沼津市に入るにはまずは住まい探しから始めなければならない。

自力で住まいも探さなければならず、一昨年のご縁もありSOSが届いた。そこで友人を頼りに探し回ったが、現実は12か月間だけ敷金も礼金もなしで安価で貸して下さる不動産屋はいない。

今回、たまたま友人のアパートが1部屋空いていて、「市民のために来てくださるのなら」と無償で貸してくださった。

自力で復旧できないお宅はたくさんある。特に高齢者宅。

今回も床上浸水は150件以上に及ぶ。

ボランティア活動は手弁当でというのは当たり前にしてしまっていいのだろうか。きっと社協や沼津市からの援助はある?

いえいえないない。

彼等の活動をずっと見てきたが、2か月以上にもわたり、床下に潜り込んでの作業に、やっとニーズがなくなって「お陰様で・・」と言って、静かに帰られて行ったが申し訳ない気持ちでいっぱいです。

救いはアパートを無償で提供して下さった大家さんには本当に感謝しかないです。

狭い床下は女性の方がもぐりやすいという事で、潜っていた彼女たち。作業着を脱いで汗だくの笑顔がまぶしい。

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大家さんのご厚意により、畳もすべて変えてくれて急遽借りられることになりました。お部屋は風も通るので、何とか扇風機でこの暑さを乗り切れたようです。
本当にここを無償で貸して下さる申し出があって感謝しかないです。(市営住宅もあたってみたのですが・・・)

2023.08.26

沼川放水路の現場視察その2

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この上でダブルクリック - ここにキャプションが入ります。

沼川放水路は10年に1回程度発生すると想定される規模の洪水による家屋浸水被害をおおむね解消することで地域の安全安心に寄与すると書かれている。

其の10年に1回で示されている浸水被害状況は、左に示されている過去の被害状況。

R3年7月、R5年6月の被害状況は、この沼川放水路の計画時には起きていなかったわけで、もちろん想定されていなかったと思う?

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沼川放水路:完成はこの沼川の事業費370億円はH24に試算されたものだという。見直しをかけなければならない時期に当然なっている。昨今の更なる資材・原材料、電気等の値上げなどで相当な事業費の見直しになるであろう。

又、この事業の困難さ、特にJR東海道線の下を潜るトンネル工事は想像を絶している。

1・暗渠の部分は砂州と言って砂の堆積構造になっているので、地盤は緩く掘り下げると地下水が溢れ出てくるという。この流域には60基ぐらいの井戸があり、井戸を枯渇させないためにも工事の手法はとても困難を要するという。

2・下流工区(暗渠区間900m)はJRの線路から海岸までは、線路があるために地下に巨大な水路(トンネル工法のカルパート)を整備しなければならず、この暗渠区間が相当大変な工事を強いられている。特にJR東海道線の区間は24.2mしかないにもかかわらず施工期間がR1~R9となっている。

線路から2m下を鉄の箱を一本一本通していく河川トンネル工事は、その振動でミリ単位で線路がずれることがないように、掘る作業は手作業でスコップで掘るしかないという。
今年1月からHEP&JESという特殊工法で、線路下の工事を電車を止めることなく工事を進めていく気の遠くなる作業です。

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炎天下の中を案内して下さり工事関係者の皆様のご苦労を垣間見させていただき本当に驚きの連続でした。

工期は順調にいって令和14年、下流工区は令和10年に常襲浸水域の一部は解消されるという事です。

関係者が言うように放水路ができたから浸水が起きなくなるというものではない。水災害は流域治水という観点から国県自治体と協働しながら、この気候変動に住民の命と安全を守るために最優先すべき事業だと痛感した合同視察でした。感謝!

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2023.08.25

富士市議会と合同視察で沼川放水路その1

8/23(水)富士市議会との合同視察で富士市の「新環境クリーンセンター」常葉大富士跡地に時之栖が整備したホテル併設の封号方スポーツ施設「エスプラット フジスパーク」、沼津市に建設中の「沼川放水路」の3か所を1日かけて視察。市議会の交流事業という事でこの3か所の視察となった。

特に沼川放水路の状況は常襲浸水域に住んでいる住民にとって待望の放水路である。

事業計画は平成24年~令和14年(完成)と20年かけて整備される。目標は10年に1回発生する降雨による家屋浸水被害を解消する為である。というが・・・

事業費は370億円(H24年試算)で既に202億円を投資(投資率は54.6%)、用地取得は98.9%(R5年1月末時点)

事業は11年前に計画され、10年に1回の洪水による浸水被害を解消という。しかし、R3年7月そして今年6月の洪水規模に対しても対応できるのだろうか?

