山下ふみこオフィシャルブログ
2019.06.24
一般質問「子ども子育て支援」 NO2
待機児童が毎年いる中で、特に希望する園に入りたくても入れない児童が多くいる。その状況について

上記の表を見ると、H31年4月現在で入所できなかった児童は77人。そのうち、1園だけを希望する児童が54人もいるという。実際、申請するときには第3希望まで記入することになっているのに、1園だけというのは、希望園に集中してしまうので入所できない状況となっている?という。
特に希望者が多く、利用できなかった地域は大岡、金岡、第1、第5地区という。果たしてそうなのか、検証していく。

希望者が多い東部地域について
4月の利用者と定員を比較:H31.4月の0歳児の利用者は定員が96人のうち、41人。3歳児は150人の定員のうち137人、4,5歳児も定員を満たしていない。
3月と4月の利用者を比較:0歳児は3月106人で4月は41人、1歳児では140人が4月は135人。つまり、3月の利用者数は大きいが、実際は、4月においてもその人数分の枠は受け入れ可能数と言える。
2019.06.23
第1回定例会 一般質問
6月7日(金)から始まった6月議会は、17,18,19日と3日間の一般質問と議案質疑。今回、私は昨年からの懸案事項であった保育園問題に取り組む。特に母親からSOSのあった待機している児童の問題や兄弟が別々の園に入所している状況に愕然とした。まずは現状がどうなのか、改善を見出すことができるのか、調査をしていく中で色々の問題点が見えてきた。これって、できないのではなく、やらなかっただけじゃないの・・・・
私の主旨
子ども子育て支援新制度のもと、平成27年度【2015年)を始期とする5か年の「子ども子育て支援事業計画」が開始され、第1期の計画期間である2019年の終了期が早くも目前となっている。
この間、消費税の増税と「保育の無償化」も計画されているものの、なお判然としていない状況と思える。いずれにせよ、新制度における現状や課題をしっかりとらえ、必要な是正を踏まえた新たな計画の策定及びその運用を確保し、本市における子ども子育て制度の充実を求め質問をする。

毎日、不登校、いじめ、自殺等、子どもの社会においても閉塞感は言うに及ばず、虐待、育児放棄、貧困など親子や家庭の在り方も複雑化し、様々な事件が日々顕在化している。
家族の始まりすなわち子育ての始まりへの的確なフォローこそが喫緊の課題です。
2019.06.01
フジ虎ノ門こども病院 6/3オープン
東部地区において待ちに待った子ども総合ケアセンターフジ虎ノ門こどもセンターがオープンする。
http://toranomon.or.jp/pdf/kodomocenter.pdf
子どもの病気や発達障害、肢体不自由などこども診療部門と心理相談などのこども・家庭相談部門、放課後等ディサービスや学童クラブと登校・登園障がい支援等のこども支援部門、そして小児リハビリテーション等の様々な原因で学校に通えない子どもたちや難病に苦しむ子どもたちが生き生きと安心して生きられる環境を目指す子どものための総合ケアセンターである。

2017年、4/29の議員連盟の講演会の中で横田医師はこんなことを言っている。
横田医師:子どもは未来を担う大切な宝物 成熟した社会では、人々は次世代のことを考えます。目の前の経済のこと、社会のこと、 政治のことだけではなく、次世代の素晴らしい子どもたちを育てることが、親や家族だけではなく 社会の大きな責任であると考えます。子どもは次世代を担う大切な宝物だからです。
子どもを宝物とする思想は私たちの社会全体をよくする考え方でもあります。 しかし子どもは、例えば隣でタバコを吸っている人に苦言を呈することができないように、 自分から社会に向かって発言できません。小児科医はそのような子どもに代わって社会に 発言する(アドボカシー)責務を負っています。
横田先生の講演は発達障害児者に関わる全ての関係者に希望の光を見出すものであった。
先生は「私は将来を悲観はしない」と言い切る。どんな困難なことでも、現場の中からどういう風に作るのか、その話の中に、次の手が生まれてくる。そして次のステージが展開する・・・それを実践してきているからだろう。
さらにシニア世代は社会に対して発言していかなければと・・・私たちは子どもに対して何をしてきたのだろう・・・と問いかける。
その後、横田医師の考えに感動し、虎の門病院へ押しかけて行った。まさかこんなに早くこどもセンターができるとは・・・
当時の先生の講演会のことを綴ったブログがある。
https://yamashita.fm/blog/2017/05/6595/