山下ふみこオフィシャルブログ
2015.06.27
県内女性議員を増やす会・なないろの風
昨年、県内の女性議員を増やそうと女性議員を中心とした会「なないろの風」が立ち上がりました。
メンバーの中で4月の統一地方選には市長選、県議選、市議選を連携をとりながら闘いました。
私にとって今回、始めて市外から女性議員が応援に来て下さったことは、とても刺激的で心強さを感じました。お互いに多くの矛盾を抱えながら活動をしているので、会えば意気投合します。
そして「うんわかる。その気持ち・・」多くの言葉を語らずとも、共感しあえる存在がいることはとても力強く、そして地域の状況を知ることは、自分のまちに活かすこともできます。
今まで政党に属さない女性議員は、各議会においても少数派の存在であり、セクハラ、パワハラ等多くの矛盾を抱えながら活動をしてきました。今回、県内の女性議員が抱える問題を共有し、一緒に解決策を図っていく中で、志ある女性議員を増やしていく活動に繋がればと「なないろの風」が立ち上がりました。
今回、その第1弾の講演会を開催します。(画像クリック→拡大)
山田眞知子さんがこの間、日本に帰国中ということで何とかお願いをした企画です。貴重な時間を一緒に過ごしませんか。どなたでも参加自由です。もちろん男性の方も大歓迎です。
※各国の議会でつくるIPU(列国議会同盟)が公表している「女性国会議員比率ランキング」(2014年11月現在)より作成
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女性比率 |
クオータ制 |
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1 |
ルワンダ |
63.80% |
法律型 |
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2 |
ボリビア |
53.10% |
法律型 |
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3 |
アンドラ |
50.00% |
なし |
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4 |
キューバ |
48.90% |
なし |
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5 |
スウェーデン |
44.70% |
政党型 |
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8 |
フィンランド |
42.50% |
なし |
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12 |
スペイン |
39.70% |
法律型 |
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12 |
アイスランド |
39.70% |
政党型 |
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121 |
ハンガリー |
10.10% |
政党型 |
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129 |
日本 |
8.10% |
なし |
2015.06.26
高尾山古墳を知ろう!静大・篠原教授
★★ 歴史と文化を大切にしたまちづくり ★★
第1回目 高尾山古墳を知ろう!
7/11(土)10:00~11:45 第5地区センター
篠原先生との1問1答
質問:どんな古墳ですか?
篠原:古墳時代が始まったばかりの頃で、当時62mと言う大きさは東日本では最大規模の古墳です。
質問:その頃はどんな時代ですか?
篠原:230年~250年という高尾山古墳の年代は、ちょうど卑弥呼が活躍した年代から亡くなる頃までの年代です。副葬品からこの王は武力を背景とした権力をもった人物で、遠く離れた地域とも交渉があったということを示しています。
文藝大の磯田教授は卑弥呼が高尾山の主を常に意識していたと書いています。年代を考えても、卑弥呼が高尾山の王に一目置いていたという可能性は十分あります。
質問:今後、新たな発見がある可能性は?