また昨今の降雨の状況はますます激甚化の様相を呈しているので、沼川放水路だけでは浸水被害は解消できない現実に向き合わざるえないだろう。

担当者の説明にも、沼川放水路ができたからと言って、これまでの水災害被害が解消されるわけではない。これからは「流域治水」の考え方が必要であるという。

気候変動の影響により水災害の激甚化を踏まえ、国・県は堤防や放水路の整備などの対策を加速するとともに、その流域に関わる自治体も協働して水災害対策を行う必要がある。

12年前には10年に1回の洪水を想定して計画されたのだろうが、今では沼津市にとって過去最高の降雨量と言われる水害がこの2年で2回来ている。

2023.08.22

高尾山古墳の道路整備の入札参加申請

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00142/01670/

 

静岡県沼津市は、都市計画道路沼津南一色線の建設予定地に見つかった古墳を橋とトンネルの併用でよけて、保存と道路建設を両立させる。古墳と宅地に隣接する厳しい現場環境に対応する技術提案を求め、1期工事を設計と一括で発注する。202391日まで入札参加申請書を受け付けている。

市教育委員会などによると、古墳時代初期の東日本で最大級の古墳だ。市道の整備や宅地開発の影響で、築造時の敷地の27%は失われているものの、文化財としての価値は高いという。

2023.08.22

第46回高尾山穂見神社の清掃活動

8/22、午前6:30~開始した神社の清掃活動。今日は7:00からの予定がこの暑さと用事があって、急遽早めたのだが、すでに陽射しは厳しく雑草は元気よく伸びています。

それでも、まだまだ日中に比べて気温も緩やかだが、汗が目に入るぐらいの暑さだったのかなぁ。汗が目に入りそうになり「手術をした眼にはやばい!」と不安が一瞬横切ったが、逞しい雑草の多さについつい夢中になってしまった。

2023.08.21

全国政策研究集会 in 東京

8/18~19日の2日間の研修。
毎年、開催地での夏季研修は全国からの議員との交流も含めて有意義でハードな時間を過ごす。
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今回は退院したその日はオンラインでの研修に切り替え、翌日は9:00からの研修に参加。
虹とみどりの研修は女性議員が大半を占めているのが特徴だが、今回は新人議員が100名から参加しているという。会場はやる気と熱気に包まれクラクラするほどである。
法政大学総長の廣瀬克哉さんの「自治体からの平和の提言」の講演。議会改革の研究者として著名な方ですが、法政大学の総長に選ばれた、選んだ法政大学にとても関心をもたざるえない。こういう総長のいる大学生をとても羨ましく思う。
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研修後、歴史的景観や建造物を壊して超高層ビルを林立させる神宮外苑地区再開発事業の実態を酷暑の中、市民団体の方の説明で現場を歩く。
この一帯の緑豊かな景観に、東京都は再開発事業の認可をしたことによって300本以上の大量の樹木伐採や更なる高層ビルが林立しようとする状況に、景観保存、環境破壊を長年訴えてきている方々の話を聞きながら、胸が痛くなるほどに長年の活動に頭が下がります。

2023.08.20

災害救助法適用見送り沼津市

8/18の静岡新聞のサイトです。
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沼津市を襲った6/2の台風2号で、警戒レベルが最も高い「緊急安全確保」を一部地域に発令していたのに、災害救助法の適用申請を見送っていたと言う記事である。
これについては個人的に災害後、県に問い合わせたが、当時の見解では、「沼津市の規模では300戸からの床上浸水がないと難しい」という回答だったように思う。
しかし、西添地区など大きな浸水被害が2年前もあり、今回も床上浸水など被害を被った地域は拡大しているにも拘らず、災害対策本部の立ち上げもなかった。
昨今の2回の大きな被害について、富士市は災害対策本部を立ち上げたにもかかわらず、今回も立ち上げなかった沼津市の危機感のなさに、私は(一般質問においても)警鐘を鳴らし続けている。
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また未だに黄瀬川の白滝排水機場のポンプが止まったことによる浸水についての原因究明は公表されていない。もう2か月半以上経過している。既に台風シーズンを迎えようとしているにも拘らずである。
全国のお盆の時期の台風の影響による甚大な被害もあり、住民の不安は増すばかりである。
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未来の風は河川課に、住民説明会を一日も早く設けるべきであり、途中経過でもいいので河川課には説明を求めていたにもかかわらず、3週間たっても何の説明もなく、未だに音沙汰ナシである。
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特に災害は住民生活に直結し重要な問題であり、迅速な対応と原因究明が求められているにも拘らず、どうしてこういう状況が続くのだろうか?
被災した住民はもちろん私たちも不信感は募るばかりである。
狩野写真

2023.08.14

感謝する毎日5つ

7月に友人から手紙が届いた。私とのご縁に感謝していると言うのです。わざわざ忙しいなか、手紙を頂くほどのことをしたわけではないのに、私こそ恐縮してしまう手紙でした。

昨年、ウクライナで描かれたキッズゲルニカを富士宮市在住の渡辺実さんからお誘いを受け、沼津市役所、そして市立高、暁秀高校、桐陽高校と展示。その後、厚木市へ繋ぎ、静岡市そして全国へその輪が広がっている。

