山下ふみこオフィシャルブログ

ボランティア

2019.12.06

11月議会 その2

専門職の常駐配置の重要性!(近隣自治体との比較)

沼津市には専門職(臨床心理士CP・言語聴覚士ST・作業療法士OT等)の常駐はいない。しかし、業務委託で、専門職と一緒に保育園等の巡回や出張相談、STによる言葉の教室等がある。しかし、残念ながら近隣市の発達障害児の支援体制には到底及ばない。(↓下記の表を見てほしい)
他市の状況は専門職の正規職員を置き、増え続けている発達障害児はもとより、その疑いのある児童たちへの早期療育支援体制を整備している。また不安を抱えている保護者に対して、いつでも相談できる体制の整備も進めている。
発達障害児の早期発見・早期療育がいかに大事か!!
ある市では「私たちは1歳半健診で見つけることが最も重要だと考えている。そこから早期療育に繋げることで成長過程に大きな違いが出るからです。」と言い切る。

Q:他市の発達支援センター体制の充実については?
A:他市の児童発達支援センターの運営体制について参考にする。(専門職の配置に他市とこれだけの質の格差がついてしまっている状況。専門職の常駐配置は保育士や保護者にとっても、何よりも子どもにとって必須であるはずなのに)
Q:他市では専門職が常駐でいるのはニーズがあるからであり、専門職の必要性についての考えは?
A:専門職の常駐は一貫して同じ職員が指導することにより、一定の効果があるものであると考える。(効果があると分かっているにもかかわらず、何故取り組めないのだろうか?財源の確保ができないってことで済まされる問題ではないはず)
Q:みゆきは国の指針が示す質の高い専門的発達支援を行う機関という認識があるのか?
A:児童福祉法の要件を満たす施設であると認識している。
(国は最低基準を示しているだけで、常に支援の質の向上を図り、見直す必要性を言っている。にもかかわらず、ずっと保育士だけのセンター体制では療育支援に限界が来ている。どの市も専門職の必要性を認識しているからこそ正規職員での確保に努めているのではないか)
Q:最後に市長への答弁を求める。子どもたちの適切な療育支援をするには、保育士はもちろん、常駐する専門職の力が必要。みゆきに専門職がいないのは、ネックになっているのではないか?保育士にその役割を求めるには専門領域が違う。専門職の配置はみゆきの職員にとっても保護者にとっても、何よりも子どもたちにとって必要。専門職の常駐の問題に正面から取り組めるのは市長のリーダーシップが必要です。正面から向き合ってほしい。

11月議会

A:市長の答弁:児童発達支援については、山下議員からの質問のいろいろなやりとりの中においてお話をいただいたところです。例えば、療育を必要とするお子様方やその御家族の方々、そのような御苦労というのはよくよく理解できるところです。このような中、先ほど来の答弁では、沼津市が取り組んでいる児童発達支援センターみゆきおいては、国の基準はとりあえず満たしているというような状況ですが、やはり専門的な、いろいろな療育のことに関してはそういう専門的な指導、このようなことに関してはやはり重要なことであるという認識もあるので、 その必要性に関しては、周辺市町の事例なども申し伝えていただいたところですので、 そのあたりのところを鑑みながら、よく研究をさせていただきたいと思います。

2019.11.28

社会人講話 by 県立沼津西高等学校 その2

沼津西高で社会人講話が終わり1週間がたちました。今は11月議会が始まり、12月4日からの一般質問で毎日徹夜の日々が始まっています。今回の私のテーマは「児童発達支援センターみゆき」の発達障害児のセンターとして、今後の障害児支援のあり方について質します。毎回のことですが、思考がまとまらず行ったり来たりしながら質問の原稿を書き始めている最中1枚の茶封筒が届きました。封を開けると、先週行った社会人講話で私の話に参加して下さった生徒たちの感想が入っていました。恐る恐るその一人ひとりの感想を読んでいくうちに、私が話す以上に生徒たちは私の意をくんでくれていたことが分かった。講話が終わった後の脱力感というか空しさは、「あれはいったい何だったんだろう」って思えるぐらい嬉しいメッセージがいっぱい詰まっていました。生徒たちの感想を読み進むうちに、疲れた頭に新たな力が湧いてくるような気がします。

