山下ふみこオフィシャルブログ
2023.07.10
6月議会一般質問・水害 その3
https://www.tokyo-np.co.jp/article/261522
河川堤防門の4割に安全規定なし 消防団、豪雨で被災恐れ
総務省が調査した河川堤防の開閉式ゲートの4割は、豪雨時に門扉の閉鎖に当たる消防団員らの安全配慮規定がないことが7/7、総務省行政評価局の調査で分かった。
堤防のゲートは「陸閘」と呼ばれ、平時は人や車が通行し、河川氾濫の恐れがあると閉鎖する。
門扉の操作は、国や都道府県が市町村を通じ、地元の消防団や自治会などに委託するケースが多い。評価局が委託先との協定書などに「閉鎖が間に合わない場合は、避難を最優先する」といった規定があるかどうか調べた結果、42%に当たる46基は存在しなかった。理由は「危険が及ぶ切迫した状況となる可能性は低い」「閉鎖に時間がかかる大規模な施設ではない」など。
2023.07.09
絵本専門店グリムと瑞雲舎
児童書の瑞雲舎出版代表の井上みほ子さんのお話を、大岡にある絵本専門店グリムの飯塚さんの勧めもあって出かけ、井上さんの絵本にかける情熱のすごさに圧倒され、絵本の奥深さに気づかされた。
100年生き続ける絵本の背景には、その時代時代の文化や風土や日常が描かれその時代背景を知ることになるという。
書物はdocument、絵本はまさしく時代のドキュメントである。
さらには何故絵本を子ども時代に読みきかせるのか、何かストーンと腹に落ちたように思う。
井上さんは、絵本は時代のドキュメントがあるのに、それを絶版してしまったら、議論ができない。そこで存在していくことがその時代を実証していくことにつながると。だから彼女は一旦は絶版になった本の権利を買い、その本を復刊する事にも情熱を注いでいる。
コロナ禍は出版業界にも大きな変化を与えたようだ。最初のころはネットでの本が売れたが、昨年秋ごろから書店の店頭の本が売れなくなった代わりに新規参入の出版社が増え、既存の出版社が大変だという。
瑞雲舎の井上さんは、沼津にある絵本の専門店「グリム」があることはとても貴重な事。大きな書店にない絵本もここに来ると出会えるというほど実は絵本の宝庫である。
育っていく家庭に絵本があって、家族の中に絵本があって、そこには幸せの時間が流れる。変わりゆく時代にも絵本を通した会話はいつまでも残るのが絵本。その思い出は私と母、母と娘、娘と子ども、絵本はずっと子供と関わってきている。
そんな時間を大事にしていってほしいと心から願っている「グリムの飯塚さん」。その存在がこの沼津にあると言うのは、とても大事なこと。
子どもにどんな絵本を読んだらいいのか考えあぐねた時や自分へのご褒美にもここに訪れることで、出会える絵本がいっぱいある。
2023.07.08
第163回香貫山影奉仕の活動&原田濱人句碑
第163回香貫山影奉仕の清掃です。
お天気が心配されましたが無事終了。
昨夜の雨後で、蒸し暑くどうなることかと心配でしたが、曇り空の中風も程よくまあまあの清掃日和でした。
今日の私は原田濱人の句碑がカビやコケで随分汚れてしまっていたので、急遽、コケ落としに挑戦。
今日はやり切れず途中までになったが、来月は頑張ろう。石碑の磨き方誰か教えてください。
原田浜人 句碑
原田浜人は1884年に現浜松市原島町に生まれ、1922年に旧制沼津中学(現沼津東高等学校)の教師となるのと時を同じくして高浜虚子の門に入り、俳誌「ホトトギス」で活躍する。
静岡県内の俳句活動にも深く関わり、その業績を讃えるために1965年に建立された。裏には武者小路実篤の原田を讃える言葉が刻まれてます。