そのご縁の中でキッズゲルニカ展示は皆さんから寄付もしていただきました。

その方は「ウクライナへの進行が始まった直後に、地方自治体として何ができるのかが分からない中で、キッズゲルニカ展はその具体策となりました。それに伴って、(市民や子ども、市役所を巻き込んで)キッズゲルニカの制作ができたことは、参加した子ども達のみならず、制作の委員(大人の画家)や市にとってもプラスとなりました。…」

その後、この描かれたキッズゲルニカは多くの場所で展示されることになり、国内外の友好都市での展示に繋がっていくでしょう。

そのきっかけは、私とのつながりの中でご縁を頂いたからというのです。

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そして、私へ手紙を書いたのは「ハーバードの人生を変える授業」を読み始めたのがきっかけだという。

その方は、「感謝のノートを作る」との記述があります。感謝の対象は、両親や親せきなど様々思い当たりました。その中で、本当のことですが、手紙を書いたのは山下さんが第一号です。」と結ばれていました。

私こそ感謝です。感謝はまた繋がっていきます。

2023.08.12

第164回香貫山影奉仕の活動&原田濱人句碑

毎月第2土曜日の香貫山影奉仕の清掃活動は、夏の暑い最中も時間通り9:00~開始。作業をしていると朝が目に入っていたいの南尾。もうちょっと朝のうちにと思うが、誰もそうしようと言い出す人がいないのです。しかし、まだまだ香貫山には涼しい風が吹くのです。この山に足を踏み入れた途端、ホッとするのです。

駅から徒歩30分ぐらいに香貫山があり、駿河湾、富士山・箱根山・アルプスまで一望できるのは日本でもそうはないんではないかと思っている。

先月、原田濱人の句碑を途中まで磨き、気になっていたのだが、今日やっときれいになった。上出来!それにしても沼津市内のこのような句碑がどれだけあって、ちゃんと維持されているのか気になる。
この句碑は教育委員会の所管。
「玉磨(す)りて いにしへの日は 永かりき」香貫山の下には玉造神社がある。昔、この黒瀬、中瀬町周辺は玉造が盛んな地域であったという。
原田浜人は1884年に現浜松市原島町に生まれ、1922年に旧制沼津中学(現沼津東高等学校)の教師となる。高浜虚子の門に入り、俳誌「ホトトギス」で活躍し、県内の俳句活動にも深く関わり、その業績を讃えるために1965年に建立された。裏には武者小路実篤の原田を讃える言葉が刻まれている。

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仲間の一人が草刈り機で草を刈っていると、突然スズメバチが、手袋の上から襲い掛かって刺した。とりあえず、病院へ行き、診察をしてもらい大事には至らなかった。しかし、山に登っている人が襲われないようにウマ設置し、注意の貼紙をつける。
ごみ収集課にこの状況を伝えると、「担当はクリーンセンターであり、今日は誰も来ていないので連絡は来週になります」という返事。「この巣をそのまま放置して誰かに被害が及んだら、対応しなかった市の責任にはならないんですか?」と聞いてみると、「・・・」一応、「今日のゴミ収集に来てくださるときに、現場確認をお願いします」と言ったのだが・・・

2023.08.05

白滝排水機場その後

8/4(金)河川課からの報告を受けるにあたり、もう一つの質問事項・仮設ポンプの規模の内容と概算もわかる範囲で説明を求めていた。しかし、回答はなかったのだが・・・

排水機場のポンプが稼働しない期間、約2か月間、仮設ポンプを設置していたが、その規模は非常に大掛かりなものであった。市民からの問い合わせがあったので、この仮設ポンプの設置費がどのくらいかかるものなのか、残念ながら今回の質問事項に挙げていたのだが、これについても2か月設置していたにもかかわらず、概算さえ言えない状況には唖然とするしかない。

緊急時とはいえ、概算の見積もりもしないで発注をかけているとしたら驚きである。

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沼津市が管理する排水機場は、建設から概ね 20~30 年以上が経過。
特に使用頻 度の高い排水機場ではポンプ機器の劣化が激しく、老朽化による性能低下が懸念されている。 そうした中、排水機場の適切な維持管理に資することを目的に、これまでの重大な損傷が発 生してから対処する事後保全型の維持管理から、損傷が軽微なうちに対策を行う予防保全型の 維持管理へと転換するため、長寿命化計画を立案。

白滝排水機場は平成20年設置され16年経過。昨今の豪雨状況によっては、ポンプの吐出量等の機能が、現状に追い付いていないのではないかという住民からの指摘もある。そうなると、現状の復旧を急ぐことは台風シーズンを迎えるにあたり当然だが、検証によっては排水機場の規模の問題も関わってくる。
そうなると30施設すべての排水機場の老朽化や更新問題も避けて通ることはできない。
長寿命化計画では、直近10年間の期間内では2.5億円/年。事業費ピークは3.6億円/年。しかし、これは今の老朽化した排水機場の更新で平準化した費用である。

長寿命化計画の対象施設は、沼津市を管理する30施設の排水機場の電気・機械設備、及 び土木・建築施設とする。

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