篠原:これから行われようとしている調査は、残っている古墳を切り崩しながら中を調べるような調査。
調査が進めば進むほど古墳は壊れて、その価値を失われていくことになります。
(以下の画像↓はクリックして拡大)
6/23、静岡県考古学会は、市長と教育長に「沼津市高尾山古墳の保存を求める声明」を持って、面会を求めた。しかし残念ながら会うことはできず声明文を提出。
その後一行は、市議会の「高尾山古墳の保存を要望する市民グループからの陳情書」を基に、文教消防委員会と建設水道委員会で連合審査会の傍聴をする。
★★議員の審査会での考え方について
議員の主張:貴重な古墳だからこそ、解体して調査すべきと言う主張に対して
篠原:ずれた議論だと思う。文化財保護法の理念が伝わっていない。
文化財が失われることは、その価値も失われるということ。
文化財を未来に残すことは文化の向上や発展の基礎になる。科学技術が日進月歩で進化する中、調査技術も発達している。将来の新技術による調査の対象とするためにも、古墳を残す意義はある。
古墳を残すことを犠牲にしてまでの価値ある知見が得られるとは思われない。
2015.06.26
高尾山古墳、何とか両立へ県知事
6/25の県知事の定例記者会見での事。
中日新聞の記者から、高尾山古墳について質問があり、それを受けて県知事がコメントをした内容は、私が当局から聞いている県知事の回答とは違っていたことに驚いている。
記者会見の状況をネットで見る限り、9月の現地を訪れた時に、古墳はどうしても残したいと、そして残せると判断をしていたと受け取れるのだが・・・

そして街路整備課の課長を会見場に呼んで、当時の状況と道路と古墳が両立できると判断をした経緯を語っている。
沼津市は「道路と古墳は両立できない」状況を、昨年12/16に文化庁へ道路の了解を得るために出向き、今年の2月中旬に県の教育委員会に道路事業のために、古墳をなくすことになるので、そのための記録保存をするからと発掘調査をするという通知を出している。
6/24の沼津市議会一般会計予算決算委員会で担当課は、私の質問にこう答えている。
質問:この6月議会に発掘調査費をあげた理由について
答弁:平成27年3/31付で県教育委員会文化財保護課から高尾山埋蔵文化財を発掘調査することについて、条件付きで実施を認める通知が来た。
質問:県教委に出す手順と期間等について。
答弁:市長名で土木工事に伴う文化財保護法第94条の発掘通知は1/13で、沼津市教育委員会の進達をつけて2月中旬に出し、3/31に県教育委員会文化財保護課から返書がきた。
第94条1項に基づく発掘調査の意味とは:
(古墳を切り崩しながら、中を調べていく調査、調査が進めば進むほど古墳は壊れてその価値は失われていく。つまり記録保存のための発掘調査)

上記の写真は委員会の様子:古墳調査費を含む補正予算案が賛成多数で決まった瞬間。賛成13人:反対3人
質問:県教育委員会は申請による許可をしたのか。
答弁:県教育長から市長あてに「高尾山古墳において、極力現状のうち保存ができるように市教委と協議をして下さい。その上でやむを得ず遺跡が失われる部分については、学識経験者等の意見を十分聴取しながら、慎重に発掘調査を実施し、最新の技術や知見を持って最大限遺跡の情報を抽出保存できるよう願います。」という内容です。
(これは県教委も発掘調査を認めたということにならないのか?)
私の意見:6/17の一般質問,24日の一般会計の委員会において、高尾山古墳について質問をしてきたが、「道路か古墳か」における決定プロセスに多くの疑問が残っている。今回県知事の記者会見での発言を受けて、ますます理解に苦しむ一連のこの問題。
昨年9月に県知事が古墳は何としても残すと、高尾山を訪れた時にその方向でいけると思って県街路整備課にその有無を確認している。担当者もそれで出来ると判断をしていたのだろうか。
知事は今回の「両立の方向でいっていると思っていたのが、道路か古墳かの二者択一とは?」と疑問を呈している。
知事の発言をうけて県街路整備課は
(当時)両立する形の模索を探った中で、色々の方法を考えた中で、車線はそのままで歩道の部分を上に回すという形で、古墳をとり壊さない形で、両立を図ると沼津市にアドバイスをした。(当時)
沼津市長は記者会見で、立ち止まって考えるということでしたので、相談があれば、アドバイス・技術的な指導をしていこうと思っている。
(上記の新聞記事は画像をクリックすれば、拡大します)
日詰教授の指摘する問題こそ私が今まで古墳問題に取り組んでいく中でぶつかった問題である。
そして道路と言う判断を下した経緯がよく見えてこない。大事なことは議事録に書かれているはずのものがない。そしてその資料は情報開示請求をしなければ出してもらえない。
議事録に示されていない大事な事が、いつの間にか決定されてしまっている状況があっていいのだろうか。私たち議会としての存在意義も問われているのかもしれない。






