山下ふみこオフィシャルブログ
2018.07.15
西日本豪雨災害の募金活動 by NVN

NPO法人NVNの活動の一環として西日本豪雨の復旧支援のための街頭募金活動が、この連休中7/14~16と行われている。
私も何とか少しの時間でもと思って参加する。
街頭に立って道行く人に呼びかけ始めると、想像以上に今回の豪雨災害は関心が高く、またお盆で帰省している方もいて、県内県外問わず多く方々が他人事ではないからと言って募金をして下さる。
またタオル、石鹸等の呼びかけにはそれはそれは多くの近隣市町の方が、袋一杯に持ってきてみるみるタオルの山がいくつもできるほど。その根底には
明日は我が身ですと言って寄付をしてくださった方の何と多かったことでしょう!!


7/16の13:00~15:00まで仲見世商店街で、募金活動やタオル等の寄付を呼び掛けているので、ご協力お願いします。
既に倉敷市の被災地で活動する災害救援ボランティアに備蓄していた5000枚のタオルを送る。これも普段からタオル等の協力を呼び掛けているので、いざとなったときの素早い対応に本当に多くの方が市内外から集まって下さっている。今回の募金活動に協力している状況を目の当たりにして、NVNが今まで地道に日頃から実践に即した防災訓練を行っていることが、多くの方々に認知され、信頼されているからこそ沼津市以外からも多くの協力者が駆けつけてくる。
今まで私たちは実践に即した避難訓練をしているだろうか?今回、改めて自分の災害認識の希薄さに反省をさせられる。明日は我が身ですと言って寄付をしてくださった方の何と多かったことでしょう!!
2018.07.14
なないろの風 in 静岡
この上でダブルクリック - ここにキャプションが入ります。
7/13なないろの風の事務局会議があった。代表の川崎市議から倉部市議に交代し、今年度のなないろの風としての活動について話し合う。私たちの活動の主旨は、女性が政策決定する政治の場に、いないことで多くの課題があると考えている。より多くの女性が参画することで、より多様な声を公平に反映させることが、政治に関わる私たちの責務だと考えている。
女性が立候補するためには何が必要なのか、どうすればいいのかなど、政治キャラバン隊を組んで各地で懇話会もやってきているのだが、参加者の中でも、いざ立候補しようとすると、夫の反対があったり、介護が始まったりと困難な状況を抱える事が多いのも現実。
今日の議論の中で、「政策等の意思決定の場に女性がいなかったことが、ここまで少子化を進めてきてしまった。女性は今まで結婚するか、仕事をするのか、男性と同等の仕事をしようとするには、2者択一を迫られる社会環境だった。「生活は政治」なのに、その意思決定の場に女性がいなかったことで、女性が自分らしく生きる社会を(政治が)つくってこなかった結果が、少子化につながったのは当然・・・」という意見が多く出た。
特に政治の場において、男女の比率が未だに10%~20%が多く、出馬するにも、また議員として活動をするにも,男性議員より家族に負担をかけている。
現実、まだまだ女性議員が少ない中、なないろの風の対外的な活動としてどうすればいいのか。来年の統一地方選を踏まえると、当事者たちにとって時間は限られている。
この4月に政治分野における男女共同参画推進法案が衆議院において可決
(↓画像クリック)
本法案は、政治分野における男女共同参画を効果的、積極的に推進するため、国政選挙及び地方議会選挙において男女の候補者の数ができる限り均等となることを目指すこと等を基本原則として定めるもの。
遅きに失すると言えるが、日本の政治においては、重要な第一歩を踏み出したと考えるべきなのか。
日本は、1945年に女性に参政権が認められてから73年が経つが、世界経済フォーラムのジェンダー・ギャップ指数は、144か国中114位であり、主要先進国の中で最下位という惨状。
今回、国が出した法律に基づいて、地方の自治体は何をすべきなのか、法律を出したからいいだろうとなりかねないので、やはりこの法制度を受けて、なないろの風としての役割をきちんと提案していこうということになる。
今回、私たちが注目している方を講師としてお呼びしようというところまで話は進む。
それにしても各自治体の課題や政策的な意見交換も話が尽きなかった。

2018.07.10
高尾山古墳と和島誠一賞

先日、市長に表敬訪問をして写真にある「和島誠一賞表彰状」の報告がされたと伺う。
この賞は2000年~行われ、毎年そうそうたる顔ぶれの方々が受賞されている大変由緒ある賞だということを関係者からも伺う。
2015年6月議会に高尾山古墳の調査費が計上され、取り壊しの予算は議会で可決された。にも拘らず、議会の可決直後に、当時の栗原市長は、予算執行の一時停止を表明した。
当初、関係者の誰もがこの古墳はなくなる運命だと思っていたし、その方向で進んでいた。
しかし、市民運動の盛り上がりと同時に水面下で本当に多くの著名な方が動いていた。その一人に歴史学者の磯田道史さんも、彼の著作の中にもこの高尾山古墳の経緯は書かれている。
この表彰状を見せて頂いた時には、当時のことを思い出して、またこうしてその時のことを忘れずにいて下さる方がいることに本当に胸に迫るものがあった。地道に誠実にやってきたことが報われた瞬間であった。
https://yamashita.fm/blog/2015/06/6378/