西高20
西高22
西高21

生徒たちが感じてくれたこと、その一つをちょっと紹介したい。

「私が印象に残ったことは、それは自分で考え、行動することの大切さ。周りに合わせる必要はないというところです。今の私たちは周りに追いつけるように、仲間外れにならないように必死で周りに合わせていることがいくつかあると思います。しかし、今日の話を聞いて今のままではだめだということに改めて気が付くことができました。」
「話す内容の一つ一つに自分の経験や思ったことなどが重なる部分がありすごくあっという間に感じました。これから前に進むにあたって、たくさんのことに興味を持ち、自分の思っているこに勇気を出して周りに伝えられる人になっていこうと」
「自分と違う考え方をする人を認めることができる人になっていきたい」
「政治は遠い存在で自分には関係ないと思っていたことが、実はすべての身の回り事が政治で動いていることを知り、選挙に行かないことは自分たちの首を絞めてしまうことにつながってしまうことだと知る」
今回の感想を頂き、生徒たち一人ひとりが悩んでいることや考えていることに触れることができ、そして、生徒たちの心に少しだけ一石を投じることができたことがとても嬉しい。お世辞かもしれないけど、素直に受け取り、皆さんの思いをしっかり受け止め、小さな声を見逃さずに政治に生かしていける人になっていきたいと思います。ありがとうございました。

2019.11.18

第24回日曜ダイニング親子de BON

毎月第3日曜日の17:30~19:30、ぐるめ街道にある「ぼんどーる」で板長の磯崎さん自らが腕を振るって提供して下さる親子食堂。毎回、発達障害や身体障害のある子どもを持つ親子やひとり親家庭の親子が参加しています。
毎月同じ顔触れではなく、なるべく多くの方に本格的な日本食を楽しみながら、お母さん同士、子ども同士でおしゃべりをする場を設けて2年たちました。2年を振り返ってみると、日本間での本格的な懐石料理に親子ともども緊張していました。スタッフの方々が当初は一つ一つ料理を運んでくださるのも大変なことでしたが、どなたも快く迎え入れて下さり、ぼんどーるさんのご厚意に甘え感謝してきた2年間です。

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今夜も早めのサンタさんが子どもたちへのX'masプレゼントをもってやってきてくれました。先月はハロウィンでした。
ぼんどーるさんも毎回趣向を凝らして子どもたちに喜んでもらおうとお料理からデザート、飾りつけ等に案を練ってくださっているようです。きっとお客様で忙しい時間帯、厨房は大わらわだと思っています。スタッフのドミンゴさんは、普段厳しい板長さんが、この時ばかりはにこやかになってみんなで子どもたちの好きそうなメニューや飾りつけを一緒になって考え楽しんでいますと。
お客様を迎え入れている最中での受け入れですから、厨房はもとよりスタッフの皆様の大変さも想像できます。でも、スタッフの方々に快く迎え入れて下さっているのが親子にも通じているからこそここまで繋がってきたのだと思っています。
今夜も話に夢中になりすぎてあっという間の2時間でした。こういう会話ができる関係にやっと慣れてきたというのも最近のことです。多くの困難を抱えている環境にある人たちが、こうやってみんなで心が開けるようになってきたというのが私の感想です。皆さんに感謝です。

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2019.11.09

第120回香貫山影奉仕のごみ拾い

先月は台風の影響で香貫山影奉仕のごみ拾いは中止になる。台風後の山の被害は香貫山に登る人たちから多くの報告があった。倒木や落石で道路がふさがれていたり、道路一面が枝や枯葉で埋まり滑りやすくなって歩くに危険であったことなど。しかし、驚いたのは、その多くは山に登る人たち自らが解決したことで、数日後にはその状況が改善されていた。

そして今日は毎月第2土曜日9:00からの活動の日。多くのメンバーは毎日ここにきている人たちなので、既に気になるところはきれいになっている。今日は香陵台公園、トイレ、水飲み場、原田浜人(ハラダヒンジン)句碑の周辺の清掃活動。

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香貫山影奉仕3

枯れた木などは短く切って、少しづつ束ねる。又ゴミは分別してゴミ袋に入れるが、これが結構厄介で、割れガラスなどで怪我をすることもあるので注意が必要である。不法投棄はなくなったものの、ごみ分別がされないままごみ箱に捨てられている。また、ごみ収集車で来て下さる方にも負担がないようにすることも必要である。

香貫山影奉仕1
香貫山影奉仕7

原田浜人の句碑が香貫山の中腹、香陵台の下側にあるのは知っているだろうか。
今日はこの句碑の周辺も草刈りをしてくれたメンバーがいた。
明治17年(1884年)長上郡原島村(現、浜松市原島町)に生まれ、大正11年(1922年)、旧沼津中学の教師をする傍ら、俳誌「ホトトギス」の高浜虚子の弟子として活躍した人。

この句碑は昭和401010日に建立されたもの。
碑には
「芸術の永遠性を思ふ 浜人 「玉磨()りて いにしえの日は 永かりき」とある。
碑の裏には武者小路実篤の言葉が刻まれている。

香貫山影奉仕13
香貫山影奉仕15

2019.11.07

高尾山穂見神社のそうじ

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